憲法改正 ここが焦点
国家維持のため軍隊は不可欠
憲法改正 ここが焦点(6) 日本大学名誉教授 小林宏晨氏(下) 憲法と現実との乖離(かいり)を埋める改正が必要ではないか。 憲法改正の必要性は私もずっと前から認めてきた。 憲法を改正、改定するやり方は三つある。一つは…
教育でWGIPの影響脱却を
憲法改正 ここが焦点(5) 日本大学名誉教授 小林宏晨氏(上) 今、憲法改正するとしたら焦点はどこになるか。 憲法改正の目的として四つばかりある。 一つは安全保障。普通の国家並みの安全保障を共有できるための改正だ。も…
不毛の9条論議やめ2項を正せ
憲法改正 ここが焦点(4) 第3代統合幕僚長 折木良一氏(下) 安保法制も憲法のギリギリのところに位置するので、現場としては判断に悩む状況が生じる可能性がある。やはり憲法改正は必要か。 憲法第9条2項の解釈について学者…
緊急事態条項、大震災に必須
憲法改正 ここが焦点(3) 第3代統合幕僚長 折木良一氏(上) 自衛隊は東日本大震災に続き熊本の救援活動でも極めて大きな役割を果たしている。東日本大震災で浮かんだ課題は何か。 未曽有の大震災に対し国の体制を整えるのに時…
平和国家構築への必須条件
憲法改正 ここが焦点(2) 静岡県立大特任教授 小川和久氏(下) 護憲派は、日本がずっと戦争することなく平和国家でいられたのは現行憲法のおかげだというが。 そんなことはない。日米同盟を選択した結果だ。戦後、米国の同盟国…
「前文」に反する9条は憲法違反
憲法改正 ここが焦点(1) 静岡県立大特任教授 小川和久氏(上) 今年、日本国憲法は連合国軍占領下の公布から満70年を迎える。既に公布当時とは劇的に変化した内外情勢と憲法条文との乖離(かいり)が多くの弊害を生んでおり、…