接続水域に中国海警4隻 沖縄・尖閣沖


国境警報

尖閣諸島沖を航行する中国海警局の「海警」=5月15日(第11管区海上保安本部提供)

尖閣諸島沖を航行する中国海警局の「海警」=5月15日(第11管区海上保安本部提供)

 第11管区海上保安本部(沖縄県那覇市)は12日、石垣市の尖閣諸島周辺の領海外側の接続水域に中国海警局の「海警」4隻がとどまっていると発表した。

 4隻は、機関砲らしきものを搭載した「海警2203」と、「海警2102」「海警2302」「海警14603」で、午後3時現在、南小島の東南東約37㌔付近および大正島の南約34㌔付近を航行している。

(沖縄支局)

     ◇

 一方、防衛省の発表によると先週1週間では、8、10日、東シナ海において(うち10日は日本海およびオホーツク海でも)、領空侵犯の恐れがある航空機に対し、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進した。

(川瀬裕也)