[会員向け] 
韓国に燻る「核武装論」 北核実験ごとに噴出
“脅し”の裏に米への注文 韓国でまたぞろ「核武装論」が出てきている。北朝鮮が1月に行った核実験を受けての動きだが、北が核実験やミサイル発射などを行うたびに出てくる“勇ましい”掛け声である。 最近になって「核武装論」を…

北核問題論じる月刊朝鮮 中国に解決のカギなしと分析
72年米中接近に“責任転嫁” 北朝鮮の第4回核実験(1月)について中国が国際社会から責められている。北朝鮮の核・ミサイル実験を禁止している国連安保理事会の常任理事国であり、北朝鮮とは「唇歯」の同盟関係にある中国がその任…

ISのサイバージハード 政府、法執行機関、企業が連携を
パワフルなテロ戦略に 過激派組織IS(以下IS)の国家樹立宣言(2014年6月29日)から1年半以上が経過した。ISによるテロ攻撃は引き続き今年のグローバルリスクに挙げられている。 現在、国際世論に大きな影響を与えて…

頻発するイスラム過激派のテロ 不信仰者として殺害を正当化
中東で争いが絶えない。1月2日に、サウジアラビアがイスラム教シーア派指導者を含む47人を処刑、それが一因となって、サウジとイランが国交を断絶した。過激派組織「イスラム国(IS)」は3日、「英国のスパイ」として男性5人を…

北ミサイル発射/各紙説く制裁の理由に拉致問題明記を求めた産経
◆中国に制裁決議促す 北朝鮮が7日朝に国際社会の度重なる自制要求を無視し、「衛星」と称して長距離弾道ミサイルを発射した。年初の4回目の核実験強行に対する国際社会の轟々(ごうごう)たる非難が続き、国連安全保障理事会が追加…

マイナス金利の影響を考える
鈴木政経フォーラム代表・経済学博士 鈴木 淑夫 総需要拡大効果は疑問 一層の円高と株安が進行 日本銀行は、1月29日にマイナス金利の導入を決めた。具体的には、各金融機関の日銀当座預金残高のうち、①金融機関が積み上げた既…

天皇と日本国を讃えた柿本人麻呂
建国記念の日特集 萬葉集研究家 四宮正貴氏に聞く きょうは建国記念の日です。日本の国が形成される時、編纂(へんさん)されたのが萬葉集で、最初の和歌集です。ここに集められた歌を手掛かりに「柿本人麻呂の天皇賛歌」というテー…

共和指名争いは3人の戦いに
米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 依然優勢なトランプ氏 党の6割が保守主義を支持 【ワシントン】政治の世界で「エスタブリッシュメント」という言葉が頻繁に使われている。軽蔑的に使われているが、大した意味はない。…

北朝鮮ミサイルICBM級に
中国説得に、より前向きな抑止策を 北朝鮮は長距離弾道ミサイルの発射をいったん2月8日~25日の間に行うと公式発表しながら、急に日程を変更して2月7日発射に踏み切った。これは迎撃を避けるための詐術である。日米韓イージス艦…

未来へ展望欠く新調査捕鯨
東京財団上席研究員 小松 正之 持続的再開に目標持て 係争で勝訴する実施内容を 去る12月1日、日新丸が広島県因島から、勇新丸と第二勇新丸が下関から出港し南極海で調査捕鯨が行われている。 2014年3月の国際司法裁判…

軍の全活動で気候変動を優先-国防総省 Pentagon orders commanders to prioritize climate change in all military actions
国防総省は、兵器のテスト、兵士の訓練、戦争計画立案、同盟国との合同演習など事実上すべての行動で気候変動を考慮に入れるよう軍の上層部に命じる。 この新指令のテーマは「米軍は『実施可能な方法』に基づいて『抗堪性』があるこ…

陸自情報収集に「違法性」5人中4人を取り消した二審に朝・読の差
◆「違法」強調する朝日 情報は何事をするにも欠かせない。判断を下したり、行動を起こしたりするための、よりどころとなるからだ。それが安全保障となると、なおさらそうで、より精度の高い情報つまりインテリジェンスが欠かせない。…

世界を汚染する薬物乱用
対策のカギは「正しい知識」 フランスの専門家ロベール・ガリベールさんに聞く 元プロ野球選手の清原和博容疑者の薬物事件が社会に波紋を広げている。有名人だけに青少年に与える影響も大きく、防止教育の重要性が改めて浮上する。こ…

ブータン国王訪日で感動の贈り物
ブータン王国名誉総領事 徳田ひとみ氏に聞く 国会で心打つ演説 両国民を結ぶ公益精神 災害時に日本から「貧者の一灯」 ブータン名誉総領事に就任して、とりわけ印象深かったことは何だったのですか? 東日本大震災に見舞われた2…

金銭授受の告発者に動機語らせ「悪事の不首尾」を「正義」で切る文春
◆なぜ情報を流したか 「嵌(は)められたのではないか」という声が多い甘利明前経済再生担当大臣への不正献金疑惑。用意周到に金銭授受の記録や面談の録音をしていたことから、そう見られるのも無理はない。これに対して、週刊文春が…

露大統領を咎めた英公聴会
日本対外文化協会理事 中澤 孝之 リトビネンコ氏暗殺で 「指示」を推測した議長見解 元ロシア連邦保安庁(FSB)要員、リトビネンコの暗殺事件に関する「リトビネンコ公聴会」議長サー・ロバート(・オーウェン)判事の報告書が…

袋小路の中国経済、住宅2千万戸が売れ残り
2016 世界はどう動く-識者に聞く(25) 評論家 石平氏(下) 本当に不動産バブルは破裂したのか。 現在、不動産は売れないから在庫が増えている。中国全体では20億平方㍍の住宅売れ残りがある。1軒、100平方㍍として…

椰子の実の故郷に憂いあり
歴史家 金子 民雄 南シナ海の自由を守れ 中国の状況次第では難民も 最近の世の中は、なにか日々殺伐としていて明るいことがない。朝のニュースを聞いたり見たりしても、暗い気持ちに襲われることばかり。そんなときふと、もう数十…

リビア軍事介入で「説得力のある説明」求め慎重姿勢を示すNYT紙
◆後手に回る米の対応 「アラブの春」で独裁政権が崩壊したリビアの混乱が収まらない。世俗的な民族派とイスラム勢力が東西に分かれて対立、内戦状態にあるからだ。その混乱に乗じて、過激組織「イスラム国」(IS)がリビアへの侵入…

「法と正義の原則」で北方領土問題の解決を
きょう36回目の「北方領土の日」 強硬姿勢崩さないロシア 2月7日のきょう、36回目の北方領土の日を迎えた。日本は、固有の領土である北方領土の返還に向けた取り組みを長らく続けてきたが、依然としてロシアによる不法占拠が続…

きょう36回目の「北方領土の日」 四島返還望む元島民
一世が生きている間に実現を 公益社団法人千島歯舞諸島居住者連盟理事長 脇 紀美夫氏に聞く 戦後、ロシアが我が国固有の領土である北方四島を不法占拠してから70年余りの歳月が経過する。これまで元島民をはじめ多くの国民が返還…

那覇農連市場の再開発 地権者らが「待った」
沖縄県那覇市の農連市場地区の再開発で、計画に反対する地権者の嘉数安夫氏と住人の上原正稔氏は5日、市場内で記者会見を開き、「法廷闘争になっても反対を続ける」と表明した。 両氏は、再開発計画は「強引で違法」だと主張、これ…

鍵握る軍人事、習氏「改革」掲げ胡派に反撃
2016 世界はどう動く-識者に聞く(24) 評論家 石平氏(中) 来年の共産党大会が問題となる? そこが天下分け目の天王山だ。江沢民派が追いつめられた後、胡錦濤派と習近平派の雌雄を決する本格戦争になる。習主席も自分は…
