[地球だより] rss

音楽に国境はないーイスラエルから

地球だより  アラブ首長国連邦(UAE)ドバイで開催中の国際博覧会(万博)で10日、イスラエルのフィルカット・アルヌール(光のオーケストラ)が演奏した。  団員は、ユダヤ人とアラブ人で構成され、ユダヤ教、キリスト教、イス…

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教会の鐘とアザーン オーストリアから

地球だより  音楽の都ウィーン市の中心地にはオーストリアのローマ・カトリック教会の精神的支柱、聖シュテファン大聖堂があるが、同大聖堂の鐘が今月16日深夜の午前2時過ぎ、突然、「カラーン、カラーン」と鳴り出した。  「教会…

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国民食モヒンガーに値上げの波 ミャンマーから

 ミャンマーは東西を二大国家、中国とインドに挟まれた国だ。  このためミャンマー料理は両国の影響を受け、チャーハンや餃子(ぎょうざ)といった中国ものや、カレーなどスパイシーなインドものが台所でも幅を利かす。  ミャンマー…

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コロナ禍で学んだ前向きな発想ーブラジルから

地球だより  ブラジルでは、リオデジャネイロ州やサンパウロ州が次々と屋外・屋内でのマスク着用義務を解除したことから、「マスクのない日常」が始まりつつある。  公共交通機関や病院など特定の閉鎖空間ではマスク着用は必要だが、…

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1日の最適な歩数は?ースペインから

地球だより  スペインの通信社「ヨーロッパ・プレス」に、懐かしい話題が掲載されていた。早死にを避け長寿を願うためには、1日にどのくらい歩くのが最適かというものである。日本では、国民の運動不足が叫ばれ始めた頃、歩け歩け運動…

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象の糞からリサイクル ネパールから

 先日、チトワン出身のネパール人と話している時、思いがけず、チトワンにある国立公園の話になった。チトワン国立公園は、1973年にネパール初の国立公園に指定され、84年には、ユネスコの世界遺産(自然遺産)にも登録されている…

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戦時下のめぐり逢いーイスラエルから

地球だより  ロシア軍によるウクライナへの侵攻が始まってから、300万人もの避難民が出ているという。  ウクライナには、イスラエルへの移住資格者が約20万人いるとされる。イスラエルは当初、移住資格がある避難民だけを受け入…

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パリのロシア人ーフランスから

地球だより  フランス人は3代さかのぼれば、国外からの移民といわれるほど、さまざまな血が混じり合っている国だ。フランスが生んだ20世紀美術の巨匠、マルク・シャガールは帝政ロシアのユダヤの寒村ヴィチェプスク(現ベラルーシ)…

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史上初の金メダルで続く歓喜ーフィンランドから

地球だより  アイスホッケーはフィンランドで最も人気があるスポーツだ。国際アイスホッケー連盟への登録人数は7万人を超え、人口の1・3%。人口比では世界で2番目に多い。アイスホッケーの試合のテレビ中継はスポーツの中で視聴率…

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温かい話題の「脱北者」ー台湾から

最近、台湾で「脱北者」が急増――。  そんなニュースを見ても、北朝鮮から脱出した人が海を渡って台湾にまで押し寄せている、と勘違いしてはいけない。台北市や隣接する新北市などの「北部」を離れる人たちを「脱北者」と呼ぶのだ。言…

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外国でも逃れられない花粉症ー米国から

地球だより  3月に入り、暖かい日が増え、すっかり春らしい気候になったが、喜ばしいことばかりではない。早くも、鼻づまり、くしゃみなど、花粉症の症状が出始めたからだ。  子供の頃から花粉症に悩まされていた筆者だが、米国に住…

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定年後を生き抜く術ー韓国から

地球だより  60歳の定年で長年勤めた職場を退職した知人に久しぶりに会った。毎日どうしているかと思って尋ねると、「午前中、1万歩歩くのが日課」だという。彼の自宅はソウルを東西に流れる漢江沿いのマンション。川沿いに整備され…

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ついにニューノーマル フィリピンから

 マニラ首都圏など新型コロナウイルス感染が収束している地域で、念願のニューノーマルに移行した。これまで世界一長いと言われるロックダウン(都市封鎖)を経て、世界有数の厳しい検疫規制を続けてきたフィリピンだが、ようやくコロナ…

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珍しい自治体の合併ースペインから

地球だより  スペイン西部にあるエストレマドゥーラ州の「ドン・ベニト」と「ビジャヌエバ・デ・セレナ」の合併が、住民投票を経て決定した。  スペインには日本の市町村のような行政区分はなく、全て「ムニシピオ」(市町村の集名)…

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ウクライナ国民の叫び伝わる オーストリアから

地球だより  ウィーンからウクライナの首都キエフまで1000キロ余り。そのキエフがロシア軍の攻撃を受けた。もちろん砲声は聞こえてこないが、ウクライナ国民の叫びが伝わってくる。  在ウィーンには約1万2000人のウクライナ…

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高級魚ハタも雑魚扱い ーベトナムから

 ベトナムの中部ダナンは、川に寄り添う小さな漁村から発展していった町だ。    今でこそダナンはビーチを受け皿とした観光業が盛んだが、ひと昔前までは漁師が町の発展を支える担い手だった。漁港を訪ねると、何百隻もの木造漁船が…

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オミクロン株、甘く見るなかれーブラジルから

地球だより  2月初め、体の芯に悪寒を感じた。風邪を疑ってプロポリスを服用し、早めの睡眠を心掛けた。ブラジルはプロポリスの本場であり、自宅に常備してある。  それから2日後のことだ。朝起きると体が重く、発熱と頭痛もある。…

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応援したい新たな水曜集会ー韓国から

地球だより  韓国では今回の北京冬季五輪で反中感情が巻き起こった。開会式で少数民族の朝鮮族代表が韓服姿で登場し、まるで韓国が中国の属国扱いを受けたような気分にさせられたこと、また韓国にとって金メダル獲得の期待が最も懸けら…

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親しき仲にも返済あれ ネパールから

 ネパールに住んでいると、たびたび、お金を貸してほしいというネパール人の友人からお願いがやってくる。しかも、日本円で1万や2万の額ではなく、大体、数十万の単位で頼んでくる。「ちょっと入り用で…20日後には必ず返すから!」…

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高校生ボランティアの活躍ーイスラエルから

地球だより  イスラエルの高校生は、社会貢献のためにボランティアをする。カリキュラムの中の一つなので、1年間にボランティアをする時間が決められている。ボランティア先は、幼稚園、図書館、スーパーマーケット、救急サービスなど…

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高級介護施設に激震ーフランスから

地球だより  フランスを中心に高級高齢者施設を運営する「オルペア」の施設内で、入所者に対する虐待や衛生管理の不備の疑惑が浮上し、連日、大きな騒ぎになっている。1月末には運営会社の会長兼CEOが解任され、利用者や家族による…

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ドライバーの雪との格闘 ーフィンランドから

 今年は雪の多い冬だ。フィンランドだから一面に白い銀世界が広がり、クロスカントリースキー等で人々が楽しく過ごすイメージがあるかもしれないが、そうはいかないのが現実だ。雪が降り積もれば、除雪車が走り雪をかき分けてくれるが、…

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いまだ戻らない首都の活気ー米国から

地球だより  首都ワシントン市の中心部を歩くと、いまだに人通りはまばらで、車の通りも少ない。人手不足からか、臨時休業の飲食店もある。新型コロナウイルスのパンデミック前はスーツ姿のオフィスワーカーらが行き来し活気があったが…

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