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国の在り方、真剣に論議を

元統幕議長 杉山 蕃 憲法改正の動きを歓迎 縮小の感を拭えない「加憲」  待望の憲法改正の動きが進みつつあるようである。安倍首相は、自民党総裁として、秋の臨時国会で「憲法審査会に自民党の改正案を提出したい」旨発言し、これ…

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時の党首人気が生む「チルドレン」議員問題を案じた「時事放談」など

◆豊田議員の声を分析  今回の東京都議選に与えたテレビの影響は大きかったと言えよう。例えば、週刊誌が告発報道した豊田真由子衆院議員の秘書に浴びせた暴言は、活字で表現するには限界がある。テレビでは生声が伝わりインパクトは数…

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沖縄闘争の系譜 源流は「コミンテルン」

沖縄闘争の系譜 源流は「コミンテルン」

《 沖 縄 時 評 》 今も「渋谷暴動」を継続  「星一つ 落ちて都の 寒椿」  沖縄の人々が上京した折に、ぜひ訪ねてほしい場所がある。東京都渋谷区にある小さな慰霊碑である。  JR渋谷駅のハチ公前から、通称「文化村通り…

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米国人とは誰か? 国・社会に愛着あってこそ

「ケイト法」下院通過  7月4日は米国が建国された記念日だった。そこで米国人とは誰か? 更に日本人とは誰か?―という本質的な問題を考えてみよう。  米国憲法第2章第1条には、大統領になる条件に関して“出生による米国民であ…

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G20各国、パリ協定離脱批判も化石燃料を支援 Critics of Trump on Paris accord also big investors in fossil fuels

 有力環境保護グループは5日公表した調査報告で、トランプ大統領の「パリ協定」離脱決定を強く批判している国々は、エネルギー政策をめぐる最大の偽善者でもあると主張した。報告は、排出削減を訴える多くの国で、予算の使い方と主張と…

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七夕を世界的な行事に

 短冊に願い事を書き、星に願いを懸ける七夕。日本各地の七夕まつりは、新暦7月7日~月遅れ8月9日のどこかで行われている。その七夕を「クリスマスやバレンタインと並ぶ世界的な行事にする」との思いで、全国の七夕行事の支援活動を…

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北の新型ICBM、中国が弾頭技術を提供か

 北朝鮮の新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)の写真を分析すると、核弾頭搭載可能なミサイルの先端部分ノーズコーンが、中国から供給されたとみられているパキスタンの核搭載可能ミサイルの弾頭に似ていることが分かる。  国際評価戦…

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米国の「潔癖性」見過ごすな

東洋学園大学教授 櫻田 淳 不道徳な相手には峻厳 無頓着な北朝鮮・韓国の首脳  米国を観察する際、その超大国や覇権国家としての表層に着目する人々は、米国の「富強」「権勢」あるいは「傲岸」を語りたがるかもしれないけれども、…

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中南米で影響力強める中国、パナマが台湾と断交

 世界第2位の経済大国となった中国。近年は台湾と国交のある国々への切り崩しを図っており、最近では中米の要衝パナマが台湾との断交を発表した。政府系ファンドによる援助など、経済力と政治力を生かした中国の存在感は中南米でますま…

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都議選で自民大敗、ここを先途とばかりに政権批判畳み掛ける朝日

◆本音が覗く各紙社説  「小池系が過半数 自民惨敗」(日経)  自民党は過去最低だった38議席をさらに下回る23議席という歴史的惨敗。代わって小池百合子都知事率いる地域政党「都民ファーストの会」が49議席を獲得して都議会…

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北朝鮮からの人を馬鹿にした頼みごと Mocking demands from Pyongyang

 越えてはならない一線を越えてしまっている、と教えてくれる社会的約束事を理解するようになることは、貴重な特技である。ところが、独裁者の中には、絶対にそういうことを学ばない者がいる。誰彼構わず無差別に相手を怒らせる人間とし…

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尖閣「政策」持たぬ日本政府

エルドリッヂ研究所代表・政治学博士 ロバート・D・エルドリッヂ 45年間の空白を埋めよ このままなら軍事衝突不可避  本稿を書いている6月24日の報道では、中国海警局の「海警」4隻が日本の領海に侵入し、約2時間航行した。…

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文大統領に対北マイウェイの懸念

訪米先で「金正恩氏と対話必要」  トランプ米大統領と文在寅・韓国大統領による初の米韓首脳会談では最大懸案である北朝鮮の核・ミサイル脅威に断固対応することが確認されるなど、一定の成果を上げたとする評価が広がっている。ただ、…

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「遺伝性難聴の発症を予測し備える」

「遺伝性難聴の発症を予測し備える」

東京医療センター聴覚・平衡覚研究部 松永達雄部長が講演 iPS細胞の研究発展すれば薬や細胞の移植なども可能に  東京都医学総合研究所は、このほど、「遺伝子検査で遺伝性難聴の発症を予測し備える」と題して都民講座を東京都千代…

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「薬物の真実」を伝え、友人を救おう

「薬物の真実」を伝え、友人を救おう

日本薬物対策協会が国連「撲滅デー」にイベント  国連の「国際薬物乱用撲滅デー」の6月26日、薬物の危険性を伝えるイベントが東京・新宿で行われた。主催したのは、教育現場を中心に啓発活動を続ける日本薬物対策協会。ボランティア…

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地方紙「社説」のカラクリ触れずテロ準備罪に「大半が反対」とした毎日

◆「肯定的」は一社のみ  毎日メディア欄(22日付)が興味深い分析記事を載せた。6月に成立したテロ等準備罪を導入する改正組織犯罪処罰法について全国紙、ブロック紙、地方紙の大半が16日付(一部は17日)で社説・論説を載せ、…

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人はなぜスポーツをするのか

勝利の喜びより大きい敗北の痛み 米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー  数学では、永遠の真理を確信しながら、それを証明できないとき、もったいつけて頭文字を大文字にして仮説として発表し、正しいか間違っているかの証明を…

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トランプ氏の権限委譲型安保

アメリカン・エンタープライズ政策研究所客員研究員 加瀬 みき 文民統制とは相いれず いまだ示さぬ包括的ビジョン  6月半ば、ジェームス・マティス米国防長官はアフガニスタン駐留米軍規模決定権を大統領に与えられたと発表した。…

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「日本の国防」を説く高著

 先ごろグッドブックスから出版された色摩(しかま)力夫氏の著書『日本の死活問題』が自宅に送られてきた。  色摩氏は、仙台陸軍幼年学校を卒業後、陸軍予科士官学校の時に終戦を迎えられた。戦後は東京大学を卒業後、外務省に入省さ…

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与党政治家への感情的な反発心をあおることに執着する文春・新潮

◆「選挙妨害」との声も  このところ、週刊誌は政治の話題で騒がしい。下村博文元文科相の「闇献金」を週刊文春(7月6日号)が報じれば、週刊新潮(7月6日号)は金子恵美代議士の「公用車で保育園」送迎を報じている。“権力の不正…

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立法上の勝利がなくてもトランプ氏支持で変わらない保守派 Conservatives stick with Trump despite lack of legislative victories

 トランプ米大統領は議会で何も実績を挙げられないでいるが、保守派の指導者たちは、米国を正しい方向に導いているとして「トランプ・トレイン」から飛び降りるつもりはない。  多くの保守派は、上院で行き詰まる医療保険法案をオバマ…

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沖縄への「差別」が拡大しているとの誤解を与えるテレ朝「報ステ」

◆暴力的な抗議活動  沖縄「慰霊の日」の6月23日、沖縄戦の犠牲者らを悼む全戦没者追悼式が糸満市で行われた。この日、テレビ朝日の報道ステーションは「慰霊の日に考える沖縄への“ヘイト”」と題し特集を組んだが、その内容は、本…

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成長の柱は観光、エネルギー

21世紀の北海道 前道議会議員 柿木克弘氏に聞く  近年、北海道を訪れる外国人が増えている。四季を通じて豊かな自然があること、さらに新鮮な食材に魅力を感じる、などがその理由に挙げられる。そうした北海道の魅力をさらに引き出…

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