原油価格低下が「世界恐慌のリスクはらむ」と指摘するエコノミスト


◆資源国の財政が逼迫

 原油価格の下落が止まらない。街中のガソリンスタンドの価格表を見るとガソリンが1㍑=97円と100円を切り、灯油も1㍑=39.8円と40円割れの日が続く。2年前はガソリンが1㍑=160円台、灯油に至っては1㍑=100円近くなっており、現在の1・5倍から2倍以上の値を付けていたことを考えると、ずいぶん下がったものだと改めて原油価格の下落ぶりに驚嘆させられる。


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