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欧米脱退 相次いだUNIDO、7月12日に事務局長選

 ウィーンに本部を置く国連工業開発機関(UNIDO)の広報部が5月12日発表したところによると、次期事務局長選に3人が立候補届を出した。来月12日から開催されるUNIDO理事会(理事国53カ国)第49会期で事務局長選の投…

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約30年間絶えていた鹿角紫根染・茜染を復活

約30年間絶えていた鹿角紫根染・茜染を復活

鹿角紫根染・茜染研究会の関会長「今からがスタート」  約30年間絶えていた鹿角紫根染(かづのしこんぞめ)・茜(あかね)染の復活を果たした団体がある。鹿角紫根染・茜染研究会(関幸子会長、会員68人)だ。染めの技術と原料の植…

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欧米とは桁違いに感染抑止の日本、理にかなわぬ朝日の五輪中止論

◆自分には優しい朝日  またぞろ朝日である。「夏の東京五輪 中止の決断を首相に求める」との社説を掲げた(5月26日付)。コロナ禍の感染拡大が止まらないから、開催は「理にかなうとはとても思えない」とし、「冷静に、客観的に周…

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雲仙普賢岳の噴火から30年

拓殖大学防災教育研究センター長・特任教授 濱口 和久 平成の天変地異の前触れ 「火砕流」の恐ろしさを痛感  雲仙普賢岳(長崎県島原市)の平成3(1991)年6月3日の大噴火から、今年で30年が経(た)つ。今にして思えば、…

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韓国、中距離弾道ミサイル開発へ

 今月21日、文在寅大統領は米ホワイトハウスで行われたバイデン大統領との初の首脳会談直後、共同記者会見で「喜んでミサイル指針終了の事実を伝える」と述べた。  ミサイル指針とは、1979年の米韓合意で設定された韓国の弾道ミ…

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神様、仏様、ワクチン様 自民、単独過半数割れの崖っ縁

政界の風を読むー髙橋利行  ヒトは誰しも、何時(いつ)かは、己の人生において「究極の決断」を迫られる時がくる。市井の民であろうが、位人臣を極めた人物たるとを問わない。コロナ禍に蹂躙(じゅうりん)されている日本列島の惨状を…

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武漢研究所で「危険な実験」、流出説めぐり注目高まる

 新型コロナウイルスの起源をめぐり、中国の武漢ウイルス研究所(WIV)からの流出説の信憑(しんぴょう)性が高まってきた一因に、そこで行われていたウイルス実験に伴うリスクへの認識が広がってきたことがある。WIVの研究には、…

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コロナワクチンへの不信感を煽りながら接種が遅いと批判する現代

◆接種態勢の不備指摘  新型コロナウイルスワクチンの接種がようやく回り始めた。これからどんどん加速していき、予定を前倒しして、高齢者以外へも広げていくことが期待されている。  その中でワクチンへの不信感を煽(あお)る報道…

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コロナ禍と危機管理

元統幕議長 杉山 蕃 柔軟かつ強靭に制度運用 政府と国民一丸で難境克服を  コロナ禍の状況は、国、各自治体の非常事態宣言等懸命の対策が採られているが、地方への蔓延(まんえん)等厳しい情況が続いている。ここ一番、国民の自覚…

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ビル・ガーツ氏

北朝鮮・イランに兵器供給 中国、代理組織で隠蔽

 中国が依然、核技術、ミサイルを北朝鮮、イランなどに輸出していることが米議会調査局(CRS)の報告から明らかになった。報告によると、中国政府は、核兵器の拡散、完成したミサイルシステムの売却に直接、関与することをやめ、仲介…

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ビル・ガーツ氏

北朝鮮・イランに兵器供給 中国、代理組織で隠蔽

 中国が依然、核技術、ミサイルを北朝鮮、イランなどに輸出していることが米議会調査局(CRS)の報告から明らかになった。報告によると、中国政府は、核兵器の拡散、完成したミサイルシステムの売却に直接、関与することをやめ、仲介…

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コーツ氏の五輪「イエス」を叩き過ぎる残念な「日曜報道」橋下氏など

◆サンモニ安保で批判  自衛隊による新型コロナウイルスワクチンの大規模接種が始まるなど、一般向けワクチン接種は高齢者から順に進んでいく。感染の猛威に遭遇した米国や英国などはワクチン接種によって日常を取り戻し始めており、そ…

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人間の霊性を無視して尊厳性を失う

社会科学と故郷喪失  社会科学は本当に人を幸福にするのか。戦争、飢餓、貧困、自然災害は克服されておらず、グローバル資本主義は現代文明の脆弱(ぜいじゃく)さをあらわにしている。  経済学者も本質的欠陥に気付き、佐伯啓思は『…

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コロナ感染の不法移民が米国に流入していると下院議員が指摘 Infected migrants manage to get into U.S.

 米国の新型コロナウイルスの感染は急速に減少しているが、国境では、高い割合で感染している不法移民が流入、その一部は解放され、地域社会に直接、流れ込んでいる。下院議員が26日に明らかにした。  民主党のヘンリー・クエラー下…

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テレワークの未来

充実度高い「ワーケーション」 株式会社ニット代表取締役 秋沢 崇夫氏に聞く  新型コロナウイルスの拡大により、テレワークという働き方が注目されるようになった。実際に体験したという人も多く、コロナ収束後の社会にも大きな影響…

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比、ワクチンで対中依存が加速

 フィリピンが領有権を主張する南シナ海の排他的経済水域(EEZ)に、200隻以上の中国漁船が集結し緊張が高まった。これに対し外務省が中国を激しく非難する一方で、ドゥテルテ大統領は、国際仲裁裁判所の判断を「紙切れ」と表現す…

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拙速慎むべきLGBT理解増進法案

麗澤大学大学院特任教授 高橋 史朗 後天的要因大きい同性愛 最新の科学的研究に学ぶ必要  「LGBT理解増進法案」をめぐって、5月20日に開催された自民党の会合(「性的指向・性自認に関する特命委員会」等の合同会議)で山谷…

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南米のコロナ感染拡大が深刻

 中南米諸国は、インドと並び新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)の中心地となっている。メキシコを含む中南米・カリブ海諸国の死者数は100万人を超え、世界全体の約3割に達する。一方、ブラジルでは、変異株による「…

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コロナ禍の厳しい経済運営の中で独善的な政府批判に終始した毎日

◆ワクチン接種がかぎ  年間を通じてコロナ禍に見舞われた2020年度の日本経済は、実質国内総生産(GDP)が前年度に比べ4・6%減のマイナス成長で、戦後最悪の落ち込みとなった。  21年1~3月期は年率換算で前期比5・1…

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米・外国軍アフガン撤退、心配な四つの運命

 米・外国軍のアフガニスタン戦争からの撤収作業が加速している。  だが残される現地は大変だ。20年前の開戦直後に政権を追われたタリバンは今や最も強くなったといい、IS(イスラム国)勢力も浸透し、テロ連発で脅しのシグナルを…

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バイデン政権の排ガス規制で国民は難問に直面 Coming car conundrum: Biden limits vehicle choices by greenlighting of California emissions rules

 自由とは、必要と欠乏を満たす選択を行う機会が与えられるという意味だった。それは、個人を対象にした場合のことだが、バイデン大統領は、政府に、米国民の移動手段の選択を制限する自由を与えている。カリフォルニア州に、自動車の排…

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ABM実験成功を誇示する中国

拓殖大学名誉教授 茅原 郁生 核軍縮に引き込む契機に 米中軍拡競争への発展避けよ  中国紙「環球時報」(2月5日付)は中国の地上配備型弾道弾迎撃ミサイル(ABM)の実験成功を直後の4日深夜に発表したと伝えた。実験成功を深…

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米朝対話誘導へ「保守」演出か、米韓首脳会談で文大統領変節

共同声明に「北人権」「台湾」  バイデン米大統領と韓国の文在寅大統領による対面では初の首脳会談が行われ、共同声明に「北朝鮮人権の改善」や「台湾海峡の安定維持」などが盛り込まれるなど北朝鮮と中国に厳しい姿勢が示された。ただ…

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