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イスラエル、パレスチナ エルサレム聖地で衝突

ガザ空爆、ロケット砲火の応酬  エルサレム旧市街にあるイスラム教聖地ハラム・アッシャリフ(ユダヤ教呼称「神殿の丘」)で5月初旬に発生したパレスチナ人とイスラエル治安部隊の激しい衝突は、パレスチナ自治区ガザ地区を実効支配す…

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北朝鮮 多弾頭・戦術核を製造へ、次期在韓米軍司令官が証言

 次期在韓米軍司令官に指名されているポール・ラカメラ陸軍大将は上院公聴会で、北朝鮮が小型核弾頭、戦術核兵器、多弾頭ミサイルの製造に取り組んでいると証言、迎撃能力の強化などで対抗する必要性を強調した。  ラカメラ氏は18日…

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「大英帝国の矜持」示した英統合戦略

平成国際大学教授 浅野 和生 「世界的人材の磁石」目指す 日本政府も統合的ビジョン示せ  去る3月16日、英国保守党のボリス・ジョンソン首相は、「大競争時代の全地球的英国」と題する安全保障、国防、対外発展と外交の統合戦略…

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コロナ後に向け 心通う強固な台日関係を

台北駐日経済文化代表処代表 謝長廷  2期目に入った蔡英文総統の就任から1年を迎え、蔡政権は5月20日より6年目に入ります。昨年、世界は新型コロナウイルス感染症の対策に追われ、台湾も最優先で防疫に取り組みました。台湾と日…

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2期目の蔡英文政権1周年 台湾、中国から「二つの脅威」

 台湾は2期目の蔡英文政権発足から1周年を迎えた。蔡政権は、世界を震撼(しんかん)させ続けている新型コロナウイルス感染対策に尽力し求心力を高めた一方、「武力行使も放棄しない」と公言する中国の台湾併合への野心をどう牽制(け…

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過熱する五輪開催の賛否めぐる論争から選手守れと訴える産経など

◆選手への攻撃を非難  東京オリンピック開幕まで約2カ月と迫る中で、折からの新型コロナ禍の収束に手間取っていることに絡んで、五輪とそれに続くパラリンピック開催の是非をめぐる論争が過熱化している。論争は一方でインターネット…

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次期沖縄振興計画、素案作成が月末にずれ込み

次期沖縄振興計画、素案作成が月末にずれ込み

 沖縄県は、2021年度末に期限を迎える沖縄振興特別措置法(以下、特措法)の延長や次期沖縄振興計画の策定に向けて素案をまとめている。が、ゴールデンウイーク明けの目標が月末にずれ込む見通しだ。政府・与党が振興計画の単純延長…

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銃の秘匿携帯権を侵害する訴えを却下せよ Expanding the right to self-defense: Supreme Court should remove infringements on concealed carry

 米国憲法修正第2条は、わずか27語だが、それらの意味をめぐる司法上の論争は、本棚が重みに耐えかねてうめくほどの重みがある。バイデン大統領が銃器への攻撃を再燃させたことで、その重さは、もうすでに、もっとすごいものになりつ…

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ポストコロナの政策課題

鈴木政経フォーラム代表、経済学博士 鈴木 淑夫 財政再建の展望を示せ 異次元金融緩和の正常化も  コロナワクチンの接種が遅れている日本では、再びコロナ感染症が広がり、5月連休をまたいで緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が…

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治安悪化、仏で懸念

 フランスでは警察への襲撃が連続で起きている。容疑者はイスラム聖戦主義に感化された人物や麻薬密売人らだ。警察官の任務は危険度が増す一方、市民は治安悪化に不安を募らせている。欧州最大規模のユダヤ人とアラブ人社会を抱えるフラ…

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「陽明丸」を描く映画に子供たちの自画像を挿入

「陽明丸」を描く映画に子供たちの自画像を挿入

 今から100年前、ロシア革命(1917=大正6年)後の混乱期に、ロシア・ウラル地方に疎開していた約800人の子供たちが難民となった。彼らを船に乗せ、太平洋、大西洋を横断して3カ月余りかけて、親元に届けるという大救出劇を…

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革命政党の体質変わらぬ共産党を「野党共闘」に加えようとする朝日

◆何も警戒感を抱かず  日本共産党の理論政治誌『前衛』が5月号で通算1000号に達した、と毎日が伝えている(4日付)。終戦直後の1946年に創刊され、近年は野党共闘路線を反映して他党幹部のインタビューを掲載するなど柔軟な…

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日本は外交で指導力発揮を

拓殖大学国際日本文化研究所教授 ペマ・ギャルポ アジアの平和守る覚悟示せ 超党派議員による活動にも期待  アメリカのバイデン新政権は多くの日本人の予想を裏切って、少なくとも現段階においてはトランプ前大統領同様か、それ以上…

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菅首相がなぜ五輪開催に拘るのか理由を探るが答えは出さない文春

◆中止なら損賠請求?  「どうしてもやる」という菅義偉首相。東京五輪・パラリンピックのことだ。菅首相がそれほどまでに拘(こだわ)る理由を知りたい。その庶民の疑問にスキっとした答えを出すのが週刊誌の役目だ、というと大げさだ…

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地球温暖化を促進する原発温排水

一般社団法人生態系総合研究所代表理事 小松 正之 海水温上昇し漁獲量激減 ほぼ消滅した福島の沿岸漁業  1970年代前半から90年代前半まで世界一の漁業・養殖業生産量を誇った我が国だが、その後、急激に減少し、現在は第10…

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就任100日過ぎたバイデン米大統領、ひどい形でハネムーン期間終わる Biden’s honeymoon ends badly after first 100 days

 就任から100日が過ぎたバイデン米大統領だが、次の100日はひどいスタートを切った。東海岸の広範囲でガソリンが不足し、インフレの急上昇が起こり、記録的求人数にもかかわらず雇用が失速し、中東で新たな紛争が起こり、国境危機…

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中国のアフリカ大西洋岸進出の可能性を指摘、警鐘鳴らす米メディア

◆海軍力の強化に注力  中国の中東、アフリカへの経済的、軍事的な海外進出に、国際社会からの警戒が強まる中、米アフリカ軍司令官が、中国が大西洋岸の西アフリカへの進出をもくろんでいると指摘し、波紋を呼んでいる。  米「ボイス…

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国立公文書館、憲法制定70周年を記念し特別展

現行憲法の欠陥、24条は「家族解体」を進める

《 記 者 の 視 点 》  今年の「憲法記念日」(5月3日)は、尖閣諸島周辺への中国公船による領海侵入が頻発するなど、中国共産党が覇権主義的行動を強め、また新型コロナウイルスの第4波の中で迎えた。  この日、大手新聞各…

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13日、イスラエル軍に空爆されるパレスチナ自治区ガザ(AFP時事)

イスラエル軍がガザ地上攻撃 死者130人超

一段と情勢悪化  イスラエル軍は14日、パレスチナ自治区ガザ地区との境界から地上部隊がイスラム根本主義組織ハマスやイスラム聖戦の軍事拠点などを標的に砲撃を開始した。 (エルサレム・森田貴裕)  イスラエル軍の地上部隊は、…

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人気先行の尹錫悦元検察総長

問われる国家経営の力量  韓国は来年3月に迫った大統領選に向けて、候補者探しが始まっている。現段階で明確な出馬表明をする者はなく、それらしき人物も模様眺めの状況だ。  とはいえ、人気度からいえば元検察総長(検事総長)の尹…

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米衛生当局、コロナ以外の感染症への警戒呼び掛け Health experts remind public to stay vigilant against other diseases, illnesses besides COVID-19

 西ナイル熱を覚えているだろうか。ライム病、東部ウマ脳炎はどうだろう。新型コロナウイルスの流行のせいでこれらの病気がメディアで大きく取り上げられなくなったのかもしれないが、消えてなくなったわけではない。公衆衛生当局者がこ…

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寺子屋が偏知に楔

激動の時代の学び 日本BE研究所所長 行徳 哲男氏に聞く  日本の戦後教育は「知育偏重」だとよく言われてきた。それが教育の質低下につながっているとの指摘もある。コロナ禍におけるリモート授業はその傾向に拍車を掛けるのではな…

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ナワリヌイ派排除するプーチン露政権

 9月に下院選挙を迎えるロシアで、反政権勢力の封じ込めに向けた動きが活発化している。ナワリヌイ氏陣営のメンバーだけでなく、その支持者も下院選から閉め出すことを狙った法案が下院に提出された。同陣営がネットを通じて「統一ロシ…

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