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天皇・皇后両陛下のフィリピン御訪問
「心と心」の絆を大事にしよう 天皇、皇后両陛下がフィリピンを訪問され、両国の戦没者160万人を慰霊されている。 大戦の海外最激戦地だったこの国は、戦後しばらく、最も激しい反日国だった。だが、その間に、キリノ大統領によ…

宜野湾市長に佐喜真氏再選、辺野古移設の明確な民意示す
「オール沖縄」の欺瞞性露呈 任期満了に伴う沖縄県宜野湾市の市長選が24日、投開票され、現職の佐喜真淳氏(51)(無=自民・公明推薦)が、翁長雄志知事や革新団体の支援を受けた新人の元県職員・志村恵一郎氏(63)(無)を破…

宜野湾市長選の敗北で翁長知事の訪米取り止めか
激震・翁長県政 「オール沖縄」の凋落(中) 自公は結束、革新に亀裂 沖縄のメディアは、翁長雄志知事を中心に結束する辺野古移設反対勢力「オール沖縄」を過大評価するあまり、辺野古移設を容認すれば“非県民”であるかのような扱…

アジアの水戦争を防ぐ/Preventing a water war in Asia
東南アジアの海に中国が脅しをかけていることについては、アジアは慣れっこになりかけていたのだが、そうした折も折、アジア人にとっての別の水の心配が起きているのだ。北京の政府は、南アジアおよび東南アジアの六つの大河の安全・健…

非難かわすための囚人交換
米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 核合意受け制裁を解除 イランが中東の覇権国家に 【ワシントン】オバマ氏は有能な大統領だ。イラン核合意はひどい合意だが、全体を見るとよくできている。ほぼ同時に実施された囚人交換…

辺野古移設反対派の既得権益<English付>
エルドリッヂ研究所代表・政治学博士 ロバート・D・エルドリッヂ 派遣活動家に金銭配る 「基金」潤沢だが空疎な連帯 市民運動の特徴といえば、イデオロギーの分裂、リーダーと追随者の間の衝突、派閥争い、権力闘争、資金や支援の…

宜野湾市長選情勢分析で志村氏優位を印象づけようとした琉球新報
◆知事共々告発される 「公明かつ適正に行われることを確保し、もつて民主政治の健全な発達を期する」 これは公職選挙法の一節だ(第1条)。選挙が公正でなければ民主政治は成り立たない。当たり前の話だが、沖縄ではかつて社民党…

「ジハーディ・ジョン」訃報で過激派対策の限界明らかに/‘Jihadi John’ obituary reveals limits of surveillance in stopping extremists
ロンドン市民「ジハーディ・ジョン」の一件は、米国や同盟国が過激派を監視することの難しさを見せつけた。逮捕も何らの対策も講じられず、テロ集団「イスラム国」の一員として殺人を犯すことを許した。 洗練されたネットの機関誌「…


宜野湾市長選、辺野古移設反対一辺倒に限界
激震・翁長県政 「オール沖縄」の凋落(上) 作られた「民意」にノー 宜野湾市長選、県議選、参院選と、米軍普天間飛行場の辺野古移設が争点となる選挙が続く沖縄の「選挙イヤー」の皮切りとなった宜野湾市長選で現職の佐喜真淳氏が…

日比友好拓いた「赦し難きを赦す」
戦犯特赦に尽力した画家・加納辰夫 安来市加納美術館名誉館長 加納佳世子氏に聞く 天皇、皇后両陛下が26日から5日間の日程でフィリピンを公式訪問されるが、同国で戦後、戦犯として収容されていた旧日本兵の赦免に尽力した人物が…

蔡英文氏当選に韓国の心中複雑
台湾の次期総統に当選した民進党の蔡英文氏に韓国が戸惑いを隠せずにいる。親中路線とは一線を画し、日米との親密ぶりをアピールしているためだ。韓国女性アイドルグループの台湾出身メンバーによる国旗騒動が重なったこともあり、戦略…

台湾総統選 蔡氏勝利を祝う
桐蔭横浜大学法学部教授 ペマ・ギャルポ 花開いた蒋経國の英断 国民が知恵と勇気ある行動 台湾の国民が勇気と知恵をもって行動に出た。1月16日の台湾総統選及び議会の選挙は民進党が大躍進し勝利を収めた。総統選に関しては国民…

音読で文字への抵抗感なくす
北海道師範塾「教師の道」研修講座 教育改革が叫ばれて久しい。教育基本法の改正、教育委員会制度の見直し、道徳の特別教科化などさまざまな制度・カリキュラム改革が進められている。もっともそれらの改革が児童生徒にとって有益かど…

“タレこみ”でスクープ続ける“進撃”の「センテンス・スプリング」
◆「裏金」を全てコピー 週刊文春の特ダネラッシュが止まらない。年頭(1月14日号)のタレント・ベッキーとバンド「ゲスの極み乙女。」のボーカル・川谷絵音の不倫スキャンダルが暴露され、先週発売の1月28日号では甘利明経済再…

フィリピン大統領選の世論調査、ビナイ副大統領が単独首位に
5月に行われるフィリピンの大統領選挙は、候補者が出そろい国民の関心も高まっている。毎月のように発表される世論調査では、活発に順位が入れ替わる混戦状態が続いており、まだ有権者の意思は固まっておらず、どの有力候補にも当選の…

日本人が知るべき日本列島
拓殖大学地方政治行政研究所客員教授 濱口 和久 広範囲に及ぶ火山の島 激しい気候変化と地震頻度 日本人は日本列島のことをどれだけ知っているだろうか。少々、地理の授業になるかもしれないがお付き合いいただきたい。 「日本列…

膠着状態の南北、4月総選挙で“従北”勢力支援強化も
2016 世界はどう動く-識者に聞く(15) 元韓国治安政策研究所研究官 柳東烈氏(下) 近年、平壌では高層マンションなどをはじめ大型建造物が立ち並ぶようになった。経済は上向きだとする見方もある。 金正恩第1書記の指示…

危険、ナチス、独裁…とアジ演説的な「サンモニ」の緊急事態条項批判
◆正装神妙なSMAP 「わたしSMAP世代なんですよ~」。子供が同じ高校に通っていた、あるお母さんの“自己紹介”を思い出した。冷やかしたかどうかは覚えていないが、市井の大人まで自分の世代を言い表す代名詞にもしているグル…

2015年は最も暑い年だった、気候変動で新たな議論/Climate debate heats up after 2015 described as warmest year on record
連邦政府の気候学者らが20日、2015年はこれまでで最も暑い1年だったと発表したことで、地球温暖化めぐって新たな議論がわき起こり、懐疑派はこの発表に異議を唱えている。 東海岸が大雪に備える一方で、米海洋大気局(NOA…

金正恩第1書記 「中長期政権」の岐路に
2016 世界はどう動く-識者に聞く(14) 元韓国治安政策研究所研究官 柳東烈氏(上) 北朝鮮は新年早々「水爆」と称し4回目の核実験に踏み切った。北の狙いは何か。 まず政治的な意味は実権を握って5年目に入り、強盛国家…

民主党の「勝負の年」、新党「これが最後」が前提
衆参同日選想定し公約作り 2016年新春の民主党機関紙(「プレス民主」1月1日号と15日号)から、同党と①選挙②野党勢力結集③連合との関係―についてみてみたい。トップは1日号が「勝負の年の抱負語る」(見出し)との岡田克…

「経済」で臨む自公、“敵”は海外、株安・TPP
逃げられない「憲法・安保」 通常国会の論戦では安倍晋三首相が憲法改正について前向きな答弁をしている。また、安保法制に反対する野党は繰り返し争点化を試みようとしている。参院選に向けて世論上の注目を集めるテーマだが、与党の…

「政局」下の共産党、新春に霞む「国民連合政府」
その後「赤旗」で強調せず 日本共産党の機関紙「しんぶん赤旗」日曜版1月3日号の新春対談は、案の定「国民連合政府」の宣伝だった。志位和夫委員長と社民党の月刊機関誌「社会民主」にも連載を持つ元朝日新聞コラムニストの早野透氏…
