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経済安保法案に左派系紙は社説なし、保守系紙は規制で論調割れる

過剰な介入を「心配」  半導体など重要物資のサプライチェーン(供給網)強化支援などを盛り込んだ経済安保法案が閣議決定された。  同法案は、覇権的な動きを強める中国や、今回、ウクライナに牙をむいたロシアなどを念頭に、安保上…

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イラン核合意再建に向け進展 警戒強めるイスラエル

 ウィーンで昨年11月に再開されたイラン核合意再建に向けたイランと米国の間接協議で、イラン外務省は2月21日、 「交渉で大幅な進展があった」と発表した。イランのライシ大統領は、合意に達するには米国の制裁を解除する必要があ…

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石垣市長選、保革共闘を退け中山義隆氏が4選

石垣市長選、保革共闘を退け中山義隆氏が4選

夏の参院選、秋の県知事選へ自公の勢い続く  任期満了に伴う沖縄県石垣市長選は27日に投開票され、無所属現職の中山義隆氏(54)=自民、公明推薦=が、無所属新人で保革共闘の支援を受けた元市議の砥板芳行氏(52)を破り、4選…

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母親の立ち直る姿、ボランティア活動の原動力に

 困窮する沖縄県内の女性に食糧支援をするボランティア団体「女性を元気にする会」代表のゴージャス理枝さんはこのほど、悩み相談ホットラインの「沖縄命(ぬち)の電話」(比嘉門雄山専務理事)が主催する集会(沖縄県那覇市の首里公民…

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ウクライナ危機 “皇帝プーチン”の野心見誤る

挫折した欧州の対露融和路線 迫られる東部防衛の強化  ロシアのウクライナ侵攻のスピードの速い展開に世界は驚愕(きょうがく)している中、ロシアと関係の深い陸続きの欧州は近年、ロシアを経済・外交のパートナー国にするよう試みて…

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ロシアのウクライナ侵攻、泥沼のアフガニスタン化への懸念示す英誌

傀儡政権の樹立狙う  ロシアのウクライナ侵攻が進む一方で、ウクライナのアフガニスタン化への懸念が出始めている。  旧ソ連はカブールに傀儡(かいらい)政権を樹立、1979年にアフガニスタンに侵攻したが、10年後に撤退を余儀…

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ウクライナの事態悪化に米政権の対露外交に疑問を呈したサンモニ

藪中氏が「不可思議」  新型コロナウイルス、北京冬季五輪から話題はロシアのウクライナ侵攻が跳ね上がっている。ロシアのプーチン大統領は、21日にウクライナ東部の親露派支配地域を独立承認すると、24日に許し難い全面侵攻を開始…

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永遠の「連隊旗手」、石原慎太郎氏の政治と文学

永遠の「連隊旗手」、石原慎太郎氏の政治と文学

保守論壇 三島由紀夫との対談、真剣勝負で吐露した原点  今月1日亡くなった石原慎太郎氏は、衆院議員や東京都知事など政治家として活躍する間も作家活動を続けた。同じく保守の論客で文壇のスターだった三島由紀夫との対談をまとめた…

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25日、ウクライナの首都キエフの住宅に墜落した航空機の残骸(AFP時事)

用意周到に図られたロシアのウクライナ侵攻

《 記 者 の 視 点 》 次は台湾? 不気味な中国の存在感  用意周到に図られたロシア軍によるウクライナ攻撃・侵攻。サイバー攻撃で通信環境を混乱させ、その間にミサイル攻撃でウクライナの防空体制を無力化し、3方向(ウクラ…

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アフガン経由輸送路構築の展望 <寄稿>

駐日ウズベキスタン大使 ムクシンクジャ・アブドゥラフモノフ 中央・南アジア最短で結ぶ 孤立化防ぎ長期的安定の礎に  この5年間でウズベキスタンは隣国との建設的かつ相互互恵的関係の構築に関して新たな地域政策を行ってきました…

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前統合幕僚長 河野克俊氏

今後の日本の安全保障とその課題

世日クラブ講演要旨 日米連携し台湾有事防げ 米中対立で日本が最前線に 専守防衛の見直し議論を 前統合幕僚長 河野克俊氏  世界日報の読者でつくる世日クラブ(会長=近藤讓良(ゆずる)・近藤プランニングス)の第200回記念講…

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比保健省「オミクロン株を克服」 外国人観光客受け入れ再開

10日間で2万人以上が入国 年明けにオミクロン株による感染急増に見舞われたフィリピンだが、1カ月ほどで感染は収束し、政府は大幅な規制緩和に舵(かじ)を切った。観光ビザによる外国人の入国が本格的に再開されるなど、経済復興に…

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日本人としての品位に欠ける東京の「石原慎太郎氏の差別発言」特集

一つの時代が終わる  石原慎太郎氏が亡くなったのは、2月1日だった。その評伝や回想録など未(いま)だ各紙の紙面をにぎわせている。「死せる孔明、生ける仲達を走らす」にも似た「死せる慎太郎、生ける記者の筆を走らす」の様相を呈…

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トランプ氏のロシア疑惑で新情報 クリントン陣営が「スパイ」

 トランプ前米大統領のロシア疑惑の発端について捜査するジョン・ダーラム特別検察官により、その実態が解明されつつある。疑惑は、2016年大統領選の民主党候補だったヒラリー・クリントン氏の選対関係者によって作り出されたもので…

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あさま山荘事件50年、「前衛党の組織論」を問題にせぬ甘い各紙論評

共産党もリンチ査問  共産主義集団が革命資金を得るために銀行を襲い、武装闘争に挫折するとアジトに立てこもって同志をリンチ査問し、死に至らしめる―。  こう書けば、読者は50年前の連合赤軍事件だと思われるだろう。連合赤軍と…

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韓国・文大統領の5年 「積弊まみれ」厳しい評価

反日を国内政治に利用 露と消えた南北平和定着  韓国の文在寅大統領は今春、5年の任期満了を迎え退任するが、韓国国内では厳しい評価も少なくない。特に「積弊清算」を口実に2人の大統領経験者をはじめ保守派に司法処罰が下されるよ…

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新型コロナ「5類」への変更より法律運用での柔軟対応を説く専門家

2類相当とは言えず  新型コロナ感染の第6波をもたらしているオミクロン株(オミ株)は感染力の高さと重症化リスクの低さが明らかになっている。このため、感染症法で位置付けられる「2類」相当を、季節性インフルエンザと同じ「5類…

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「『新聞記者』は死んだ」とし調査報道など望めぬ現状を伝えるポスト

ニュース速報で後れ  動画配信サービスで「新聞記者」というドラマが話題になっている、という。米倉涼子演じる記者が政府公文書改竄(かいざん)事件を追究するドラマだ。すでに映画にもなっており、主人公の女性記者を韓国女優のシム…

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米上院がエマニュエル駐日大使承認、近く着任へ

日本も毅然とした態度でウクライナ事態に臨め

《 記 者 の 視 点 》 北方領土交渉の正義を明確にした米国、及び腰の日本  「米国は北方領土問題で日本を支持する。北方四島に対する日本の主権を1950年代から認めている」  北方領土の日の7日、エマニュエル駐日米大使…

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「赤旗」で立民批判、野党共闘ごり押し参院選へ

「補完勢力」維新と協議した立民は謝罪、弱みさらけ出す  共産党の機関紙「しんぶん赤旗」(2・10)は、9日の中央委員会幹部会を、翌11日付で同幹部会決議を下部組織に徹底させる10日の全国都道府県委員長会議を報じた。参院選…

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改憲タスクフォース、国民投票の実現へ運動

改憲タスクフォース、国民投票の実現へ運動

「自由民主」、「反対」と「解釈」の厚い壁  自民党の機関紙「自由民主」インターネット版は16日付で、憲法改正実現本部(古屋圭司本部長)憲法改正・国民運動委員会(新藤義孝委員長)の下で改憲運動を行う「タスクフォース」(TF…

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ISS運用延長でも唯一社説を掲げ月探査新技術の開発活用説く読売

経費の圧縮が課題に  2024年までの運用が決まっている国際宇宙ステーション(ISS)について、それ以降、わが国はどう対応するのか。  前回の小欄では、H2Aロケットに代わる基幹ロケットH3の開発遅れに読売だけが社説を掲…

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ウクライナ緊迫 イスラエル首相、退避呼び掛け

ユダヤ移民受け入れ用意も  ウクライナとロシアとの間で軍事的緊張が高まっていることから、イスラエルのベネット首相は12日、外交、国家安全保障当局者らを招集し緊急会議を開いた。ベネット氏は「ウクライナとロシアの国境の緊張が…

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