アフガン米軍撤収、9月に延期
編集局 2021/4/30 写真|中東・北アフリカ [会員向け]
アフガン内務省によると、駐留米軍撤収の発表以降、11日間にタリバンによる爆弾攻撃や自爆テロなどで、女性や子供を含む民間人少なくとも63人が死亡し、180人が負傷した。アフガンのメディアは、同時期に治安部隊要員112人が死亡し、76人が負傷したと伝えた。治安部隊幹部や警察署長も爆弾の爆発により死亡したという。政府軍や治安部隊とタリバンの戦闘で、タリバン側も多数の戦闘員が死亡した。
国連によると、今年に入り3カ月間に民間人573人が死亡、1210人が負傷した。昨年の同時期と比較して民間人の犠牲者は29%増加したという。
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