上昇気流
【上昇気流】ウクライナの首都キエフをキーウと表記する動きが広がっている
欧米のメディアでは、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻後、首都キエフをキーウと表記する動きが広がっている。ロシア語由来の表記をウクライナ語由来に変更したのだ。 他の地名でもハリコフはハルキウに、チェルノブイリはチョル…
【上昇気流】通常は廃棄される食品の有効活用が大手食品メーカーで広がっている
通常は廃棄される食品の有効活用が大手食品メーカーで広がっている。トウモロコシやビーツなどの芯、皮、種をペースト状の濃縮野菜やバー状の菓子に、また野菜の葉や芯などを肥料にして販売している(小紙21日付)。 他産業でも、例え…
【上昇気流】フィギュアスケート世界選手権で、男子の宇野昌磨選手、女子の坂本花織選手が初優勝
フランスのモンペリエで開かれていたフィギュアスケート世界選手権で、男子の宇野昌磨選手、女子の坂本花織選手がそろって初優勝を果たした。日本の男女の同一大会制覇は2010年大会の高橋大輔選手と浅田真央選手、14年の羽生結弦…
【上昇気流】今年で没後50年となるノーベル文学賞作家の川端康成
今年で没後50年となるノーベル文学賞作家の川端康成が、20代初めに初恋の女性との思い出を描いた短編小説「篝火(かがりび)」の基になったとみられる下書きが残されていたことが分かった 「篝火」は岐阜を舞台に川端の求婚、破局を…
【上昇気流】桜に対する日本人の思いが強い
桜は開花にも散る時にもなぜか心を引かれる。古来、万葉集や古今集などの歌に詠まれたほか、俳句でも名句が多い。それだけ桜に対する日本人の思いが強いからだろう。 山や川沿い、公園、田畑の傍など、どこで花見をしても美しいが、…
【上昇気流】作家の司馬遼太郎は高田屋嘉兵衛の生涯を『菜の花の沖』で描く
「無用の我をすてて、おのが船になれ、風になれ、潮になれ」――。作家の司馬遼太郎は江戸期の廻船商人、高田屋嘉兵衛の生涯を『菜の花の沖』で描く。司馬作品でも数少ない江戸中期の物語だ。 嘉兵衛は幕府から北方海域の漁場開拓を…
【上昇気流】ロシアのウクライナ侵攻から1カ月が経過した
ロシアのウクライナ侵攻から1カ月が経過した。当初ロシア軍が首都キエフを制圧するのは時間の問題とみられていたが、ウクライナ軍の反撃も始まっている。ウクライナ国防省はキエフの西約50㌔にあるマカリフを奪還したと発表した。 ウ…
【上昇気流】「現代の著名人の中で、プーチンはもっとも謎多き人物だと言っても過言ではない」
「現代の著名人の中で、プーチンはもっとも謎多き人物だと言っても過言ではない」――。『プーチンの世界』(新潮社)の著者フィオナ・ヒルさんとクリフォード・G・ガディさんが「日本語版に寄せて」で書いている。 著者が目指した…
【上昇気流】建築事務所トップと若手スタッフの対話。
建築事務所トップと若手スタッフの対話。若手は「もっと住民の声を聞くべき」として事務所トップを批判する。NHKテレビで放送されたものだが、若手の言い分は「建築家に個性は不要」ということのようだ 建築は芸術とされることもある…
【上昇気流】87歳で亡くなった俳優の宝田明さん
87歳で亡くなった俳優の宝田明さんの若い頃の代表作といえば、東宝映画のゴジラ・シリーズを挙げる人が多いだろう。しかし気流子は、昭和36年公開の「世界大戦争」(松林宗恵監督)を思い出す。 その年の芸術祭参加作品でもある…
【上昇気流】宮城県や福島県で震度6強の揺れを観測した地震は、都内でも震度4を観測。
宮城県や福島県で震度6強の揺れを観測した地震は、都内でも震度4を観測。この地震の2分ほど前にも大きな揺れがあった。私事で恐縮だが、気流子は最初の揺れに夢うつつだった。だが、2度目のは床に広がるような振動で飛び起き、立ちす…
【上昇気流】春は出会いと別れの季節だという
春は出会いと別れの季節だという。この時期、卒業式と入学式(入社式)、人事異動などが行われることがあるだろう。時系列的に言えば「別れと出会い」だが、語順としては収まりが付かない。「出会いと別れ」の方が慣れ親しんでいる。 …
【上昇気流】旧ソ連の反体制作家アレクサンドル・ソルジェニーツィン氏
「ウクライナ」が報じられるたびにこの人の顔が浮かぶ。アレクサンドル・ソルジェニーツィン氏(1918~2008年)。旧ソ連の反体制作家で、過酷な収容所生活を描いた『イワン・デニーソヴィチの一日』や『ガン病棟』でノーベル文…
【上昇気流】一昨日の深夜は、緊急地震速報の後の激しい揺れで、11年前の東日本大震災を思い出した。
一昨日の深夜は、緊急地震速報の後の激しい揺れで、11年前の東日本大震災を思い出した。神奈川県の自宅にいた気流子ですらそう感じたのだから、震度6強の宮城県や福島県ではなおのことと思われる。 揺れの激しさは、道路や電気などイ…
【上昇気流】東京都写真美術館で開催中の「写真発祥地の原風景」展を見て
取材でカメラを使う機会が多かった。かつては白黒フィルムを使用し、暗室で現像のやり方を教わったこともあった。その後カラーフィルムとなったが、今はネガフィルムを用いないデジカメだ。 さらにはスマホも登場して、写真技術の変…
元交際相手の裸の画像などをネット上に載せる「リベンジポルノ」が急増している。
エッセイストの平松洋子さんが、著書『一生ものの台所道具』(新潮社刊)の中で「道具は、使い手と目的にぴしゃりと合った機能を備えている」「しゃもじには、弾力性と強度を兼ね備え、水気に強いマツやホオ、サクラや竹。…すりこぎに…
【上昇気流】ウクライナに侵攻したロシア軍が、シリアで傭兵を募集している
ウクライナに侵攻したロシア軍が、シリアで傭兵(ようへい)を募集している。ロシア側は1万6000人の応募があったと発表した。ウクライナ軍の激しい抵抗でロシア軍に想定を超える戦死者が出ていることが背景にあるようだ。 キエ…
【上昇気流】小中学校の国語の教科書で文学作品の魅力に開眼した
小中学校の国語の教科書で文学作品の魅力に開眼した。と書くと気恥ずかしいが、気流子が読書をするきっかけは、そうだった。学校の授業は、その意味で多くの作家と作品を教えてくれた。 夏目漱石や芥川龍之介などだが、逆に森鴎外な…
【上昇気流】プーチン大統領は「手出しをすれば、核戦争になるぞ」と恫喝
「備えなき者は滅びるしかなくなる」―― 。ルネサンス期の政治思想家マキャベリはそう言っている。ロシアのウクライナ軍事侵攻で浮上した「核危機」にも該当しよう。 ウクライナへの軍事支援の声が世界から上がるが、ロシアのプー…
【上昇気流】21世紀になってこんな酷(ひど)いことが起きていることが信じられない
「21世紀になってこんな酷(ひど)いことが起きていることが信じられない」――。ロシアの激しい攻撃を避け、地下に避難したウクライナ人妊婦の言葉だ。いまウクライナで起きていることを見ながら、同じような感想を持つ人は多いだろ…
【上昇気流】ピアニスト大井美佳さんのミニトークコンサート
新型コロナウイルス蔓延(まんえん)の影響で、さまざまな催しが延期になったり、中止になったりしてきた。音楽演奏の世界は危機的状況にあるが、ピアニスト大井美佳さんのミニトークコンサートを聴く機会があった。 場所は東京都世…
【上昇気流】NHKの大河ドラマも歴史学の成果を反映する。
NHKの大河ドラマも歴史学の成果を反映する。人物評価の変化もその一例だ。一昨年は明智光秀、今年は北条義時。いずれも、悪人か不人気者だ。主君を殺害した光秀、上皇を島流しにした義時。従来の基準では大河ドラマの主人公にふさわし…
【上昇気流】義勇兵約2万人が既にウクライナ入りしている
ロシア軍の攻撃が激しさを増す中、義勇兵約2万人が既にウクライナ入りしている。ウクライナのクレバ外相が米CNNに語った。多くは欧州からという。日本にも元自衛官を中心に志願者が約70人いるとの報道もある。 欧州で義勇兵が…