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結婚で繁栄する人類 家庭の基盤を崩す同性婚
懸念される渋谷区条例 昨年3月31日、東京・渋谷区議会でパートナーシップ条例が成立、米国で増加している同性婚が日本でも増えるきっかけになりそうだ。 人間にとり男女による正常な結婚は、地球人類の繁栄の基盤として神にも祝…

流血の闘争の果てに、批判への寛容学んだキリスト教
2016 世界はどう動く-識者に聞く(13) 聖公会中東・北アフリカ総主教ムニール・ハンナ・アニス師(下) キリスト教の歴史では、宗教改革があり、聖書が批判される時代を経過して、信仰は穏健化したように思える。イスラム教に…

米大統領選 「想定外」の展開で予備選突入へ
11月の米大統領選に向け、民主、共和両党の候補者を決める予備選・党員集会のスタートまで約10日となったが、両党とも「想定外」の展開になっている。共和党はいずれ失速すると言われ続けてきた不動産王ドナルド・トランプ氏が勢い…

パラリンピック創始の哲学
獨協大学教授 佐藤 唯行 スポーツをリハビリに 亡命医師グットマンが発想 4年後のオリンピック東京大会を控え、同時開催されるパラリンピックへの関心も俄に高まっている。この国際的催しを創始した人物こそ、ナチスの圧制を逃れ…

イスラム教の聖典解釈、「文字通り」は危険はらむ
2016 世界はどう動く-識者に聞く(12) 聖公会中東・北アフリカ総主教ムニール・ハンナ・アニス師(上) イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」によるテロが吹き荒れている。背景には、イスラム過激派思想があることが明ら…

制裁解除でイランに企業が殺到/Iran welcomes business rush as sanctions are lifted
時間はかからなかった。 イランへの国際的な経済制裁を解除する合意が署名されるとすぐに、欧州とアジアの大企業は契約を交わし始め、主要国の指導者らは、イラン政府へ貿易使節団を派遣することを検討し、閉鎖されていた油田への注…

AIIB事業開始に中国の恣意的な運用の懸念を深める読売、産経
◆公正運用求めた読売 中国が主導するアジアインフラ投資銀行(AIIB)が北京で設立式典を開き、本格的な業務を開始した。 AIIBにはアジアや欧州などから57カ国が参加。参加国が拠出する資本金は計1000億㌦(約11兆…

中国に「道徳空白」の難題
台湾に吹いた蔡英文旋風(下) 「富強有徳」志向へ台湾の役割 今回、立法院選挙で注目を浴びたのは、弟を愛した熱血の姉・洪慈庸氏だ。弟は兵役終了日を直前に控えながら隊内でいじめに遭遇し、死亡する。その真相究明を求め、軍を前…

宜野湾市長選24日投開票 普天間移設めぐり保革が大接戦
普天間飛行場の移設問題が最大の焦点となっている宜野湾市長選が17日に告示され、24日に投開票される。自民党県連と公明党県本部が推薦する現職、佐喜真淳氏(51)と共産党など翁長雄志知事を支える革新政党・団体が支援する新人…

パキスタンに希望の光が/Hope in Pakistan
パキスタン政府の、1月初めに起きた、インド側国境地帯にある軍事施設への襲撃に参加したことを疑われているイスラム過激派民兵に対する動きは、良いニュースであるし、しかも、その及ぶ範囲はその地域だけにとどまらない。米国にとっ…

陳腐なオバマ氏の一般教書
米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 見るべき成果ない外交 過去のフレーズを繰り返し 【ワシントン】オバマ大統領の12日夜の議会での演説は、国家の現状というよりも、大統領職の現状について物語るものだった。 知的…

シリア介入に動いたロシア
ロシア研究家 乾 一宇 アサド政権援護が目的 ISと反政府組織を標的に クリミア併合で孤立していたロシアが、シリア問題で主導権を握って行動している。9・11事件でプーチン大統領が、いち早く露米の協調関係を築いた状況に似…

危機管理の人材育成
今年4月、防災・危機管理のプロを養成する目的で、東京都世田谷区に日本大学が危機管理学部を開設する。危機管理学部という名前で学部が新設されるのは千葉県銚子市にある千葉科学大学に続いて2校目となる。この動きは他の大学にも拡…

習近平氏の「台湾併合」野望懸念
台湾に吹いた蔡英文旋風(中) 東アジアの自由と安保を左右 中台統一は中国の悲願だ。福建省で17年間、勤務した経験があり台湾専門家を自負する習近平国家主席にとっても、台湾問題は自らの政治生命を決定しかねない重要事項だ。少…

台中接近から日米台連携へ 台湾総統・立法院選が示すもの
国民党支配からの決別選んだ民意 平成国際大学教授 浅野 和生 1980年米大統領選挙でのレーガンの勝利を彷彿(ほうふつ)とさせる「蔡英文の地滑り的勝利」であった。去る1月16日の、台湾における総統(大統領)と立法院(国…

難民のソーシャルメディア審査へ/U.S. screening refugees’ social media accounts
国土安全保障省の局長によると、同省は、イラク人とシリア人難民申請者のソーシャルメディアアカウントの審査を試みようとしている。移民当局者らが、外国人戦闘員がサイバー空間に残した痕跡から移民の目的を探ることができる可能性が…

緊急事態条項「憲法に必要」90%あった阪神大震災後の95年読売調査
◆21年経た地元紙社説 阪神・淡路大震災から17日で21年を経た。震災が残した教訓の中で次の二つが印象的だった。ひとつは初動態勢の遅れで被害を広げたこと、もうひとつは地域の助け合いで犠牲を最小限に抑えたことだ。地元、神…

教育環境のIT化どこまで
「デジタル教科書」にみる実情 社会の情報化が急速度に進む中、教育現場でもそれにどう対応するかが大きな課題となっている。政府は、平成25年6月の「世界最先端IT国家創造宣言」(26年6月全面改訂)で、世界最高水準のIT利…

当初、モルディブで嫌われた日本の防波堤
モルディブの環境問題と日本 駐日モルディブ共和国全権大使 アハメド・カリール氏に聞く 21世紀はインド洋の世紀といわれるが、そのセンターに位置するモルディブの地政学的重要性は論を待たない。そのモルディブと日本の関係は結…

揺れだした共通の価値観 分裂の危機に瀕するEU
難民殺到で加盟国に亀裂 欧州連合(EU)は創設以来、紆余(うよ)曲折を経ながらも拡大してきた。創設当初6カ国時代から現在28カ国に拡大し、加盟を希望する候補国はブリュッセルのEU本部前で列をなしている。ところが、北アフ…

少年法適用年齢引下げの是非
一般社団法人教育問題国民会議理事長・弁護士 秋山 昭八 「国法上の統一性」は疑問 現行法の「20歳」を踏まえよ 9月10日、自民党の成年年齢に関する特命委員会が取りまとめた提言では、公職選挙法の選挙年齢が18歳以上とさ…

台湾に吹いた蔡英文旋風、中・米とも織り込み済み
台湾に吹いた蔡英文旋風(上) 平和担保の覚悟問われる日本 台湾のトップを決める総統選は、民主進歩党の蔡英文主席が国民党の朱立倫主席の倍近い票を獲得し圧勝。立法院(国会、定数113)選でも、民進党が現有40議席から68議…

北朝鮮・金第1書記の兄、正哲氏 後継決定期、音楽に耽溺
北朝鮮の最高指導者・金正恩第1書記が父・金正日総書記の後継者に決まった時期を前後した約2年間、兄の正哲氏が英国の有名ギタリスト、エリック・クラプトンの関連グッズを大量に注文していたことが17日、本紙が入手した北朝鮮の内…
