リビア軍事介入で「説得力のある説明」求め慎重姿勢を示すNYT紙


◆後手に回る米の対応

 「アラブの春」で独裁政権が崩壊したリビアの混乱が収まらない。世俗的な民族派とイスラム勢力が東西に分かれて対立、内戦状態にあるからだ。その混乱に乗じて、過激組織「イスラム国」(IS)がリビアへの侵入を進めている。

 リビアのISの勢力は最新の推計では5000人とみられている。地中海岸の油田地帯などで支配地を拡大しており、欧米諸国のIS掃討への軍事介入が間近という見方も出ている。


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