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父親の人種差別は黙認するペロシ米下院議長 Pelosi silent on father’s complicity in racism
米民主党のナンシー・ペロシ下院議長は、父親の故トーマス・ダレサンドロ元ボルティモア市長を非難することを拒んでいる。ダレサンドロ氏は南軍記念碑の建立を支持したほか、白人が住む地域で黒人への住宅賃貸を拒否するなど差別的慣行…

読売・産経が報じ論評した「従軍慰安婦」不可とする答弁書閣議決定
◆「誤解招く恐れ」指摘 政府が閣議決定したことを伝えるその記事は翌日(4月28日)付の読売、産経が報じたが、読売の第2社会面掲載が示す通り目立つ扱いではなかった。だが、両社の記事は閣議決定の重要な内容を伝えるものであっ…


貴重な文化財を守った台南市長 羽鳥 又男
【連載】台湾で祀られる日本人先覚者(14) 生誕100年を記念し胸像が贈られ、赤嵌楼に置かれている 「台湾の京都」こと台南市の代表的な史跡といえば、1652年にオランダ人によって築城された「赤嵌楼(せきかんろう)」が挙…


オーウェルの小説「一九八四年」が現実化
《 記 者 の 視 点 》 リベラル派の「ポリコレ」が思考を統制 東京ディズニーランドと東京ディズニーシーが「レディース・アンド・ジェントルメン、ボーイズ・アンド・ガールズ」という園内の英語アナウンスをやめ、「ハロー・…


椿と万葉歌と奈良の春
1270年受け継がれた祈り 万葉の花研究家 片岡 寧豊さんに聞く 3月1日から14日にかけて、奈良東大寺の二月堂で1270回目の「修二会」が行われた。二月堂の本尊・十一面観世音菩薩(ぼさつ)に、僧侶たちが五体投地をしな…


中国 スリランカに5億ドル融資
中国は先月、財政難にあえぐスリランカへ5億ドル(約540億円)を追加融資した。ユーラシア経済圏構想「一帯一路」の海の要衝をめぐり、中国に対抗する安全保障メカニズム「日米豪印戦略対話(クアッド)」を牽制(けんせい)する思…


うるま市長に保守系新人の中村正人氏が当選
沖縄県うるま市長選が25日、投開票され、現職の後継者で自民、公明両党が推薦する新人候補が勝利した。来秋に予定される知事選の前哨戦と位置付けられており、自公は県政奪還のきっかけとしたい考えだ。(沖縄支局・豊田 剛) 「県…


バイデンのあまりに無責任な国境管理 Biden’s failure to address border crisis is beyond irresponsible
水曜日の夜の連邦議会合同会議で行われたバイデン大統領による演説から、物の見事に抜け落ちていたものは、彼が恥知らずにも、是正を行わなかった――あるいは、そのことを認めようともしなかった――南部国境における不法移民の危機的…


国民国家の役割を考える
哲学者 小林 道憲 国境で不法移民・送金阻止 社会の混乱防ぐ免疫システム われわれが営んでいる国民国家は、19・20世紀の近代世界が生み出し、つくり上げてきたものである。国民国家は、国境によって区分された領土を持ち、そ…

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連邦議会選9月に控えた独政治情勢
ドイツで9月26日、連邦議会選挙(下院)が行われる。投票日を5カ月後に控えた時点でメルケル首相の与党「キリスト教民主・社会同盟(CDU/CSU)」が野党・環境政党「緑の党」に抜かれて第2党に後退するという世論調査がこの…


OISTの研究でサンゴ白化現象の歯止めに光明
3色の種類があることで知られるサンゴ「ウスエダミドリイシ」は、色によって高温への耐性が違うことが、沖縄科学技術大学院大学(OIST)の研究で明らかになった。さらに、持続可能なサンゴの細胞株を樹立させることに成功した。こ…

40年超運転でも立派に機能する原発を「老朽原発」と決め付ける朝日
◆貶める意図は明らか 年を取った人を最近は「老人」と言わない。老(ろう)には古びた、衰えたという意味があり、高齢者に嫌がられるからだ。ましてや朽ちると合わせて「老朽」と呼べば、ヘイト(誹謗(ひぼう)中傷)だ。なぜなら元…


『言志四録』に学ぶ老いの人生
メンタルヘルスカウンセラー 根本 和雄 佐藤一斎の養生の秘訣 ゆっくり、じっくり、しっかりと “春風を以(もっ)て人に接し、秋霜(しゅうそう)を以て自ら粛(つつし)む”(「言志後録」33)。これは、よく知られた江戸時代…


人間の本性と情報化社会の限界性
名寄市立大学前教授 加藤 隆 「自分への価値」確信望む 無知の知を自覚し視点転換を トルストイに『人は何で生きるか』という作品がある。傲慢な金持ちが靴職人である主人公の店にやってきて、持参した皮を渡しながら上等の長靴を…


FDA、メントールたばこ禁止へ FDA moves to ban menthol cigarettes, flavored cigars
バイデン政権は29日、メントールたばこ、風味付きたばこ禁止の措置を取ることを決めた。禁煙団体は以前から、これらのたばこが少数派住民にとって有害であり、黒人喫煙者が違法売買に関わり、不当に起訴される懸念が高まると主張して…

眞子殿下に矛先向ける文春、コロナ対策で首相に政治判断求める新潮
◆突っ込んだ内容暴露 在宅を余儀なくされるゴールデンウイークを控えて週刊誌各誌は特大号、合併号を出して、盛りだくさんの内容を伝えている。 週刊文春の“ご結婚問題”への爆撃が止まらない。小室圭さんが発表した“釈明文”の…


石器に見る縄文の暮らし
縄文時代の「石器」研究 秋田県埋蔵文化財センター副主幹 吉川 耕太郎氏に聞く 縄文時代と言えば「土器」を連想しますが、秋田県埋蔵文化財センター副主幹の吉川耕太郎氏は「石器」の研究を続けています。「ほとんどの石器は何に使…

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アフガン米軍撤収、9月に延期
バイデン米政権は13日、アフガニスタン駐留米軍の撤収期限を5月1日から9月11日に延ばすと発表した。反政府武装勢力タリバンは、全ての外国軍が完全撤収するまで、いかなる協議にも参加しないとしており、トルコがイスタンブール…

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中国チベット弾圧にも関心を 亡命政府首相
50万人が徴用施設に チベット亡命政府のロブサン・センゲ首相はワシントン・タイムズとのインタビューで、中国は新疆ウイグル自治区のイスラム教徒を弾圧するのと似た手法で、チベットとチベット仏教徒を抑圧し、同化政策を推進して…


尖閣防衛とフォークランド紛争の教訓
東洋大学現代社会総合研究所研究員 西川 佳秀 最悪の事態想定し対策を 同盟国への過度の期待は禁物 尖閣諸島周辺海域には連日、中国の公船が押し寄せ緊張が高まっているが、今から約40年前のこの時期、南大西洋では英国とアルゼ…

温暖化社説で説得力ある論調の日経、原発訴えぬ政府を叱咤する産経
◆早急な計画策定要望 米国主催の気候変動サミット(首脳会議)で、菅義偉首相は2030年度の温室効果ガス削減目標を、現行の「13年度比26%減」から「同46%減」と大幅に引き上げる方針を表明した。 各紙は東京を除き6紙…


日本が今また問われる、アジア難民受け入れの覚悟
日米首脳会談の共同声明が台湾海峡に言及、米インド太平洋軍司令官は、今後6年以内に中国軍の台湾侵攻が起こり得ると予測した。もし侵攻が起きたら、日本はどう米軍後方支援をするかに加え、最前線で備えるべき重要課題もある。台湾か…


天然資源活用の過剰な犯罪化は危険 The consequences of ‘ecocide’: Overcriminalizing the use of natural resources
手付かずの惑星は、21世紀では高く評価されており、環境を無思慮に汚す人間の活動は厳しく非難されている。しかし、母なる自然の熱心な擁護者は、恥を知れと言うだけでは満足していない。彼らは、生態系への損傷を新たな国際的犯罪と…
