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金銭授受の告発者に動機語らせ「悪事の不首尾」を「正義」で切る文春

◆なぜ情報を流したか  「嵌(は)められたのではないか」という声が多い甘利明前経済再生担当大臣への不正献金疑惑。用意周到に金銭授受の記録や面談の録音をしていたことから、そう見られるのも無理はない。これに対して、週刊文春が…

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露大統領を咎めた英公聴会

日本対外文化協会理事 中澤 孝之 リトビネンコ氏暗殺で 「指示」を推測した議長見解  元ロシア連邦保安庁(FSB)要員、リトビネンコの暗殺事件に関する「リトビネンコ公聴会」議長サー・ロバート(・オーウェン)判事の報告書が…

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袋小路の中国経済、住宅2千万戸が売れ残り

2016 世界はどう動く-識者に聞く(25) 評論家 石平氏(下) 本当に不動産バブルは破裂したのか。  現在、不動産は売れないから在庫が増えている。中国全体では20億平方㍍の住宅売れ残りがある。1軒、100平方㍍として…

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椰子の実の故郷に憂いあり

歴史家 金子 民雄 南シナ海の自由を守れ 中国の状況次第では難民も  最近の世の中は、なにか日々殺伐としていて明るいことがない。朝のニュースを聞いたり見たりしても、暗い気持ちに襲われることばかり。そんなときふと、もう数十…

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リビア軍事介入で「説得力のある説明」求め慎重姿勢を示すNYT紙

◆後手に回る米の対応  「アラブの春」で独裁政権が崩壊したリビアの混乱が収まらない。世俗的な民族派とイスラム勢力が東西に分かれて対立、内戦状態にあるからだ。その混乱に乗じて、過激組織「イスラム国」(IS)がリビアへの侵入…

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「法と正義の原則」で北方領土問題の解決を

きょう36回目の「北方領土の日」 強硬姿勢崩さないロシア  2月7日のきょう、36回目の北方領土の日を迎えた。日本は、固有の領土である北方領土の返還に向けた取り組みを長らく続けてきたが、依然としてロシアによる不法占拠が続…

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きょう36回目の「北方領土の日」 四島返還望む元島民

一世が生きている間に実現を 公益社団法人千島歯舞諸島居住者連盟理事長 脇 紀美夫氏に聞く  戦後、ロシアが我が国固有の領土である北方四島を不法占拠してから70年余りの歳月が経過する。これまで元島民をはじめ多くの国民が返還…

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那覇農連市場の再開発 地権者らが「待った」

 沖縄県那覇市の農連市場地区の再開発で、計画に反対する地権者の嘉数安夫氏と住人の上原正稔氏は5日、市場内で記者会見を開き、「法廷闘争になっても反対を続ける」と表明した。  両氏は、再開発計画は「強引で違法」だと主張、これ…

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鍵握る軍人事、習氏「改革」掲げ胡派に反撃

2016 世界はどう動く-識者に聞く(24) 評論家 石平氏(中) 来年の共産党大会が問題となる?  そこが天下分け目の天王山だ。江沢民派が追いつめられた後、胡錦濤派と習近平派の雌雄を決する本格戦争になる。習主席も自分は…

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ライアン下院議長、保守派の内紛中断を訴え/Ryan calls for truce with conservatives, says Republican infighting benefits Obama

 ライアン下院議長は3日、保守派との休戦を申し出た。歳出削減やオバマケアでの戦術をめぐって戦っても、オバマ氏の思うつぼであり、共和党がレーガン時代のような大きな問題で一致することが困難になるだけだとライアン氏は主張した。…

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「オール沖縄」の敗北、宜野湾市長選で翁長知事錯乱

《 沖 縄 時 評 》 堂々テレビで公選法違反  米軍普天間飛行場を抱える宜野湾市長選は、安倍政権が支援する現職の佐喜真淳氏が、翁長県知事が支援する志村恵一郎氏に約6000票の大差をつけて再選を果たした。2014年秋の県…

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ブラジル・中南米で「ジカ熱」拡大

五輪控え、国軍投入し蚊駆除  「小頭症」との因果関係が強く疑われているジカウイルスが、ブラジルの感染拡大を機に世界の関心事となっている。日本においても一昨年、熱帯特有の伝染病とされた「デング熱」が流行しており、ジカウイル…

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安保関連法施行を前に 政治家の責任と覚悟を問う

嘆かわしい政治の頽廃  1月6日の午後0時半に突如、北朝鮮は国営の朝鮮中央テレビを通じて、「最初の水素爆弾実験を実施した」と発表した。この暴挙に松の内の屠蘇気分は吹き飛び、日本中が震駭(しんがい)する事態となった。  翌…

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安保関連法施行を前に 政治家の責任と覚悟を問う

嘆かわしい政治の頽廃  1月6日の午後0時半に突如、北朝鮮は国営の朝鮮中央テレビを通じて、「最初の水素爆弾実験を実施した」と発表した。この暴挙に松の内の屠蘇気分は吹き飛び、日本中が震駭(しんがい)する事態となった。  翌…

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クルド問題が試金石に

多難な年明けのトルコ(6)  それでも憲法上の国是は世俗主義だから、国民の中にはエルドアン大統領と与党・公正発展党(AKP)が進めているイスラム主義に、鋭い批判・糾弾をする勢力も根強く存在する。若者の中には、トルコ社会が…

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北朝鮮核・ミサイルの抑止策

 1988年、イランとイラクは長期戦の末、弾道ミサイル合戦を繰り返した。当時、イランがイラクのバグダッドに発射した88発のスカッドミサイルは全て北朝鮮製だった。80年代から北朝鮮は弾道ミサイルを中東地域に輸出して年間10…

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自壊が始まる「オール沖縄」

OKINAWA政治大学校名誉教授 西田 健次郎 追い詰められた翁長知事 宜野湾市長選佐喜真氏圧勝で  今年初めの重要選挙として1月24日に投開票された沖縄県宜野湾市(人口9万7千人)の市長選挙は、自民党と公明党が推薦した…

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シリア和平、アサド政権と取引も緩慢な退陣を

2016 世界はどう動く-識者に聞く(22) 「改革と発展党」党首モハメド・アンワール・サダト氏(下) ISの思想とイスラム法(シャリア)、コーランとの関係をどう考えるか。  シシ大統領が言ったように、我々は、我々の宗教…

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ニューハンプシャー州で復活狙う共和知事経験者ら/GOP establishment governors hope to rescue campaigns in N.H.

 【ホプキントン(ニューハンプシャー州)】アイオワ州で勝算がないとみた3人の知事経験者らは、党員集会が行われた1日、大統領選の共和党候補指名争いにとどまる一方で、ニューハンプシャー州に滞在していた。来週の同州予備選へ陣営…

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日銀「マイナス金利」に「決意」「限界」「懸念」などと評価分かれた各紙

◆株価対策に読売理解  日銀が「マイナス金利」の導入を決めた。1年3カ月ぶりの追加緩和策で、2月16日から適用する。  マイナス金利は欧州の一部の国で適用されているが、日本では今回が初めて。金融機関が日銀の当座預金に必要…

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「文明の同盟」に活路模索も

多難な年明けのトルコ(5)  最近、国連で注目されている平和プロジェクトのひとつが「文明の同盟」プログラムだ。テロや難民問題の背景にある宗教や民族・人種に根を持つ過激主義を克服するため、異なる文明間の交流・対話・協力を推…

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イスラム過激派対策 経済・宗教の総合的取り組みを

2016 世界はどう動く-識者に聞く(21) 「改革と発展党」党首モハメド・アンワール・サダト氏(上)  2013年夏、ムスリム同胞団主導でイスラム色を強めたモルシ政権を追放して軍事政権を樹立したシシ大統領の総仕上げとも…

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新たなエネルギー「危機」/A new energy ‘crisis’

 ビッグオイル(巨大石油企業)、特に中東のそれは、またとないような良い思いをしたものだが、今では、アラブの族長らの中には、こんなに嫌な時代はかつてなかった、と言っているような印象を与えるものがいる。1ガロンの(ミネラルウ…

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