用意周到に図られたロシアのウクライナ侵攻


25日、ウクライナの首都キエフの住宅に墜落した航空機の残骸(AFP時事)

次は台湾? 不気味な中国の存在感

 用意周到に図られたロシア軍によるウクライナ攻撃・侵攻。サイバー攻撃で通信環境を混乱させ、その間にミサイル攻撃でウクライナの防空体制を無力化し、3方向(ウクライナ東部地域、クリミア半島、ベラルーシ側)から一気呵成(かせい)に地上部隊を投入した。

 軍事力という点では圧倒的にウクライナが劣る。そのため首都キエフをロシア軍が落とすのは容易だろうといわれている。ウクライナ軍ができることは、欧米からの武器支援に頼りつつ、ゲリラ戦を展開して国としての抵抗を試みるしかない、との見解が今のところ多い。


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