ウクライナ危機 “皇帝プーチン”の野心見誤る


 2019年夏、仏南東部のビアリッツで開催された主要国首脳会議(G7)の直前、フランスのマクロン大統領は、仏南部ブレガンソンにある大統領専用別荘にロシアのプーチン大統領を招待した。欧州とロシアの関係の再構築を模索するためだった。

 仏国際関係戦略研究所(IRIS)の欧州安全保障のディレクター、エドゥアール・シモン氏は当時の行動について「(マクロン氏が)一方的にロシアとの対話を開始したことにロシアの脅威に常にさらされてきたポーランドなど東欧諸国は不安を覚えた」と指摘した。


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