[沖縄時評]
目覚めよ沖縄県民、対中融和は侵略を招く
《 沖 縄 時 評 》 南西諸島防衛めぐる論争 闊歩する沖縄版「白旗・赤旗論」 ◆武力侵攻辞さぬ中国 白旗・赤旗論をご存じだろうか。かつてロンドン大学教授の森嶋通夫氏が「もしソ連が侵略してくれば、白旗と赤旗を掲げて降伏…
談合疑惑で揺らぐ玉城県政 首里城火災の責任曖昧に
《 沖 縄 時 評 》 ◆豚コレラへの対応でも混乱 契約前に業者と会食 自らが招いた官製談合と、首里城火災に続く、豚コレラ(豚熱、CSF)発生など、相次ぐ災害に沖縄県の玉城県政が揺らいでいる。 県議会で追及の続く官製…
石垣市自治基本条例の「正体」 現代版ソビエトづくりが狙い
《 沖 縄 時 評 》 「地域の憲法」名乗り反基地闘争 起源はロシア革命に 沖縄県の石垣島は県庁所在地の那覇から410キロの南西に位置し、台湾からは270キロ。唯一の自治体、石垣市は尖閣諸島を所管しており、防衛上の要衝…
デモの香港と返還前の沖縄、中国が喜ぶ沖縄デモ
《 沖 縄 時 評 》 不正蓄財の洗浄基地・香港 沖縄はドルの日本還流に貢献 2019年は令和の時代が幕を開けた。10月に入ると、玉城デニー沖縄県知事の「会食疑惑」(官製談合疑惑)、31日未明には首里城炎上と、立て続け…
辺野古移設工事の課題 超軟弱地盤の埋め立て可能
《 沖 縄 時 評 》 羽田も関空も見事やり遂げた ◆ヘドロと格闘し克服 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設をめぐって、沖縄県は辺野古沖に超軟弱地盤が広がっていることを理由に建設工事に異議を唱えている…
琉球王国という幻想 中朝が反日反米に利用
《 沖 縄 時 評 》 元は米が仕掛けた分断工作 観光誘致目的の俗称 「沖縄はかつて琉球王国という独立国だった」 多くの日本国民がうっすらと思い込んでいることだろう。沖縄県民はさらに踏み込んで、きらびやかな琉球王国時…
ジュゴンはなぜ死んだ 辺野古工事の影響なし
《 沖 縄 時 評 》 玉城県政の保護無策が災い 犯人は「エイ」と判明 沖縄本島周辺で確認されていた海洋哺乳類ジュゴンの1頭、通称「B」の死骸が発見されたのは今年3月のことだ。東シナ海側にある本部半島の今帰仁村(なきじ…
参院選結果と沖縄基地問題 民意は辺野古移設推進
《 沖 縄 時 評 》 賛成派が反対派の倍以上当選 民主党政権時に決定 普天間飛行場は、在日米軍海兵隊の軍用飛行場である。2700メートルの滑走路を持ち、嘉手納基地と並んで沖縄におけるアメリカ軍の拠点となっている。普天…
トランプ発言と日米地位協定 「血の同盟」が平等もたらす
《 沖 縄 時 評 》 改憲、双務条約化が課題に 「不公平」な安保条約 沖縄県では基地問題が騒がれるたびに日米地位協定が米兵の特権を保証する「不平等協定」との批判が起こり、「沖縄差別」だと論じられる。沖縄革新県政はそれ…
翁長知事国連訴訟の真相 権限逸脱した国連演説
《 沖 縄 時 評 》 請求期限超過に正当な理由 資格欠如隠した2紙 「翁長知事国連演説訴訟」の控訴審判決が5月9日、福岡高等裁判所那覇支部で言い渡され、大久保正道裁判長は原告側の控訴を棄却した。 これは、故翁長雄志…
平成から令和の沖縄へ 「天皇に好感」県民の9割に
《 沖 縄 時 評 》 寄り添われ続けた40余年 県民意識大きく変化 平成が終わりを告げ、令和の御代(みよ)が始まった。4月末、天皇、皇后両陛下への感謝の念は全国を包み、各地で「令和ブーム」を呼び起こした。沖縄において…
辺野古移設が唯一の方法、普天間の機能は必要不可欠
《 沖 縄 時 評 》 在沖米軍トップらとマスコミが意見交換 米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古沖への移設をめぐり、「基地反対」が沖縄の民意のように県内外のメディアは報じている。しかし、一般的な県民意識としては…
辺野古・県民投票分析、民意は移設容認にあり
《 沖 縄 時 評 》 「6割が反対せず」に重み 「圧倒的」は事実誤認 「反辺野古の圧倒的民意を示す」。これが共産党や社民党などで作る「オール沖縄」のスローガンだった。米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設を問う沖縄県…
自衛隊配備増強の議論を 地元の雇用生み税収増も
《 沖 縄 時 評 》 危険な石垣住民投票 戦後74年の“節目”に 300×400 新しい年を迎えた。今年は御代替わりの年であり、戦後74年という節目の年である。74年という中途半端な数を“節目”としたのには理由があ…
辺野古めぐる県民投票 正当性なき「政治闘争」
《 沖 縄 時 評 》 地元無視、中立性からも逸脱 設問で異なる結果に 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設をめぐって沖縄県は2月24日に県民投票を行う予定だ。だが、県民投票は「地元」の普天間や辺野…
違憲判決の孔子廟訴訟 控訴に賛成した共産党
《 沖 縄 時 評 》 政教分離の党綱領と矛盾 地裁で那覇市が敗訴 那覇市在住の金城テルさんはこのほど、那覇地方裁判所の孔子廟(びょう)裁判に全面勝訴した。この裁判は那覇市が憲法違反をしているか否かの裁判である。その裁…
辺野古めぐる県民投票 黙殺された「普天間返還」
《 沖 縄 時 評 》 恣意的民意づくり正当性なし ◆撤回理由に根拠なし 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設問題は県知事選後、新たな動きを見せている。一つは県の埋め立て承認の撤回をめぐって国土交通…
玉城デニー氏、沖縄県知事選に圧勝の理由
《 沖 縄 時 評 》 「翁長氏の遺志」前面に 「亡霊」と闘った佐喜真氏 ◆地元2紙勝利の前回 翁長(おなが)雄志(たけし)沖縄県知事の急逝を受けて行われた知事選は、翁長氏の「後継者」をうたい文句にした玉城(たまき)デ…
辺野古埋め立て承認を「撤回」
《 沖 縄 時 評 》 県の撤回事由に根拠なし、知事選へのパフォーマンス ◆反辺野古派の断末魔 翁長雄志沖縄県知事の死去に伴う県知事選が13日に告示され、30日に投開票が行われる。自民、公明、維新が推す佐喜真淳氏(前宜…
広がる教育正常化の動き 道徳教科化で平和教育駆逐へ
《 沖 縄 時 評 》 偏向教師は過去の遺物に 中国の宣伝工作浸透 沖縄県では毎年慰霊の日の6月23日前後になると、学校や県内メディアが「平和教育」と称して沖縄戦の悲惨さだけが伝えられる。加害者は日本軍であり、ステレオ…
李登輝氏の主張は沖縄の地元紙に「不都合な真実」
《 沖 縄 時 評 》 李登輝氏の真意を伝えず、台湾の声を抹殺し抑止力を否定 ◆中国紙を引用し批判 『不都合な真実』とは地球温暖化をめぐるアル・ゴア元米副大統領のドキュメンタリー映画のタイトルとして知られるが、その意味…
孔子廟訴訟・控訴審の行方、新主張も那覇市の敗訴必至
《 沖 縄 時 評 》 「琉球の公費」根拠にならず 地裁で原告全面勝訴 4月13日に憲法・政教分離裁判で金城テルさんが那覇市に勝訴した。この裁判は高裁の差し戻し裁判であった。 13日の那覇地裁の判決で、久米至聖廟は「…
軍事同盟・核共有を黙殺、「木を見て森を見ず」の過ち
《 沖 縄 時 評 》 沖縄県、独伊が米国と結ぶ地位協定の実態調査を実施 ◆軍事条約も比較検討を 沖縄では米軍や軍属による事件があるたびに、日米地位協定が米兵の特権を保証する「不平等協定」との批判が起こり、「沖縄差別」…