「移設しなければ不利益」 宜野湾市民訴訟


那覇地裁

原告、当事者適格性を主張

 沖縄県の翁長雄志知事が普天間飛行場(宜野湾市)のキャンプ・シュワブ(名護市辺野古)沖移設に伴う公有水面埋め立て承認を取り消した問題で、宜野湾市民112人が翁長氏と県を相手に取り消し無効を求める訴訟の第2回口頭弁論が23日、那覇地裁で開かれた。原告代理人の徳永信一弁護士は、「知事が承認取り消ししたことによって普天間飛行場が移設されないことによる不利益は大きい」と述べ、原告の適格性は考慮されるべきだと主張した。


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