英国EU離脱の衝撃
英EU離脱と扇動家、沖縄独立派学者が注目
《 沖 縄 時 評 》 無責任な言動で民意左右 6月23日、英国でEUから離脱するか残留するかを問う国民投票が実施され、離脱派が勝利した。 今回の国民投票は2015年のキャメロン首相の公約に基づくもので、今年2月、実…
欧州統合の高邁な理想に亀裂
米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 主権の尊重選んだ英国 国内に分離・独立の動きも 【ワシントン】傲慢(ごうまん)で尊大、相も変わらず合理性を欠き、無責任なブリュッセルの欧州連合(EU)官僚らを見れば、英国がE…
英EU離脱、背景に反難民感情
テロ拡大、イスラム化に警戒感 イスラム過激思想に感化されたテロが後を絶たない。米フロリダ州オーランドでの銃乱射事件では容疑者を含む50人が死亡、米史上最悪の銃撃事件となった。難民・移民に悩む欧米では、現地の文化になじも…
英国はEU離脱を望んだのか
平成国際大学教授 浅野 和生 国民の声は始終不安定 やり直しが難しい国民投票 「民の声は天の声というが、天の声にもたまには変な声がある」とは、1978年11月、自民党総裁予備選挙で大平正芳に敗北した福田赳夫首相の弁であ…
英国のEU離脱決定に改めて統合の原点と課題を再確認した各社説
◆世界秩序変動を懸念 それにしても、なぜ、こんなことになったのか――。 25日付日経社説の一部だが、英国の欧州連合(EU)残留か離脱かを問う国民投票の結果に対して、少なからぬ人々が抱いた感想であろう。筆者もその一人で…
英のEU離脱、欧州統合の原点見失うな
英国が国民投票で欧州連合(EU)からの離脱を決めた。前身の欧州共同体(EC)から続く欧州統合の流れが、大きく後退することになった。世界の政治・経済への深刻な影響が懸念される。 排他的なポピュリズム 英国離脱の衝撃は世…
先進国が抱える“大地震の巣”
加瀬みき氏 英国国民が国民投票で欧州連合(EU)離脱を選択し、キャメロン首相は辞任を発表した。離脱という投票結果は、英国特有の事情ばかりでなく、先進経済国が抱える共通問題もさらした。英国はそもそも自国を「欧州」の一部と…
「生活レベルでの判断」を懸念
2014年9月のスコットランド独立住民投票において、分離派の大きな声と、スコットランド議会でのスコットランド民族党(SNP)の過半数という情勢でも、小差で残留が決まったように、イギリスは、先の見えない変革には容易に踏み…