南雲忠一、再攻撃せず「臆病な指揮官」の評
編集局 2021/12/04 赫き群青 いま問い直す太平洋戦史|アジア・オセアニア [会員向け]
真珠湾攻撃と南雲忠一(上)
「ニイタカヤマノボレ1208」
中国からの日本軍全面撤兵などを求める「ハルノート」が示され、日米交渉は決裂。これを受け昭和16年12月2日午後5時30分、連合艦隊旗艦長門から、波浪凄(すさ)まじい北太平洋をハワイに向かう機動部隊に冒頭の開戦命令(X日を12月8日午前零時と定めらる)が打電された。赤城、加賀など空母6隻を基幹とする機動部隊は予定通りハワイの北約400キロの地点に進出、12月7日午前6時(日本時間8日午前1時30分)、第1次攻撃隊183機が真珠湾を目指し発艦した。
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