アフガン米軍撤収、9月に延期


カブールで警戒するアフガニスタン兵=21日(AFP時事)

 アフガン内務省によると、駐留米軍撤収の発表以降、11日間にタリバンによる爆弾攻撃や自爆テロなどで、女性や子供を含む民間人少なくとも63人が死亡し、180人が負傷した。アフガンのメディアは、同時期に治安部隊要員112人が死亡し、76人が負傷したと伝えた。治安部隊幹部や警察署長も爆弾の爆発により死亡したという。政府軍や治安部隊とタリバンの戦闘で、タリバン側も多数の戦闘員が死亡した。

 国連によると、今年に入り3カ月間に民間人573人が死亡、1210人が負傷した。昨年の同時期と比較して民間人の犠牲者は29%増加したという。


...【全文を読む】
記事の全文をご覧になるには会員登録が必要です。
新規会員登録へ
ログインへ