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五輪に向けた禁煙の取り組み 受動喫煙防止の義務化を
日本医師会常任理事 羽鳥 裕氏に聞く(上) 日本は、FCTC(タバコ規制枠組み条約2004年署名、批准。05年2月27日から発効)の批准国で、締約国は、公共の場での受動喫煙防止対策を促進することになっている。また、国際…

イラン核合意、中東核戦争の可能性高める-元米CIA長官
2016 世界はどう動く-識者に聞く(2) 元米CIA長官 ジェームズ・ウールジー氏(下) イラン核合意をどう評価する。 米国が今まで署名した合意の中で最悪を競うと言っていいほどひどいものだ。もし一番でなければ、少なく…

日韓の慰安婦問題最終合意の紙面で朝日は隠した虚偽報道の悪影響
◆「韓国の新聞で」と嘘 2016年が明けた。元旦は例年になく澄み切った空で、都内の高台から初日の出が楽しめた。全国的にも穏やかな日和で、各地の神社や寺に初詣する参拝客の顔は晴れやかだった。 そんな快晴とまではいかない…

FN躍進、仏政治のカギに パリ同時テロ後の地域圏議会選
昨年11月13日に起きたパリ同時多発テロ後に行われたフランスの地域圏議会選挙では、国民戦線(FN)に大きな支持が集まった。テロの脅威の背後にある移民や高い失業率が挙げられる一方、フランス国民が自国の主権やアイデンティテ…

中国を利する無責任報道
昨年は安全保障関連法に始まり、安全保障関連法に終わった1年だったが、今年はどのような1年になるのだろうか。 昨年12月末に放送された「1年を振り返る年末特番の報道番組」の多くが、相変わらず安全保障関連法が昨年9月に成…

21世紀型の新しい戦争形態
哲学者 小林 道憲 テロと分散に悩む世界 不安に耐える精神的基盤を 今世紀は、2001年9月11日に起きたアメリカ世界貿易センターへのイスラム過激派による自爆テロ事件から始まった。その後、この国際テロ事件は世界各地で続…

「教育立国」で危機乗り越える 下村博文前文科相が沖縄で講演
沖縄県専修学校各種学校協会創立40周年記念 下村博文前文科相が「教育再生・日本創生」と題し講演 沖縄県専修学校各種学校協会(稲垣純一会長)はこのほど、創立40周年を記念して講演会を開催した。記念講演では前文部科学大臣の…

決然と「イスラム国」に対処を-元CIA長官
2016 世界はどう動く-識者に聞く(1) 元米CIA長官 ジェームズ・ウールジー氏(上) 7年間学習しないオバマ外交 オバマ米大統領の戦略で過激派組織「イスラム国」(IS)を打倒できるか。 現在の戦略では無理だろう。…

年末恒例の2016年予測で「まさか」のシナリオ提示する東洋経済
◆イベントが目白押し 戦後70年ということも相まって、昨年2015年は国内外において大きな変化があった。国内的には集団的自衛権行使のための安保関連法成立、海外との関係で見ればTPP(環太平洋経済連携協定)の大筋合意、C…

一面にすぎない中国の再生エネルギー利用を礼賛するNW日本語版
◆風力発電に力入れる 「2016年の問題」と題しニューズウィーク日本語版(2015年12月29日、16年1月5日号)が特集しており、同誌の編集委員や外部識者が分担して記事を書いている。その中で「気候変動」をテーマに、「…

和平反対の比イスラム過激 農村襲撃、民間人ら13人死亡
遅延するMILF和平 懸念されるISの影響 フィリピン南部ミンダナオ島で、イスラム過激派がクリスマスイブに合わせて、キリスト教徒が住む集落を襲撃する事件があり、民間人を含む13人が死亡した。南部では過激派組織「イスラム…

極僻地・レダの成功、地方普及に期待
エコツーリズムにも大きな可能性 アスンシオン国立大学教授マグノ・バレト氏に聞く 北パラグアイ・レダの魚養殖 北パラグアイのレダで日本人が、食用で人気のある魚パクーのふ化と養殖に成功したことは、パラグアイの水産業界で大き…

日本の宇宙基本計画の進展
慶應義塾大学教授 青木 節子 重要な「宇宙状況把握」 防衛通信衛星など成果目標 昨年(平成27年)の1月9日、第三次宇宙基本計画が首相を議長とする宇宙開発戦略本部で決定された。初めて政策目標に「宇宙安全保障の確保」を明…

普天間移設賛成の意見書 地方議会の可決数増へ民間から加勢
「琉球新報、沖縄タイムスを正す県民・国民の会」我那覇 真子代表運営委員に聞く 沖縄県の地元2紙を「正す」ということだが、具体的にどういう報道が問題か。 2紙が偏向しているということでもあるが、事実を違え捏造していること…

LGBT権利VS伝統的価値観 保守派、結婚文化再建へ長期戦
最高裁判決後も米社会を二分 米連邦最高裁は昨年6月に全米50州で同性婚を認める判決を下したが、これで論争に終止符が打たれたわけではない。性的少数者(LGBT)のさらなる権利拡大を求めて新たな闘争を始めたリベラル勢力と、…

海面上昇、故郷なくなる不安-キリバス共和国名誉領事 ケンタロ・オノさん
エルニーニョで浸水被害頻発 キリバス共和国名誉領事 ケンタロ・オノさんに聞く ――キリバス共和国はどんなところか。 大洋州の地図を見ると、青(い海)と点線(国の境界線)しか見られないほどだが、そこには海からの恵みによ…

4年目のアベノミクス、消費再増税控え正念場
新年の2016年が明けた。株高、円安(円高是正)で華々しくスタートした第2次安倍晋三政権の経済政策「アベノミクス」も今年で4年目。デフレ脱却とともに財政健全化を強く意識し、2年目に実施した消費税増税以降、その勢いはすっ…

辺野古反対運動の同調圧力
詩人・美術評論家・沖縄県文化協会顧問 星 雅彦 沖縄2紙で事大主義に 抑止力働く米軍基地の存在 明治政府の近代化に伴う「琉球処分」に搦(から)めて、最近の沖縄では「沖縄処分」という表現がうそぶき、それで痛烈に日本政府を…

大統領選のカギ握る若年層とヒスパニック/Young voters, Hispanics up for grabs in 2016 race
来年の大統領選一般投票をめぐる世代間の対決に対して両党が準備を進める中、比較的若い有権者層が最大の浮動票として注目を集めている。 過去6カ月間の世論調査によると、民主党の指名争いでは、個々の対戦の組み合わせによって、…

沖縄県民と共に新たなページを
ソフトパワーで日米同盟強化 沖縄・北方担当相 島尻安伊子参院議員に聞く 島尻安伊子沖縄・北方担当相はこのほど世界日報社のインタビューに応じ、沖縄選出の沖縄担当相として「子供の貧困問題」への取り組みに意欲を示し、沖縄の明…

テロが民主主義を揺るがす試練と感じさせたNHK「解スタ」第1部
◆多様社会に疑心暗鬼 年が明けた。歳末からテレビでは1年の主要ニュースから新たな年を占う特番が放送された。このうちNHKが12月26日深夜から27日早朝にわたり4時間余り放送した「解説スタジアムスペシャル 朝まで生討論…

外交政策で「強いロシア」誇示
プーチン大統領の圧倒的存在感示した1年 ロシアの2015年は、プーチン大統領の圧倒的な存在感が際立った1年だった。汚職にまみれた政府高官と、それを取り締まるプーチン大統領という構図を政府系マスコミが演出し、経済制裁によ…

辺野古移設、抑止力の最前線基地に
安保情勢と普天間移設 沖縄の米軍問題を考える会代表 松谷秀夫(下) 普天間基地の危険性の除去として名護市辺野古地区キャンプ・シュワブの沿岸埋め立てによる代替施設建設が始まった。新たな面積は160㌶、滑走路1500㍍2本…
