夫婦別姓、LGBTなど多様性を口実にイデオロギー持ち込む毎日


◆衆愚政治に陥る恐れ

 1カ月遅れの話を俎上に載せて気が引けるが、毎日の元旦社説は「2016年を考える 民主主義 多様なほど強くなれる」と題し、わが国の政治の在り方を論じていた。毎日の紙面にはこのところ「多様」が乱発されているのでこれを思い出した。

 元旦社説は、今夏の参院選から18歳が初めて投票権を持つ政治の新たな幕開けだとし、民主主義について「国の未来に多様な選択肢が提示され、公平・公正な意見集約が行われる社会。その結果としての政策決定に、幅広いコンセンサスが存在する社会。それが民主主義が機能する強い社会と呼べるものだ」と意義付けている。


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