「政局」下の共産党、新春に霞む「国民連合政府」


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その後「赤旗」で強調せず

 日本共産党の機関紙「しんぶん赤旗」日曜版1月3日号の新春対談は、案の定「国民連合政府」の宣伝だった。志位和夫委員長と社民党の月刊機関誌「社会民主」にも連載を持つ元朝日新聞コラムニストの早野透氏によるもので、1面見出しは早野氏の写真側に「『国民連合政府』志位さんからオーラ」、志位氏の写真側に「政治を変えるにはこれしかない」。

 安保法制反対デモに参加したという早野氏は、「これまでの共産党の提案は『なるほど正論だな』と思うけど、僕らの言葉でいえば『政局』に入ってこなかった。でも今回は政局のテーマになっている。ここが面白い」などと述べ、持ち上げ役を買っている。


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