うやむやにされたミッドウェイ敗北の責任


うやむやにされたミッドウェイ敗北の責任

ミッドウェイからサイパンへ その後の南雲忠一

 南雲機動部隊が攻撃機の目標をミッドウェイ島から敵空母に転じ、一度陸用爆弾に代えた兵装を再び魚雷に戻す転換作業の最中、直上に突如現れた米艦載機の急降下爆撃を受け、瞬時にして加賀、蒼龍(そうりゅう)、赤城の空母3隻は大火災に陥った。南雲は炎上する赤城から将旗を駆逐艦風雲(かざぐも)、次いで巡洋艦長良(ながら)に移す。その間、唯一健在の空母飛龍から飛び立った攻撃機が空母ヨークタウンを大破(後に伊号潜水艦の雷撃で沈没)させた。


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