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トランプ現象の波紋、米で少数派差別が急増
勢いづく白人至上主義者や憎悪集団 米国ではトランプ大統領が選挙期間中に連発した暴言の影響で、人種や宗教の少数派への差別が増加している。トランプ氏は少数派差別の拡大を望んでいないが、白人重視、移民やマイノリティー蔑視とい…

ロシア革命100周年に思う
NPO法人修学院院長・アジア太平洋交流学会会長 久保田 信之 知性・教養の土台を破壊 「現在」の根源は先人の創造力 革命とは権力体制や組織構造の抜本的変革が比較的短期間のうちに行われることを意味することばであるから、人…


教育無償の後ろ盾に改憲必要 馬場伸幸氏
施行から70年 憲法改正を問う(2) 日本維新の会幹事長 馬場伸幸氏 日本維新の会は憲法改正で「教育の無償化」「統治機構改革」「憲法裁判所の設置」の3項目を提案しているが、安倍晋三首相も、教育の無償化に前向きな姿勢を示し…

「退位」最終報告、「天皇陛下」表記で合意点を探る努力を求めた読売
◆「二重性」回避を評価 「天皇陛下の退位問題は、詰めの段階に入ったと言えよう」(読売・社説22日付)。 天皇陛下の退位を実現する特例法案の最終骨子案が24日に固まった。政府・自民党が、3月に衆参両院議長らが与野党協議…


憲法改正を問う 「現実的」提案で議論深化を 細野豪志氏
施行から70年 憲法改正を問う(1) 民進党前代表代行 細野豪志氏 5月3日に憲法は施行70年を迎える。敗戦後に新しい日本の基礎となった憲法だが、この間、内外の環境は大きく変化し多くの不都合が生まれている。政治はこの現…


南西諸島での防衛力空白を早期解消へ
陸自与那国駐屯地、開設1周年の記念式典開催 日本最西端の与那国島に陸上自衛隊西部方面隊(熊本、小川清史総監)直轄の与那国駐屯地(沖縄県与那国町)が開設1周年を迎え、23日には記念式典が開催された。地元の人々の暮らしに安…

トルコの東西の懸け橋の夢危機に Cooking Turkey’s goose
トルコは長年、曲がりなりにも民主主義ぎりぎりの路線をガタガタ運転で揺れながら歩んで来ている。今週、政治改革の是非を問う国民投票の僅差による承認を得て、レジェプ・タイップ・エルドアン大統領は、国は「ギアチェンジして、われ…

、文在寅氏(右から2人目)ら-150x150.jpg)
来月9日韓国大統領選 政府間合意は解釈で変わり得る
文候補のブレーン、外交方針で詭弁 来月9日に迫った韓国大統領選で支持率トップを維持する最大野党「共に民主党」の文在寅候補は、親中朝・反日米の路線で北東アジアの安全保障を揺るがした盧武鉉元大統領の最側近だったことから同様…

「平成の市町村合併」の功罪
拓殖大学地方政治行政研究所附属防災教育研究センター副センター長 濱口 和久 防災・危機管理力が低下 教訓とすべき石巻のケース 平成11(1999)年から始まった「平成の市町村合併」により、市町村数は3229から1718…

子どもたちの自尊感情をどう育むか
教師や教育関係者が集い「人格教育フォーラム」 日本の子供たちは他の先進諸国と比べて「自尊感情」が低いと言われている。心の重要な部分である自尊感情をいかに育むか。4月16日、日本いのちの教育学会会長・近藤卓氏を講師に第2…


注目集める新しい通信高校「N高校」
時代のニーズに合った個性生かす 高等教育の多様化が進む中、角川ドワンゴ学園(川上量生理事)が運営するN高校が話題を集めている。単なる通信高校で終わらせず、マルチメディアを駆使しながらの進学・就職支援や課外活動にも力を入…

中国脅威論を真っ向から否定する主張で中国を代弁した毎日コラム
◆論者を感情的に批判 北朝鮮の核・ミサイル開発に大半の国民は脅威を感じているのではなかろうか。 実際、産経の世論調査では脅威を「感じる」と答えた人は91・3%に達し、「感じない」との回答は8%にすぎなかった(18日付…

北の危機回避へ中国が関与
米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 政権交代も選択肢に 北朝鮮をめぐる危機は作り上げられたもののように見えるが、そうではない。 北朝鮮は10年以上前から核兵器と弾道ミサイルを持っているのだから、どうして今、慌…

混迷の世相を生き抜く知恵
メンタルヘルスカウンセラー 根本 和雄 過去追わず将来憂えず 『菜根譚』に学ぶ心の処方箋 昨今の暖衣飽食の世相にあって、人々の関心は物質的・経済的な豊かさの追求に満足感を追い求め、その結果、生活は便利で効率的になり、多…

民進、民共連携で亀裂
長島昭久氏が4月10日に民進党を離党した。長島氏は民主党政権下で防衛副大臣を務めた経験を持ち、安全保障政策については、党内でまともな考え方をしている人物の1人だった。 民進党は民主党と維新の党が合併して結成された政党…

千葉の女児殺害事件が投げ掛けた深刻な課題に照明を当てた新潮
◆男の素性暴いた文春 この週「金正恩」は「渋谷」に負けた。週刊誌で誌面が割かれた大きさである。渋谷とは千葉県松戸市で9歳女児の死体遺棄容疑で逮捕された小学校の元「保護者会長」渋谷恭正容疑者(46)のことだ。核・ミサイル…

不人気な米民主党とメディア<English付>
エルドリッヂ研究所所長、政治学博士 ロバート・D・エルドリッヂ トランプ氏より低支持率 国民と分断された党指導者 世論調査は完全に信頼できる指標ではないと言われる。質問の内容、調査するスポンサーの意向などの影響を受ける…

国防長官、爆風爆弾の使用を擁護 Mattis defends use of ‘mother’ bomb
マティス国防長官は20日、アフガニスタン東部で「イスラム国」(ISIS)に大規模爆風爆弾(MOAB)を投下する決定は、米国の敵だけでなく、同盟国にとっても、米国は国際的テロ組織に対して手加減はしないという衝撃的なメッセ…

「養育里親」に同性カップル認定した行政を後押しするLGBT応援報道
◆成り手が少ない里親 児童虐待が深刻度を増している。全国の児童相談所が対応した虐待件数は2015年度10万件を超えた。25年連続過去最高を更新中で、改善の兆しは見えていない。 そこで重要度を増しているのが「養育里親」…

急速に進む北のSLBM開発
北朝鮮の潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)とミサイル搭載潜水艦の開発が急速に進んでいる。国連の専門家会議の報告から明らかになった。8人の専門家からなる委員会は、「短期間で急速な技術開発が行われ、実用可能な潜水艦発射弾道…

「核兵器禁止条約」交渉を絶賛
「赤旗」の国連誇大報道 日米反対し志位氏ら独壇場 日本共産党は、3月下旬にニューヨークの国連本部で行われた核兵器を法的に禁止する条約の制定に向けた初の交渉会議に志位和夫委員長をはじめとする党代表団を派遣し、機関紙「しん…

「都議選前」を小池百合子都知事に要望
豊洲「判断」促す公明 “劇場効果”続くかは微妙 公明党は東京都議選を小池百合子都知事との選挙協力で乗り切ろうとしている。同党機関誌「公明」5月号は「上げ潮の党勢のままに首都決戦の完勝を」と題し、井上義久幹事長インタビュ…


中国によるガス田開発を憂慮
東シナ海危惧する「自由民主」 仲裁裁判所に提訴促す 中国による東シナ海でのガス田開発に対して、自民党は国際仲裁裁判所への提訴を含めた強い対応を取るように政府に働き掛けた。同党の資源・エネルギー戦略調査会、外交部会、経済…
