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憲法改正と「同性婚」 保守から検討提示の矛盾

伝統的な価値観の崩壊招く 家族条項の導入こそ課題/護憲派は「合憲」の解釈  今年は日本国憲法施行70周年の節目の年とあって、月刊誌5月号は憲法改正に関する論考が目立つ。安倍晋三首相が憲法改正に強い意欲を示していることも影…

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歴史・伝統を歪めた戦後 日本の良さを伝えよう

外国で評価される日本  この春に、買って置いてあった3冊の本を読んだ。  最初の1冊は、竹田恒泰氏の「日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか」(PHP新書)で、次は同じPHP新書の「ハーバードでいちばん人気の国・日本」(…

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ロシア、反米軍情報戦を強化

 ロシアは、東欧の各国政府や、駐留する米軍への信頼を損ねることを狙った偽情報活動を活発化させている。米政府当局者が明らかにした。  米当局者は「数多くのフェイクニュース、プロパガンダ、うそがこの2週間の間に出回った。一部…

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中国人ブロガーが日本再発見 笹川財団で出版シンポ

 中国の人気ブロガーたちが、日本を訪問し直接、見て触れて感じた記録が昨年3月、中国で出版された。題名は「大家看日本」(皆が見る日本)。その邦訳「来た!見た!感じた!ナゾの国 おどろきの国 でも気になる国 日本」が今春、日…

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世界と日本の水産業から見た豊洲移転問題

世日クラブ 入荷量減る中央卸売市場 東京財団上席研究員 小松正之氏  世界日報の読者でつくる世日クラブ(会長=近藤讓良・近藤プランニングス代表取締役)の定期講演会が4月18日、都内で開かれ、元水産庁漁業交渉官で東京財団上…

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政権の命運懸ける国民投票 中谷 元氏

施行から70年 憲法改正を問う(3) 衆院憲法審査会与党筆頭幹事 中谷 元氏 安倍晋三首相が3月5日の自民党大会で、憲法施行70年の節目に自民党から憲法改正を発議できるように、議論に入らなければいけないと前向きな話をした…

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トランプ現象の波紋、米で少数派差別が急増

勢いづく白人至上主義者や憎悪集団  米国ではトランプ大統領が選挙期間中に連発した暴言の影響で、人種や宗教の少数派への差別が増加している。トランプ氏は少数派差別の拡大を望んでいないが、白人重視、移民やマイノリティー蔑視とい…

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ロシア革命100周年に思う

NPO法人修学院院長・アジア太平洋交流学会会長 久保田 信之 知性・教養の土台を破壊 「現在」の根源は先人の創造力  革命とは権力体制や組織構造の抜本的変革が比較的短期間のうちに行われることを意味することばであるから、人…

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教育無償の後ろ盾に改憲必要 馬場伸幸氏

施行から70年 憲法改正を問う(2) 日本維新の会幹事長 馬場伸幸氏 日本維新の会は憲法改正で「教育の無償化」「統治機構改革」「憲法裁判所の設置」の3項目を提案しているが、安倍晋三首相も、教育の無償化に前向きな姿勢を示し…

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「退位」最終報告、「天皇陛下」表記で合意点を探る努力を求めた読売

◆「二重性」回避を評価  「天皇陛下の退位問題は、詰めの段階に入ったと言えよう」(読売・社説22日付)。  天皇陛下の退位を実現する特例法案の最終骨子案が24日に固まった。政府・自民党が、3月に衆参両院議長らが与野党協議…

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憲法改正を問う 「現実的」提案で議論深化を 細野豪志氏

施行から70年 憲法改正を問う(1) 民進党前代表代行 細野豪志氏  5月3日に憲法は施行70年を迎える。敗戦後に新しい日本の基礎となった憲法だが、この間、内外の環境は大きく変化し多くの不都合が生まれている。政治はこの現…

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南西諸島での防衛力空白を早期解消へ

南西諸島での防衛力空白を早期解消へ

陸自与那国駐屯地、開設1周年の記念式典開催  日本最西端の与那国島に陸上自衛隊西部方面隊(熊本、小川清史総監)直轄の与那国駐屯地(沖縄県与那国町)が開設1周年を迎え、23日には記念式典が開催された。地元の人々の暮らしに安…

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トルコの東西の懸け橋の夢危機に Cooking Turkey’s goose

 トルコは長年、曲がりなりにも民主主義ぎりぎりの路線をガタガタ運転で揺れながら歩んで来ている。今週、政治改革の是非を問う国民投票の僅差による承認を得て、レジェプ・タイップ・エルドアン大統領は、国は「ギアチェンジして、われ…

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来月9日韓国大統領選 政府間合意は解釈で変わり得る

文候補のブレーン、外交方針で詭弁  来月9日に迫った韓国大統領選で支持率トップを維持する最大野党「共に民主党」の文在寅候補は、親中朝・反日米の路線で北東アジアの安全保障を揺るがした盧武鉉元大統領の最側近だったことから同様…

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「平成の市町村合併」の功罪

拓殖大学地方政治行政研究所附属防災教育研究センター副センター長 濱口 和久 防災・危機管理力が低下 教訓とすべき石巻のケース  平成11(1999)年から始まった「平成の市町村合併」により、市町村数は3229から1718…

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子どもたちの自尊感情をどう育むか

教師や教育関係者が集い「人格教育フォーラム」  日本の子供たちは他の先進諸国と比べて「自尊感情」が低いと言われている。心の重要な部分である自尊感情をいかに育むか。4月16日、日本いのちの教育学会会長・近藤卓氏を講師に第2…

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時代のニーズに合った個性生かす

注目集める新しい通信高校「N高校」

時代のニーズに合った個性生かす  高等教育の多様化が進む中、角川ドワンゴ学園(川上量生理事)が運営するN高校が話題を集めている。単なる通信高校で終わらせず、マルチメディアを駆使しながらの進学・就職支援や課外活動にも力を入…

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中国脅威論を真っ向から否定する主張で中国を代弁した毎日コラム

◆論者を感情的に批判  北朝鮮の核・ミサイル開発に大半の国民は脅威を感じているのではなかろうか。  実際、産経の世論調査では脅威を「感じる」と答えた人は91・3%に達し、「感じない」との回答は8%にすぎなかった(18日付…

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北の危機回避へ中国が関与

米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 政権交代も選択肢に  北朝鮮をめぐる危機は作り上げられたもののように見えるが、そうではない。  北朝鮮は10年以上前から核兵器と弾道ミサイルを持っているのだから、どうして今、慌…

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混迷の世相を生き抜く知恵

メンタルヘルスカウンセラー 根本 和雄 過去追わず将来憂えず 『菜根譚』に学ぶ心の処方箋  昨今の暖衣飽食の世相にあって、人々の関心は物質的・経済的な豊かさの追求に満足感を追い求め、その結果、生活は便利で効率的になり、多…

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民進、民共連携で亀裂

 長島昭久氏が4月10日に民進党を離党した。長島氏は民主党政権下で防衛副大臣を務めた経験を持ち、安全保障政策については、党内でまともな考え方をしている人物の1人だった。  民進党は民主党と維新の党が合併して結成された政党…

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千葉の女児殺害事件が投げ掛けた深刻な課題に照明を当てた新潮

◆男の素性暴いた文春  この週「金正恩」は「渋谷」に負けた。週刊誌で誌面が割かれた大きさである。渋谷とは千葉県松戸市で9歳女児の死体遺棄容疑で逮捕された小学校の元「保護者会長」渋谷恭正容疑者(46)のことだ。核・ミサイル…

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不人気な米民主党とメディア<English付>

エルドリッヂ研究所所長、政治学博士 ロバート・D・エルドリッヂ トランプ氏より低支持率 国民と分断された党指導者  世論調査は完全に信頼できる指標ではないと言われる。質問の内容、調査するスポンサーの意向などの影響を受ける…

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