トランプ政権始動
米国第一主義と日本、同盟の本質直視する機会に
トランプ政権始動(5) 「米国第一主義」を掲げるドナルド・トランプ米大統領の就任を受け、日本では日米関係の先行きを悲観する見方が強い。トランプ氏が早速、環太平洋連携協定(TPP)からの離脱を決めたことも、その印象を一段…
「米国第一」の経済政策、米企業の競争力に悪影響も
トランプ政権始動(4) トランプ米大統領は20日の就任演説で、「きょうから新たなビジョンがこの地を支配する。これからは米国第一の方針だけだ」と、米国第一主義を打ち出した。米国第一主義が最も顕著に具現化されるのは経済政策…
対中国・北朝鮮政策、制裁と軍事プレゼンス強化へ
トランプ政権始動(3) 「アジア・ピボット(基軸移動)」「リバランス(再均衡)」などの政策を打ち出したオバマ前大統領だったが、ここ8年で東アジアの安全保障環境は一段と悪化した。 この状況にワシントン・ポスト紙は「中国…
改革期待する米国民、成否は共和党との関係次第
トランプ政権始動(2) 米国社会の「分断」を抱えたまま船出するトランプ大統領の政権運営は、厳しいものになる――。米メディアのみならず、日本でもこうした声は多い。各種世論調査の支持率は40%前後で、就任直前の大統領として…
トランプ政権始動、「予想外」の保守路線
トランプ政権始動(1) 「第2のレーガン」となるか ドナルド・トランプ新米大統領の就任でついに幕を開けた「トランプ時代」の行方を展望する。(ワシントン・早川俊行) トランプ氏が大統領選で事前予想を覆し勝利したことは大…