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日韓関係、「慰安婦」合意は歴史的決断
2016 世界はどう動く-識者に聞く(16) 韓国世宗研究所所長 陳昌洙氏(上) ここ数年の日韓関係を事実上妨げてきたいわゆる慰安婦問題で昨年末、日韓両国が劇的に合意に達したのはなぜか。 日韓関係というのはお互いが関係…
LGBT問題の本質 「性」の嗜好に尽きる
人権ではなく私生活の問題 前出の論考で、秦郁彦は夫婦別姓論者がふりかざす「偽善的麗句」として「性差別はだめ」「少数者の人権を守れ」がある、と指摘した。そこで気づいたのは最近、メディアが頻繁に取り上げる「LGBT(性的少…
夫婦別姓論議の盲点 子の姓より親の権利
推進論煽るメディアの欺瞞 このところ、婚姻制度をめぐる議論が活発だが、その特徴の一つは、結婚する当事者のみの視点に偏ってしまっていることだ。婚姻制度を考える場合、当事者の幸福はもちろん大切だが、生まれてくる子供の幸福を…
看護師戦線異状あり 人材不足で病院が争奪戦
3Kの職に7対1基準 看護婦から看護師になり14年。それは日本の医療界を変えた記念すべき年、改革の年だったといえるだろう。 それまで医療界で看護職に従事する女性は看護婦と呼ばれ、男性は看護士と呼ばれていた。ところが2…
ケルン事件で揺らぐ独首相
アメリカン・エンタープライズ政策研究所客員研究員 加瀬 みき 国境を閉ざす欧州各国 早急な対策必要な難民問題 ドイツはシリアやアフリカ、アフガニスタンなど紛争地帯からの難民を両手を広げ迎え入れてきたが、ニューイヤーズ・…
宜野湾市長選、翁長氏の求心力低下へ
激震・翁長県政 「オール沖縄」の凋落(下) 菅長官、“周到な準備”で勝利 政府の米軍普天間飛行場の辺野古移設方針は確固としており、宜野湾市長選の結果には左右されない。国の安全保障に関わる問題なので、「一部地域の選挙で決…
トランプ氏が優勢、支持者ら初の党員集会へ/Donald Trump finds advantage in battle to get Iowa supporters to first caucuses
【ペラ(アイオワ州)】ジェフ・リドリーさんは、寒く、風が吹く中、妻と娘とともに1時間以上、共和党大統領候補ドナルド・トランプ氏の選挙集会に参加するために並んだ。リドリーさんは、政治に関わったことはないが、今年は党員集会…
衝撃的事故に凡庸な各社説の中でシートベルト着用説き有益な毎日
◆過去事例でお茶濁す 死者15人(運転手2人を含む)、重軽傷者26人という大惨事となった今月15日未明に長野県軽井沢町で起きたスキーツアーのバス転落事故から、約2週間になろうとしている。その間、運行バス会社のずさんな安…
天皇・皇后両陛下のフィリピン御訪門
「心と心」の絆を大事にしよう 天皇、皇后両陛下がフィリピンを訪問され、両国の戦没者160万人を慰霊されている。 大戦の海外最激戦地だったこの国は、戦後しばらく、最も激しい反日国だった。だが、その間に、キリノ大統領によ…
天皇・皇后両陛下のフィリピン御訪問
「心と心」の絆を大事にしよう 天皇、皇后両陛下がフィリピンを訪問され、両国の戦没者160万人を慰霊されている。 大戦の海外最激戦地だったこの国は、戦後しばらく、最も激しい反日国だった。だが、その間に、キリノ大統領によ…
宜野湾市長に佐喜真氏再選、辺野古移設の明確な民意示す
「オール沖縄」の欺瞞性露呈 任期満了に伴う沖縄県宜野湾市の市長選が24日、投開票され、現職の佐喜真淳氏(51)(無=自民・公明推薦)が、翁長雄志知事や革新団体の支援を受けた新人の元県職員・志村恵一郎氏(63)(無)を破…
宜野湾市長選の敗北で翁長知事の訪米取り止めか
激震・翁長県政 「オール沖縄」の凋落(中) 自公は結束、革新に亀裂 沖縄のメディアは、翁長雄志知事を中心に結束する辺野古移設反対勢力「オール沖縄」を過大評価するあまり、辺野古移設を容認すれば“非県民”であるかのような扱…
アジアの水戦争を防ぐ/Preventing a water war in Asia
東南アジアの海に中国が脅しをかけていることについては、アジアは慣れっこになりかけていたのだが、そうした折も折、アジア人にとっての別の水の心配が起きているのだ。北京の政府は、南アジアおよび東南アジアの六つの大河の安全・健…
非難かわすための囚人交換
米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 核合意受け制裁を解除 イランが中東の覇権国家に 【ワシントン】オバマ氏は有能な大統領だ。イラン核合意はひどい合意だが、全体を見るとよくできている。ほぼ同時に実施された囚人交換…
辺野古移設反対派の既得権益<English付>
エルドリッヂ研究所代表・政治学博士 ロバート・D・エルドリッヂ 派遣活動家に金銭配る 「基金」潤沢だが空疎な連帯 市民運動の特徴といえば、イデオロギーの分裂、リーダーと追随者の間の衝突、派閥争い、権力闘争、資金や支援の…
宜野湾市長選情勢分析で志村氏優位を印象づけようとした琉球新報
◆知事共々告発される 「公明かつ適正に行われることを確保し、もつて民主政治の健全な発達を期する」 これは公職選挙法の一節だ(第1条)。選挙が公正でなければ民主政治は成り立たない。当たり前の話だが、沖縄ではかつて社民党…
「ジハーディ・ジョン」訃報で過激派対策の限界明らかに/‘Jihadi John’ obituary reveals limits of surveillance in stopping extremists
ロンドン市民「ジハーディ・ジョン」の一件は、米国や同盟国が過激派を監視することの難しさを見せつけた。逮捕も何らの対策も講じられず、テロ集団「イスラム国」の一員として殺人を犯すことを許した。 洗練されたネットの機関誌「…
宜野湾市長選、辺野古移設反対一辺倒に限界
激震・翁長県政 「オール沖縄」の凋落(上) 作られた「民意」にノー 宜野湾市長選、県議選、参院選と、米軍普天間飛行場の辺野古移設が争点となる選挙が続く沖縄の「選挙イヤー」の皮切りとなった宜野湾市長選で現職の佐喜真淳氏が…
日比友好拓いた「赦し難きを赦す」
戦犯特赦に尽力した画家・加納辰夫 安来市加納美術館名誉館長 加納佳世子氏に聞く 天皇、皇后両陛下が26日から5日間の日程でフィリピンを公式訪問されるが、同国で戦後、戦犯として収容されていた旧日本兵の赦免に尽力した人物が…
蔡英文氏当選に韓国の心中複雑
台湾の次期総統に当選した民進党の蔡英文氏に韓国が戸惑いを隠せずにいる。親中路線とは一線を画し、日米との親密ぶりをアピールしているためだ。韓国女性アイドルグループの台湾出身メンバーによる国旗騒動が重なったこともあり、戦略…
台湾総統選 蔡氏勝利を祝う
桐蔭横浜大学法学部教授 ペマ・ギャルポ 花開いた蒋経國の英断 国民が知恵と勇気ある行動 台湾の国民が勇気と知恵をもって行動に出た。1月16日の台湾総統選及び議会の選挙は民進党が大躍進し勝利を収めた。総統選に関しては国民…
音読で文字への抵抗感なくす
北海道師範塾「教師の道」研修講座 教育改革が叫ばれて久しい。教育基本法の改正、教育委員会制度の見直し、道徳の特別教科化などさまざまな制度・カリキュラム改革が進められている。もっともそれらの改革が児童生徒にとって有益かど…
“タレこみ”でスクープ続ける“進撃”の「センテンス・スプリング」
◆「裏金」を全てコピー 週刊文春の特ダネラッシュが止まらない。年頭(1月14日号)のタレント・ベッキーとバンド「ゲスの極み乙女。」のボーカル・川谷絵音の不倫スキャンダルが暴露され、先週発売の1月28日号では甘利明経済再…