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壁に突き当たっている中国 China against the wall
主流メディアには――中にはこれを盲点と呼ぶ人がいるが――ありとあらゆる疑わしいことがあっても、中国の共産党員のことは、良い方に解釈してやるという習わしがある。盲人の王国では、一方の目が見える人を厚遇するというようなやり…

判事後任は共和党が決める
米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー スカリア氏死亡で綱引 最終結論は11月の選挙次第 【ワシントン】アントニン・“ニノ”・スカリア判事の席を埋める最高裁での戦いについて見てみよう。これは露骨な権力争い以外の何物…

アップル社とFBIの攻防
アメリカン・エンタープライズ政策研究所客員研究員 加瀬 みき テロ捜査に暗号化の壁 日用ハイテク品に潜む脅威 「アップル社の製品をボイコットしろ!」。共和党大統領候補のドナルド・トランプがアップル社対アメリカ連邦捜査局…


北朝鮮 対韓テロ・工作 激化の兆候
北朝鮮が韓国担当部署の責任者に相次ぎ超強硬派を抜擢(ばってき)し、テロや工作で韓国に攻勢を掛けてくる可能性が高まっている。実際にサイバーテロの兆候も確認されているといい、韓国政府は警戒を強めている。(ソウル・上田勇実)…

米国のシリア政策の混乱が危機招いた-トルコ Turkey blames Obama’s muddled Syria policy for fueling its security crisis
米トルコ関係はすでに悪化していたが、アンカラ中心部で今週起きたテロ事件を受けて、両国の緊張はさらに高まった。トルコの指導者らは、シリアでの米国のあいまいな方針が、トルコ国内の安全をいっそう損ねていると主張した。 トル…

慰安婦問題に国連で朝日捏造誤報の政府説明を正確に報じない朝日
◆手のひら返した朝日 「目が点になる」と産経抄(同紙1面コラム=20日付)は言っている。目が点になるとは驚きあきれ、呆然とすることを指すが、産経抄ならずとも目が点になったはずだ。 ジュネーブで16日に開かれた国連の女…


縄文人の精神性を探る 文化の基層にある「再生」思考
考古学者 大島直行氏に聞く 世界でも類例のない日本の縄文遺跡群を世界文化遺産に登録しようという動きが北海道・北東北地方を中心に活発になっている。その一方で、約1万年の長期にわたって一つの時代を形成したといわれる縄文時代…


“空を飛ぶ法王”意外な顔 故ヨハネ・パウロ2世、既婚女性と懇意
多数の書簡と写真発見 “空を飛ぶ法王”と呼ばれ、在位中、世界を駆け巡った故ヨハネ・パウロ2世(在位1978年10月~2005年4月)は生前、母国ポーランド出身で米国居住の哲学者の既婚女性と懇意な関係であった。それを裏付…


保育士の魅力発信しよう、渋谷で「おしごと応援フェスタ」
保育士の離職率の高さや待機児童など、保育の現場で「保育士不足」が深刻化する中、東京都は今月14日、東京・渋谷のヒカリエホールで、保育の仕事の魅力を発信するイベント「保育のお仕事応援フェスタ2016」を開催した。保育所な…

太平洋での日比提携の可能性
東洋学園大学教授 櫻田 淳 国際安全保障の枠組みに 画期的な天皇皇后両陛下行幸 過刻の天皇皇后両陛下のフィリピン行幸は、日本と東南アジア諸国との関係を紡ぐ上で画期的な意義を持つものであった。 就中、天皇陛下が歓迎晩餐…


「シールズ琉球」の実態、共産党系民青幹部が影響力
「辺野古移設」反対活動を再開 安保法廃止などをラップ調のリズムに乗って呼び掛ける若者グループ「SEALDs」(シールズ:自由と民主主義のための学生緊急行動)の沖縄の組織「シールズ琉球」が、米軍普天間基地の「辺野古移設」…

朝日鼎談で仏の「非嫡出子が半分」を評価する自民・野田氏の不見識
◆“売れる素材”放さず 週刊文春が2月18日号で宮崎謙介衆院議員(当時)の「ゲス不倫」を暴いて、辞職に追い込んだが、それだけで済むとは誰も思っていなかった。会見で宮崎氏は他にも女性問題があったことを認めていたからだ。予…


フィリピンのMILF和平 現政権下での実現、絶望的に
下院で「基本法案」可決できず フィリピン南部を拠点とする国内最大のイスラム反政府勢力、モロ・イスラム解放戦線(MILF)と政府が進めていた和平プロセスで、下院議会で審議されていたバンサモロ基本法案の可決が、次期政権に持…

ユダヤ系諜報活動の源流
獨協大学教授 佐藤 唯行 無敵艦隊迎撃にも貢献 英を拠点に貿易ネットワーク 多言語を駆使し、国際的な同族ネットワークを保持するユダヤ系はスパイとしては理想的な存在で、昔から諜報活動の分野で多くのスター・プレーヤーを輩出…

「朝日」で憲法に触れず法律つくれば「同性婚」できるとAKBに説く学者
◆若者層をターゲット 今年夏の参院選から選挙権年齢が「18歳以上」になることから、憲法や政治についての若者向け入門書の出版が相次いでいる。中には、アイドルグループ「AKB48」のメンバーと政治家や専門家を対談させて発売…


中韓蜜月と日米韓協力の間 振り子はどこまで振れるか
UPFの会議に参加する機会があり、韓国を訪れた。 北朝鮮の核、ミサイル実験に対し、朴槿恵政権が南北協力の開城工業団地を閉鎖した。中国が猛反発する米軍の高高度防衛ミサイル(THAAD)配備への公式協議にも踏み切った。そ…

アップルに携帯セキュリティー解除の命令 Apple hack order potential tipping point in privacy vs. security battle
民間の通信への政府のアクセスをめぐって長い間、展開されてきた戦いが、大きな山場を迎えようとしている。IT大手のアップルに、連邦捜査局(FBI)がサンバーナディーノ乱射事件の聖戦主義者の1人の携帯電話に侵入するのを支援す…


民主党の争点設定、1人区で反安保法共闘
格差解消の共生社会提唱 民主党の機関紙「プレス民主」2月5日号は党大会を扱った。夏の参院選に向けた決起大会でもあり、民主党が打ち出す選挙争点がうかがえる。同紙1面「民主党2016年度定期大会」「党のためではなく日本のた…

自民「総活躍」を公約化、人口減少で「人」に着目
子育てなど民主と競合も 安倍晋三首相の施政方針演説に「参院選の争点つぶし」の声がでるほど政界は選挙モードに入っている。自民党の選挙公約も詰められようが、既に安倍政権はアベノミクス第2弾で「一億総活躍社会」を打ち出し、輪…

民主に苛立つ共産党、安保廃止「法案と選挙は別」
日経「候補取り下げ」に抗議 日本共産党の機関紙「しんぶん赤旗」13日付2面に「『日経新聞』に抗議、訂正要請/共産党広報部」、「日経報道は『事実無根』/野党共闘 小池政策委員長が会見」(見出し)の記事が載った。12日付日…

目立つ「安保」誤報 マスコミ報道を信じるな
間違った認識続く読者 今年になっても、筆者の「平和安全法制について」の全国講演が続いているが、未だにマスコミの誤った報道を信じている人の多いことに驚く。 それは、自衛官自殺率で、実際は一般男性と比較して少ないにも関わ…


米大統領選、混迷状態のまま予備選中盤に突入
2016 米大統領選 共和トランプ氏、民主サンダース氏の勢い持続 米大統領予備選の行方は、緒戦のアイオワ州党員集会、ニューハンプシャー州予備選挙を経ても、ますます混迷を深めている。民主党も共和党も、勝敗の行方が確定する…

ブッシュ前大統領が選挙戦に復帰 George W. Bush returns to campaign trail to boost Jeb, defend legacy
【ノースチャールストン(サウスカロライナ州)】辞職後7年以上がたつジョージ・W・ブッシュ前大統領が15日、選挙戦に戻って来た。自身のレガシー(遺産)を守り、苦戦する弟のジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事を応援するためだ。…
