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緩やかに立ち直る内外需

鈴木政経フォーラム代表・経済学博士 鈴木 淑夫 マイナス金利の効果ジワリ 懸念材料はトランプ効果失速  政府の景気基準日付によれば、日本の景気は、2012年11月に底を打って、今月まで53カ月上昇していることになる。これ…

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中等教育のあるべき姿見えてこないサンデー毎日の大学合格関連記事

◆「ランク付け」高じる  従来、新聞社系の週刊誌は、親メディアの新聞で受験戦争の過熱ぶりに非難のつぶてを加えながら、当の誌面ではいち早く有名大学の出身校ランク付けをにぎにぎしく掲載してきたことで、世の顰蹙(ひんしゅく)を…

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中国の思惑外れた米中会談

拓殖大学名誉教授 茅原 郁生 米シリア攻撃で影薄く 「対北」「貿易」で課題背負う  習近平中国国家主席が公式訪米した米中首脳会談は、4月6、7日にわたって米フロリダ州のトランプ米大統領の別荘で行われたが、実り少ない結果に…

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「イスラム国」に刺激を受けるアルカイダ ISIS terror attacks on West inspire al Qaeda branch

 アルカイダ系で最も危険な組織は、聖戦主義テロリズムにますます傾倒し、スンニ派過激派組織のライバル「イスラム国」が推し進めてきた作戦を横取りしようとしている。  イエメンを拠点とする「アラビア半島のアルカイダ(AQAP)…

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シリアでの化学兵器使用で北朝鮮との軍事関係に着目した「新報道」

◆米露対立で情報戦に  猛毒サリンを用いた化学兵器がシリア北西部のイドリブ県で使用され、トランプ米大統領は「レッドラインを越えた」と批判し、米中首脳会談の最中にシリア空軍基地へのミサイル攻撃に踏み切った。化学兵器による住…

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シリア化学兵器攻撃で露が情報操作

 米政府は今週、シリアに対する巡航ミサイル攻撃の引き金となった化学兵器攻撃に関する電子・画像情報をもとに新たな情報を公開した。数十人の死者を出した化学兵器攻撃についての記者へのブリーフィングで政府高官は、ロシア政府は、同…

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ナイジェリアの少女たちの悲劇

テロとの闘いに本腰を  米国のシリア攻撃、北朝鮮抑止、米露対立など国際安全保障情勢が激しく動く一方、西欧、ロシア、エジプトなど各地からテロのニュースも相次ぐ。  ウィキペディアによれば、今年1月~4月上旬の100日間に、…

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左派の大学・学界占領を批判

ソウル大に掲げられた壁新聞  韓国で朴槿恵(パククネ)大統領弾劾審理が続けられていた時、ソウル大に「大字報」が掲げられた。大字報とは壁新聞のことである。全国で「朴槿恵退陣せよ」との“ろうそくデモ”が繰り広げられていた中で…

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朴槿恵弾劾が突き付けた課題 二極化深化させた進歩政権

強大な大統領権限の見直し必要  韓国で大統領が民衆デモの圧力で弾劾され罷免された。もちろん国会が弾劾し、司法が判断したものだが、ソウルの中心部を埋めて毎週末行われた大規模な抗議集会やデモがこれらの判断に影響を及ぼさなかっ…

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北朝鮮めぐるサイバー戦 エスカレートする報復

米のサイバー破壊工作  北朝鮮の核武装の脅威で日米韓が揺れている。  韓国内に米軍の地上配備型ミサイル迎撃システム(THAAD)配備を決定し、トランプ大統領は4月2日付の英紙でのインタビューで、「中国が北朝鮮に圧力を掛け…

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ロシア、米軍との連絡ライン再開へ Russia to reopen vital communication link with U.S. forces in Syria

 ロシアのプーチン大統領は、シリア内のロシア、米両国軍の戦場で安全のために欠くことのできない通信網を再開することを検討している。この通信網は、米軍によるシリア軍への攻撃を受けて先週、閉鎖されていた。  ロシアのラブロフ外…

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世界に類ない大村の布教史

歴史教育でふるさとづくり 長崎県大村市議会議員 中瀬昭隆氏に聞く  昨年は遠藤周作の名作『沈黙』の刊行50周年。1988年に『沈黙』に出合ったアカデミー賞監督のマーティン・スコセッシ氏は、自身の信仰課題と同じテーマを見つ…

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北朝鮮への軍事行動恐れる中国

 米国が空母打撃群を韓半島近海に派遣、北朝鮮が新たに地下核実験を行う兆候が出ていることを受けて、北東アジアでの緊張が高まっている。  空母カール・ビンソンの派遣に先立ち、トランプ米大統領と中国の習近平国家主席が先週、フロ…

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NAFTA再交渉求めるトランプ政権

メキシコ、農産物で巻き返しへ  米トランプ大統領の保護貿易主義的な過激な発言は、各国の懸念を高める一方で、槍玉(やりだま)に挙げられた企業の対応を促す要因となっている。批判の矛先が向けられているメキシコは、南米諸国を巻き…

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少産多死社会を迎える日本

名寄市立大学教授 加藤 隆 多層的死生観の回復を 「生きる力の育成」が可能に  多面的なデータの分析によって、これからの社会の在りようが予測できる時代になった。たとえば、国立人口問題研究所の統計によると、日本の出生数は1…

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今なぜ「敵基地攻撃」か? 小野寺五典氏

インタビューfocus 反撃能力が北の攻撃抑止 自民党政調会長代理・元防衛相 小野寺五典氏  核・ミサイル開発に血眼の北朝鮮に対し、トランプ米大統領は軍事力の行使をも示唆、日本を取り巻く安全保障環境は一気に緊張の度を増し…

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米中首脳会談、「互いに利用し合う様相」などとは言えない半島情勢

◆否定的な評価の各紙  「初の首脳会談の成果が上がったとはとても言えまい」(読売9日、以下各紙も同)。「米中首脳の会談は、期待はずれに終わったといっていい」(朝日)、「具体的な成果も乏しかった」(毎日)。  この7日まで…

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自民党沖縄県連、辺野古移設の推進を明文化

自民党沖縄県連、辺野古移設の推進を明文化

翁長県政との相違決定的に 照屋県連会長「信頼関係失う国と県」  自民党沖縄県連は4月8日、党大会を開催し、米軍普天間飛行場(宜野湾市)のキャンプ・シュワブ(名護市辺野古)への移設について、「推進」を明文化した。これは「あ…

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不透明な艦艇建造の費用 Roping in the cost of ships

 給料分働いている船員なら誰でも、昔から言われている悪口のことは知っている。船はカネを流し込む水中の穴なのだと言うのである。艦艇くらいの大きさの船にとっては、水中の穴は、底なしの無限に大きな穴になり得る。トランプ大統領は…

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米の「北先制攻撃」に沈黙、韓国大統領選の有力左派2候補

 米中首脳会談の最中に米国が化学兵器使用の疑いがあるシリアを攻撃し、その狙いや背景に関心が集まる中、韓国では来月9日の大統領選で有力視される最大野党「共に民主党」の文在寅候補、第2野党「国民の党」の安哲秀候補が「次のシナ…

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金正男氏暗殺劇の背景

宮塚コリア研究所代表 宮塚 利雄 動機はコンプレックス 正恩氏に“白頭の血統”の呪縛  かつて北朝鮮を「ならず者国家」と糾弾したのはアメリカの大統領であったが、北朝鮮はこともあろうに2月13日にマレーシアのクアラルンプー…

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入校式前の防衛大

 新年度がスタートし、防衛大学校にも新入生が入校(入学)した。防衛大では一般大学の入学式に相当する入校式の前に着校日というものが設けられている。今年は4月1日が着校日で、5日に入校式が実施された。  防衛大といえば、毎年…

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数学的な考え方を育てる教材研究と開発

横浜国大附属小で算数数学教育合同研究会開く  第35回算数数学教育合同研究会(向山宣義会長)がこのほど、「数学的な考え方を育てる教材の開発とその指導」と題し、横浜国立大学附属横浜小学校で教育関係者200人余りを集めて研究…

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