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各界の反応「この新聞は6カ月を超えられない」

各界反応「6カ月を超えられない」

 ワシントン・タイムズ創刊の報道は、アメリカだけでなく全世界を驚愕させた。  驚きの焦点はワシントン・タイムズという新聞それ自体ではなかった。「誰がやるのか?」ということであった。それが言論界の人士でもなく、アメリカで知…

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創刊に命を懸けた著者

わずか58日間で日刊紙創刊②

 「神様。この飛行機が必ず目的地ワシントンに着くようにしてください。私の生命が惜しいのではありません。私がいま脇に抱いている『ワシントン・タイムズ』原版は、世界の歴史を変えようとする神様の摂理ではありませんか。この原版は…

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ワシントン・タイムズ第1号の原版のフィルムを持って、小型飛行機で夜中吹雪の中をワシントンに運んだ。

わずか58日間で日刊紙創刊①

 その時はまだ、彼らに見せてあげるものは何もなかった。ただ一つ資産があったとすれば、それはわが統一教会の若者たちの殊勝な気概と精神であった。これらの清い若者たちは徒手空拳であった。しかし、彼らの気概と燃え上がる救国救世の…

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創刊当時のワシント・ンタイムズ社屋

「ワシントン・タイムズ」で商標登録に成功②

 次に、アメリカ全土に及ぶ人材探しの作業に入った。どこかに天が準備した人材がいるはずである。そうやって探し出したのが、「サクラメント・タイムズ」の編集局長であったジェームズ・ウェラン氏であった。  私は直ちにカリフォルニ…

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成功の第一要因は、「ワシントン・タイムズ」という名前にあった。

「ワシントン・タイムズ」で商標登録に成功①

 もし誰か他の人がその名前を所有していれば、商標登録はできない。  アメリカ新聞界の最も権威ある名前は「ポスト(Post)」か「タイムズ(Times)」であった。だから、ニューヨークには「ニューヨーク・タイムズ」があり、…

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ワシントン・タイムズ初代社長の著者

「保守勝共日刊紙」創刊を決断②

 私はこの説教をすべて脇で通訳していた。そしてこの青天の霹靂(へきれき)の作戦命令を聞いて、冷や汗が額から流れ出た。  私は自分でも分からないうちに「はい!」と答えた。  3月1日までは58日しかない。しかも、われわれは…

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ワシントン・タイムズ創刊を決断する文鮮明師

「保守勝共日刊紙」創刊を決断①

 ついにその日は来た!  1982年正月元旦。わが教会ではこの日を「神の日」と称し、神とともに新年を迎える儀式を行う。  その日の説教で、文鮮明先生は次のように語られた。  「私は長い間待った。そして神様に祈禱した。ワシ…

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夕暮れのワシントンDC

アメリカ随一の保守系新聞の廃刊②

 レーガン大統領をなんとしても当選させようとすべての情熱を傾注された文鮮明先生は、この事態をしばらくの間注視しておられた。  ある時は、私に向かってこう語られた。  「この広いアメリカに真の愛国者がいないとは到底考えられ…

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レーガン政権は一片の葉舟のように孤立無援で漂流するほかなかった

アメリカ随一の保守系新聞の廃刊①

 こうなると、ソ連を「悪の帝国(Evil Empire)」と呼ぶ気丈なレーガンと言えども、持ちこたえるだけの力量がなかった。レーガン大統領は守勢に追い込まれた。  これに拍車を掛けるように、もう一つ不利な事態が発生した。…

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アメリカ合衆国第40代大統領ロナルド・レーガン氏

ソ連を「悪の帝国」と呼んだレーガン大統領だが・・・

 文鮮明師はこのアメリカ言論界の横暴を骨身に染みて知っておられた。そこで1978年10月、「世界言論人協会(World Media Association WMA)」を創設されたのである。そして、当時ニューズ・ワールド社…

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保守反共路線を堅持したニクソン大統領

左翼リベラル勢力に取り込まれた米メディア②

 世界共産化を狙う国際共産主義勢力は、特に1950~53年の朝鮮戦争以降、メディアの力を自分たちの戦略目的に有利に、巧妙な仕方で利用しようとして、活発な工作活動を行うようになった。左翼思想の持ち主やリベラルな人物たちが計…

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傍若無人に振る舞うアメリカの大手メディア

左翼リベラル勢力に取り込まれた米メディア①

 アメリカで聞いた言葉の中で、非常に印象深い言葉が一つある。それは、「アメリカの独立戦争当時、もし今日のワシントン・ポストやニューヨーク・タイムズのようなメディアが存在していたら、超大国アメリカは誕生していなかったであろ…

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初の電力逼迫警報で供給強化説くも原発避け説得力に欠ける左派紙

相変わらずの反原発  政府は東京電力管内の1都8県で電力不足の恐れがあるとして「電力需給逼迫(ひっぱく)警報」を初めて出した。16日の福島県沖の地震の影響で、停止した火力発電所の復旧が遅れている上に、気温の低下で電力需要…

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朝毎の空想的平和主義は「破滅的な見当違い」と示したウクライナの現実

日本が学ぶべき教訓  「防衛に努めぬ国と共に戦う国はない」―。安倍晋三元首相は産経との単独インタビューで、ロシアのウクライナ軍事侵攻から日本が学び取るべき教訓をこう語っている(26日付)。国連安保理事会の常任理事国が紛争…

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マクロン氏 世論調査では優勢

ウクライナ危機の中の仏大統領選 有権者の関心は内政より対外政策  フランスの大統領選まで2週間を切り、現職のマクロン大統領の優勢が伝えられている。世論調査で2番手に付けている右派・国民戦線(RN)のルペン候補が追い上げる…

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中東で低下した米国のプレゼンス復活の必要性を訴える米紙WSJ

拒否された電話会談  バイデン米大統領がサウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)両国の首脳に電話会談を拒否されていたことが明らかになり、アジアへのシフトを進める米国と中東との関係悪化に懸念の声が上がっている。高騰する原…

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ウクライナで市民の気持ちをくみ上げる仕組み議論した「日曜報道」

犠牲拡大に橋下徹氏  ロシアのウクライナ侵攻から1カ月が過ぎた。当初、ウクライナは数日で攻略されてしまうと予測されていたが、露軍は苦戦し無差別攻撃を増し加えて民間人の被害が拡大、避難民も国内外で1000万人に上っている。…

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美術の巨匠ミロが日本から受けた本質的な影響

「ミロ展-日本を夢見て」、物の見方や表現技法にも影響  スペインが生んだ20世紀美術の巨匠、ジョアン・ミロと日本との関わりに焦点を置いた「ミロ展ー日本を夢みて」が、東京・渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで開かれて…

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「宗教的召命感」が「プーチンの野望」の原点に

ロシア正教を背景に欧米に挑戦、欧州秩序再編へ固い覚悟  ロシアによるウクライナ侵攻後に編集された月刊誌4月号には、当然のことだが、ウクライナ情勢関係の論考をメインに編集している。いずれも、ロシアの侵攻は、軍事と地政学的な…

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生活必需品が値上げ、超金融緩和の見直し近い?

《 記 者 の 視 点 》  2月半ば、次男の結婚、独立を機に都内から埼玉県に引っ越した。三十数年ぶりの引っ越しで、年明けから荷物の整理など準備に追われた。  優柔不断な性格からか断捨離は得意でない。押し入れからは息子た…

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ウクライナのゼレンスキー大統領=23日(EPA時事)

ウクライナ侵略、情報戦報道で核心インタビューを掲載した産経

威力発揮したSNS  ロシア軍のウクライナ侵略は、ウクライナ軍による決死の抵抗が続く。背水の陣を敷くゼレンスキー大統領の最初の快挙は、キエフ市街地を背景にした自撮りの動画をインターネット交流サイト(SNS)に投稿したこと…

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露のウクライナ侵攻受け オリガルヒと関係解消の動き

米学術・文化機関  ロシアによるウクライナ侵攻に対して米国で非難の声が高まる中、プーチン大統領に近い新興財閥(オリガルヒ)へ厳しい目が向けられている。オリガルヒはこれまで多額の寄付を通して米社会へ浸透しており、学術・文化…

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沖縄県のMICE計画、政府と対立し大幅縮小

沖縄県のMICE計画、政府と対立し大幅縮小

 2012年以来、大型MICE(企業会議、研修旅行、国際会議、見本市の総称)事業を模索している沖縄県はこのほど、一括交付金に頼らず規模を当初計画の3分の1に縮小して事業を行うことを決めた。政府は県の需要予測を疑問視して一…

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