国際環境への緊張感もなく「軍による安全」の視点が欠如した朝毎


 それで『軍事と政治 日本の選択』(文春文庫、2019年発行)を取り上げたい。同書は朝日の元主筆、船橋洋一氏が設立した「アジア・パシフィック・イニシアティブ」(API)で催された安全保障を考える研究会(座長=細谷雄一・慶応大学教授、五百旗頭薫・東大教授ら)のいわば報告書だ。


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