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戦争へ駆り立てた報道に頬かむりして教育勅語をやり玉に挙げる朝毎

◆教育勅語批判に転化  安倍内閣は、学校での教育勅語の扱いについて「憲法や教育基本法に反しない形」で教材として使用を認める閣議決定を行った(朝日1日付)。  3月以降、一部の野党やメディアは森友学園問題を教育勅語批判へと…

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判事指名めぐる戦い、ゴーサッチ氏の指名承認へ

米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 共和党は議事妨害を阻止  あいまいな物言い、隠蔽(いんぺい)、露骨なごまかし、最高裁判事指名承認、議事進行妨害をめぐる共和党内のどたばたほど面白いものはない。議事進行妨害に反対…

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「スマホ1日6時間」の衝撃

平成国際大学教授 浅野 和生 青少年の日常生活に支障 用時間抑制に蛮勇を揮え  アップル社のiPhoneが日本で発売されたのは2007年7月、あれから今年で10年になる。Androidのスマートフォンは、それより2年ほど…

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シリアは大量のサリンを保管、国防総省覚書で指摘 Pentagon memo: Syria has ‘ridiculously huge’ stockpile of sarin gas

 オバマ政権当時、国防総省の内部覚書に、シリアは致死性のサリンガスを「とんでもなく大量」に製造したと記されていることが明らかになった。オバマ政権は当時、シリアの全化学兵器の廃棄に取り組んでいた。  シリアの化学兵器は、オ…

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「森友問題」の解明はさておき「アッキー叩き」に終始した各誌報道

◆誤解を招く見出し  「森友問題」はいつの間にか「アッキー叩(たた)き」に変わってきた。アッキーとは安倍昭恵首相夫人のことだ。週刊新潮(4月13日号)ではズバリ「『安倍昭恵』と大麻」を特集した。見出しだけ見れば、早合点の…

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「人類館事件」の真相、アイヌと同列視に反発

「人類館事件」の真相、アイヌと同列視に反発

《 沖 縄 時 評 》 日本国民の一員として自覚  米軍北部訓練場(沖縄県東村・国頭村)のヘリパッド建設に反対する市民らに対し、大阪府警の機動隊員2人が「土人」「シナ人」などと発言したことが本土による沖縄差別であると大問…

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コロンビア大使、コカ栽培急増も平和への誓いは変わらない Colombia vows peace despite the coca surge

 コカ生産の急増がコロンビアの平和プロセスに影を落としているが、政府が左翼ゲリラ、コロンビア革命軍(FARC)との交渉を続ける決意に変わりはない。ホアン・カルロス・ピンソン・コロンビア大使が3日、インタビューで明らかにし…

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蜜源抱え田舎より蜜採れる

12年目の銀座ミツバチプロジェクト NPO銀座ミツバチプロジェクト理事長 田中淳夫氏に聞く  平成18年3月28日(ミツバチの日)、東京・銀座のビル屋上で養蜂を行うプロジェクトが始まった。都市と自然環境との共生を目指した…

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宇宙制して世界を制す、中国が狙う戦略的高地

 中国が宇宙大国に向けて急速に動いている。先月中旬、都内の科学技術振興機構(JST)で「飛躍的発展段階に入った中国の宇宙開発」と題して講演したJST研究開発戦略センター特任フェローの辻野照久氏は、「2015年の衛星打ち上…

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駐韓大使帰任、日韓関係を重視した決断だ

 いわゆる従軍慰安婦問題をめぐる日韓合意の履行に反し、韓国・釜山の日本総領事館前に慰安婦像が設置されたことへの対抗措置として一時帰国していた長嶺安政駐韓大使と森本康敬釜山総領事について、政府は約3カ月ぶりに韓国に帰任させ…

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イラク・シリアで追い詰められるIS、壊滅は時間の問題か

 過激派組織「イスラム国」(IS)が追い詰められている。イラクでは、ナンバー2の「戦争相」が空爆により死亡した。米国はシリア政策を転換、アサド・シリア大統領退陣よりもIS壊滅を優先する姿勢に転じた。イラクでの最後の牙城モ…

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「ソ連消滅」悲しむロシア人

日本対外文化協会理事 中澤 孝之 「貧しさ、無秩序」恥じる 世論調査に見る国民の本音  共産党支配のソ連時代と今のロシアと大きく違う点は、イデオロギーにとらわれない世論調査が複数の調査機関で実施され、その結果が国民の思考…

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短観結果に「好循環へ企業は縮むな」と叱咤する日経に欠ける説得力

◆先行きは軒並み悪化  「景気好循環へ企業は縮むな」――。日銀が3日に発表した3月の全国企業短期経済観測調査(短観)について、日経が4日付で論評した社説の見出しである。  3月の日銀短観は、足元の景況感は大企業製造業で2…

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揺らぐ「文在寅優勢論」、来月9日の韓国大統領選

 5月9日に迫った韓国大統領選挙。朴槿恵前大統領の逮捕で「棚ぼた式」に優勢となった革新系候補のうち支持率トップを維持してきた最大野党・共に民主党の文在寅氏が3日、正式に同党候補に選出された。しかし、4日に中道左派、国民の…

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日本は新情報機関の設立を

「情報戦争」時代と米国(下) 安保専門コラムニスト ビル・ガーツ氏に聞く トランプ米政権は情報戦争時代にどう対応すると考えるか。  情報戦争能力を強化させることは、トランプ政権における喫緊の課題の一つだ。トランプ政権は情…

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気候変動のばくち打ちにとっての悪いニュース Bad news for climate change boondogglers

 あすの天気を予報するのは運任せのことが多い。今から100年後の1日の天気を予報するのは明らかにカネを捨てることになる。遠い将来の何世紀間もの天候パターンを調整しようという計画にカネをつぎ込むことは、さながら食わせ物の鉱…

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ルペン氏の対抗馬は誰に、混戦模様続く仏次期大統領選

社会党に亀裂 4割が支持未定、無党派層が左右  4月23日の大統領選第1回投票日まであと3週間足らず。フランスでは、いまだ見通しが困難な混戦状況が続いている。第1回投票では右派・国民戦線(FN)のマリーヌ・ルペン候補と独…

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韓国はTHAAD配備是認を

元統幕議長 杉山 蕃 進路選択迫る大統領選 非難されるべき中国の干渉  韓国への高高度防衛ミサイル(THAAD)の搬入が進んでいるようである。インターネットでは、米軍輸送機による在韓米空軍基地へのTHAAD到着の模様が動…

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北朝鮮の能力過小評価

「情報戦争」時代と米国(中) 安保専門コラムニスト ビル・ガーツ氏に聞く ロシアは情報戦争の能力を強化しているが、最大の目的は何か。  情報戦争におけるロシアの問題は、プーチン大統領が米国を敵としていることだ。昨年の米大…

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北海道教委が取り組む遠隔システムの公開授業

北海道教委が取り組む遠隔システムの公開授業

双方向通信で質の高い教育を実演  急速な人口減少によって自治体そのものが消滅するといわれる中で、そうした危機感を抱くのは北海道も例外ではない。少子高齢化は教育制度そのものに大きな影響を与えつつある。広大な面積を持つ北海道…

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普通の近代国家の法整備を「戦前復古」と決め付けた毎日夕刊コラム

◆「右翼校長」の人生訓  毎日夕刊のコラム「牧太郎の大きな声では言えないが…」で、客員編集委員の牧氏が「『右翼校長』と『教育勅語』」と題し次のような話を紹介している(3月27日付)。  60年前のこと。牧氏は第1志望の中…

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開かれた国民皆保険への道

米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 補償範囲の義務付け廃止を  オバマケアの廃止、見直しはまだ死んではいない。宣言されたが、それは、今のところ大統領が手を引き、下院共和党が意見の違いを埋められないという段階にある…

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国家自ら憲法守らぬ中国

拓殖大学国際日本文化研究所教授 ペマ・ギャルポ 法整備より順法精神を 英雄尊ぶ法、日本にこそ必要  中国政府は3月初旬、全国人民代表大会を開催し、幾つかの新しい法律を制定した。特に注目すべきは国の英雄たちや殉教者の名誉を…

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