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「同性婚」教える中学を「最先端」と褒めちぎったNHK「おはよう日本」
◆多様な性の複雑怪奇 この欄で筆者は最近、いわゆる「LGBT」(性的マイノリティ)をもてはやす新聞・テレビを批判することが多くなっている。そこで、批判してばかりいてはいけないと、当事者や支援者団体が企画する勉強会に時々…

多難な年明けのトルコ、ダブルパンチの観光業
多難な年明けのトルコ(1) 「やはり来るべきものが来ました!」、トルコのイスタンブールで主に日本人旅行者を相手にする観光会社に務めていた知り合いの日本人女性から、「解雇されそうです!」と連絡があった。彼女いわく、同じよ…

「慰安婦」合意で慎みを 日韓の安保協力にも不可欠
2016 世界はどう動く-識者に聞く(17) 韓国世宗研究所所長 陳昌洙氏(下) 「慰安婦」合意を弾みに今年は日韓関係が改善に向かうだろうか。 いくつも越えなければならない課題がある。日本ではまず来月22日に「竹島の日…

米軍のアジア再均衡は「不十分」との報告書/Pentagon’s Asia rebalance ‘may be insufficient’ for U.S. and allied security, report says
国防総省の支援を受けて作成された報告によると、米国の政策と軍事力をアジアに向けようという取り組みは、中国のハイテク兵器の増加と中東の不安定化で行き詰まっている。 戦略国際問題研究所(CSIS)が作成した報告は「軍事的…

ロシア、6年ぶりマイナス成長 ウクライナ危機で戦略的袋小路
中国の専門家が今世紀最大の困難予想 世界的な原油価格下落により低迷するロシア経済に、欧米などが科す対露経済制裁が追い打ちを掛けている。ロシアの2015年の国内総生産(GDP)の伸び率はマイナス3・7%で、6年ぶりのマイ…

日韓関係、「慰安婦」合意は歴史的決断
2016 世界はどう動く-識者に聞く(16) 韓国世宗研究所所長 陳昌洙氏(上) ここ数年の日韓関係を事実上妨げてきたいわゆる慰安婦問題で昨年末、日韓両国が劇的に合意に達したのはなぜか。 日韓関係というのはお互いが関係…

LGBT問題の本質 「性」の嗜好に尽きる
人権ではなく私生活の問題 前出の論考で、秦郁彦は夫婦別姓論者がふりかざす「偽善的麗句」として「性差別はだめ」「少数者の人権を守れ」がある、と指摘した。そこで気づいたのは最近、メディアが頻繁に取り上げる「LGBT(性的少…

夫婦別姓論議の盲点 子の姓より親の権利
推進論煽るメディアの欺瞞 このところ、婚姻制度をめぐる議論が活発だが、その特徴の一つは、結婚する当事者のみの視点に偏ってしまっていることだ。婚姻制度を考える場合、当事者の幸福はもちろん大切だが、生まれてくる子供の幸福を…

看護師戦線異状あり 人材不足で病院が争奪戦
3Kの職に7対1基準 看護婦から看護師になり14年。それは日本の医療界を変えた記念すべき年、改革の年だったといえるだろう。 それまで医療界で看護職に従事する女性は看護婦と呼ばれ、男性は看護士と呼ばれていた。ところが2…

ケルン事件で揺らぐ独首相
アメリカン・エンタープライズ政策研究所客員研究員 加瀬 みき 国境を閉ざす欧州各国 早急な対策必要な難民問題 ドイツはシリアやアフリカ、アフガニスタンなど紛争地帯からの難民を両手を広げ迎え入れてきたが、ニューイヤーズ・…

宜野湾市長選、翁長氏の求心力低下へ
激震・翁長県政 「オール沖縄」の凋落(下) 菅長官、“周到な準備”で勝利 政府の米軍普天間飛行場の辺野古移設方針は確固としており、宜野湾市長選の結果には左右されない。国の安全保障に関わる問題なので、「一部地域の選挙で決…

トランプ氏が優勢、支持者ら初の党員集会へ/Donald Trump finds advantage in battle to get Iowa supporters to first caucuses
【ペラ(アイオワ州)】ジェフ・リドリーさんは、寒く、風が吹く中、妻と娘とともに1時間以上、共和党大統領候補ドナルド・トランプ氏の選挙集会に参加するために並んだ。リドリーさんは、政治に関わったことはないが、今年は党員集会…

衝撃的事故に凡庸な各社説の中でシートベルト着用説き有益な毎日
◆過去事例でお茶濁す 死者15人(運転手2人を含む)、重軽傷者26人という大惨事となった今月15日未明に長野県軽井沢町で起きたスキーツアーのバス転落事故から、約2週間になろうとしている。その間、運行バス会社のずさんな安…

天皇・皇后両陛下のフィリピン御訪門
「心と心」の絆を大事にしよう 天皇、皇后両陛下がフィリピンを訪問され、両国の戦没者160万人を慰霊されている。 大戦の海外最激戦地だったこの国は、戦後しばらく、最も激しい反日国だった。だが、その間に、キリノ大統領によ…

天皇・皇后両陛下のフィリピン御訪問
「心と心」の絆を大事にしよう 天皇、皇后両陛下がフィリピンを訪問され、両国の戦没者160万人を慰霊されている。 大戦の海外最激戦地だったこの国は、戦後しばらく、最も激しい反日国だった。だが、その間に、キリノ大統領によ…

宜野湾市長に佐喜真氏再選、辺野古移設の明確な民意示す
「オール沖縄」の欺瞞性露呈 任期満了に伴う沖縄県宜野湾市の市長選が24日、投開票され、現職の佐喜真淳氏(51)(無=自民・公明推薦)が、翁長雄志知事や革新団体の支援を受けた新人の元県職員・志村恵一郎氏(63)(無)を破…

宜野湾市長選の敗北で翁長知事の訪米取り止めか
激震・翁長県政 「オール沖縄」の凋落(中) 自公は結束、革新に亀裂 沖縄のメディアは、翁長雄志知事を中心に結束する辺野古移設反対勢力「オール沖縄」を過大評価するあまり、辺野古移設を容認すれば“非県民”であるかのような扱…

アジアの水戦争を防ぐ/Preventing a water war in Asia
東南アジアの海に中国が脅しをかけていることについては、アジアは慣れっこになりかけていたのだが、そうした折も折、アジア人にとっての別の水の心配が起きているのだ。北京の政府は、南アジアおよび東南アジアの六つの大河の安全・健…

非難かわすための囚人交換
米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 核合意受け制裁を解除 イランが中東の覇権国家に 【ワシントン】オバマ氏は有能な大統領だ。イラン核合意はひどい合意だが、全体を見るとよくできている。ほぼ同時に実施された囚人交換…

辺野古移設反対派の既得権益<English付>
エルドリッヂ研究所代表・政治学博士 ロバート・D・エルドリッヂ 派遣活動家に金銭配る 「基金」潤沢だが空疎な連帯 市民運動の特徴といえば、イデオロギーの分裂、リーダーと追随者の間の衝突、派閥争い、権力闘争、資金や支援の…

宜野湾市長選情勢分析で志村氏優位を印象づけようとした琉球新報
◆知事共々告発される 「公明かつ適正に行われることを確保し、もつて民主政治の健全な発達を期する」 これは公職選挙法の一節だ(第1条)。選挙が公正でなければ民主政治は成り立たない。当たり前の話だが、沖縄ではかつて社民党…

「ジハーディ・ジョン」訃報で過激派対策の限界明らかに/‘Jihadi John’ obituary reveals limits of surveillance in stopping extremists
ロンドン市民「ジハーディ・ジョン」の一件は、米国や同盟国が過激派を監視することの難しさを見せつけた。逮捕も何らの対策も講じられず、テロ集団「イスラム国」の一員として殺人を犯すことを許した。 洗練されたネットの機関誌「…


宜野湾市長選、辺野古移設反対一辺倒に限界
激震・翁長県政 「オール沖縄」の凋落(上) 作られた「民意」にノー 宜野湾市長選、県議選、参院選と、米軍普天間飛行場の辺野古移設が争点となる選挙が続く沖縄の「選挙イヤー」の皮切りとなった宜野湾市長選で現職の佐喜真淳氏が…
