[会員向け] 
ヒューマンな視点足りず「性」を捉え切れなかった「ヒューマニエンス」
◆生物学的視点に偏る NHKBSスペシャル「ヒューマニエンス 40億年のたくらみ」が10月1日スタートした。「ヒューマニエンス」とは耳慣れない言葉だが、ヒューマンとサイエンスを合わせた造語で、「人間の臓器、組織そして心…


英国ユダヤ大富豪の実像
獨協大学教授 佐藤 唯行 企業買収で儲け不動産投資 移民出自や自力独行型の苦労人 英国のユダヤ大富豪と聞いて、ロスチャイルド家を思い浮かべるのは昔の話だ。今や様変わりした彼らの姿を次に紹介しよう。情報源は米経済誌『フォ…

中国からバイデン氏息子への送金、財務省が確認 Treasury finds China sent cash to Biden’s son
米民主党大統領候補のジョゼフ・バイデン氏は、9月29日夜の討論会で、自身が副大統領の時に、弁護士の息子が腐敗したオリガルヒ(富豪)や中国共産党から多額の金銭を受け取ったことをはっきり否定した。だが、財務省の資料には、ハ…

国民を「うつ」に追いやるコロナ禍の状況改善を菅首相に求めた新潮
◆ストレスで自殺急増 芸能人の自死が相次いだ。コロナ禍で仕事(収入)が減る、人と会わない、孤立化など、さまざまなストレスを抱え、それらが積もり積もって極端な選択をした、と分析されている。一般人とて同様だ。自分は大丈夫と…


自治体DX計画、年内に 武田良太 総務相
「関係人口」拡大にも意欲 武田良太 総務相 武田良太総務相は9月23日のインタビューで、デジタル技術で既存制度を変革する「デジタルトランスフォーメーション(DX)」を各地方自治体で推進するための計画を年内に策定する考え…

イスラエルと国交のUAE、軍事・外交で存在感 UAE builds on Israel deal with military, diplomatic push
アラブ首長国連邦(UAE)は、イスラエルとの国交正常化という歴史的な合意から2カ月足らずで、軍事大国への道を進み始めた。国連安保理の理事国となることを目指して、軍備の強化を進めている。 UAEは9月29日、15カ国の…


疫病と万葉植物
一番恐れられた天然痘 万葉の花研究家 片岡寧豊さんに聞く 新型コロナウイルス感染症の流行は、自然との付き合い方を考え直すきっかけにもなった。古代から日本人は植物にどう接してきたのだろうか。奈良在住の万葉の花研究家・片岡…


フィリピン 続くコロナ防疫措置
フィリピンでは依然として新型コロナウイルス対策の厳しい防疫措置が続き、国民の生活に大きな影響を及ぼしている。感染者は30万人を超えており、政府はマニラ首都圏などで10月末まで現状の防疫措置を延長することを決定した。世論…


長時間労働解決へ実態調査
河野太郎 行政・規制改革・沖縄・北方担当相 河野太郎行政・規制改革・沖縄・北方担当相は1日、世界日報社を含む報道各社のインタビューに応じ、行政手続きの押印廃止について、「途中のステップだ」と述べ、さらに改革を断行する考…


12月にベネズエラ国会議員選、分裂工作受ける野党連合
マドゥロ政権、体制強化狙う 南米ベネズエラで12月に国会議員選挙(定数167、任期5年)が行われる。反米左派マドゥロ政権は、政権基盤を確実にするために野党の切り崩しや分裂工作、また選挙監視団の受け入れ表明などを行ってお…


文化大革命の再現図る中国
拓殖大学国際日本文化研究所教授 ペマ ギャルポ チベットで洗脳教育復活 強制労働で伝統的生活を破壊 最近、皆様がお気付きのように中国政府は南モンゴル、いわゆるモンゴル自治区で学校教育でのモンゴル語の使用を廃止し、一層中…

携帯料金下げへの菅首相の本気度に霞む朝日の「丁寧な検証と議論」
◆読売・産経は首相支持 菅義偉首相が「デジタル庁」の設置とともに力を入れているのが、携帯料金の引き下げである。 携帯料金の引き下げは、首相就任の会見でもそうだが、就任前の自民党総裁選の最中でも強調し、官房長官の時にも…


報道・人権国際組織との協力、政府も保守派ももっと関心を
菅新首相就任に際し最も厳しいメッセージを寄せたのは、国際ジャーナリスト団体「国境なき記者団」(RSF)(本部パリ)だろう。 それは、RSFの「世界の報道の自由指数」ランクで2012年に22位だった日本が今年は66位に…

-150x150.jpg)
香港の次は台湾、米補佐官が警鐘
防衛力強化呼び掛け 国家安全維持法(国安法)の施行など中国による香港への統制強化を受けて、次は台湾が標的となるのではないかと懸念している――オブライエン米大統領補佐官(国家安全保障担当)はワシントン・タイムズとのインタ…

テーザー銃問題:警察はその革新的管理に努めよ Trouble with Tasers: Police need control tools that are not hit or miss
警察官が民間人を死に至らしめるような発砲をしてしまいかねない危険な、双方のぶつかり合いは悲劇としか言いようがない。ブリオナ・テイラーさんの死が、またしても、クローズアップされている。黒人男性らが銃撃された事件は、今年の…

-150x150.jpg)
ムハンマド風刺画に反発か 風刺紙旧編集部近くでテロ フランス
聖戦主義に影響される若者 現在、フランスで公判中の風刺週刊紙シャルリエブド編集部襲撃事件の裁判の最中、当時、同編集部が入っていた建物前でテロ事件が発生。裁判の争点であるイスラム教創始者ムハンマドの風刺画のメディア掲載に…


謎深まるナワリヌイ氏暗殺未遂事件
日本対外文化協会理事 中澤 孝之 疑われるクレムリン関与 情報機関の犯行としては稚拙 プーチン政権の汚職疑惑を長年告発し、政権批判の急先鋒(せんぽう)、ロシアの反体制派指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏(44)が8月20日…


少子化対策 切れ目なく
坂本哲志 地方創生 少子化担当相 坂本哲志地方創生、少子化担当相は28日、世界日報社を含む報道各社のインタビューに応じ、少子化対策について、結婚から出産、育児、進学まで「切れ目のない対策をしていく」と強調し、不妊治療へ…

根拠薄い朝鮮人犠牲者数を使って小池都知事をヘイト扱いした朝日
◆訂正・おわび記事掲載 関東大震災での朝鮮人犠牲者追悼式については本欄14日付で書いたばかりだが、朝日は21日付で再度取り上げ、その記事をめぐって26日付に訂正・おわび記事を載せた。それでいささか食傷気味だが、見過ごせ…


中国海軍増強と我が国の対応
元統幕議長 杉山 蕃 海上動態監視網の強化を 長距離対艦誘導弾の開発急務 9月1日、米国防総省は、「中国の軍事および安全保障の進展に関する報告書」を発表した。数々の興味ある内容であるが、今回は中国海軍の増強についてコメ…


米国の分断と大統領選
インタビューfocus 道徳的に崩壊する社会 麗澤大学准教授 ジェイソン・モーガン氏 米国内の政治的分断が深刻なレベルにまで先鋭化する中で行われる11月の大統領選は、米国にとってどのような意味を持つのか。ジェイソン・モ…

コロナ禍に商機をつかむ経営者や京都の老舗を取り上げたポスト、朝日
◆前年比150%伸長 自転車に小荷物を乗せて、勢いよく走る宅配サービスをどこでもよく見掛ける。コロナ禍で飲食業界が不振の中、急拡大する地域を巡る宅配の配達員たちだ。週刊ポスト10月2日号は「コロナ禍で空前の急成長!『宅…


最高裁が米大統領を決める?
アメリカン・エンタープライズ研究所客員研究員 加瀬 みき 接戦州の最終結果判断も 注目を集める後任判事の指名 米最高裁判事のルース・ベーダー・ギンズバーグが長い癌(がん)との戦いの末、逝去した。大統領選挙直前のこの出来…
