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テロを受けて分断されるフランス社会 French Muslims see widening social divide in wake of terror attacks

 【ニース(フランス)】髪をスカーフで覆った若いイスラム教徒女性が、ビーチサイドの遊歩道に花を手向けていた。7月中旬、「イスラム国」に刺激を受けたテロリストが、フランス革命記念日を祝っていた人々をひき殺した事件の翌日のこ…

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相対的貧困を「貧困」と煽り立てる報道にマルクス主義が滲む朝日など

◆大正と比較に違和感  『日本残酷物語』。平凡社ライブラリーにこんなタイトルの全5巻シリーズがある。初版は1959年で、民俗学者の宮本常一や作家の山本周五郎が約50編のノンフィクションを監修している。第5巻「近代の暗黒」…

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交流人口、年間1000万人時代へ

開館50周年迎えた駐札幌大韓民国総領事館 駐札幌大韓民国総領事 韓惠進氏に聞く(下)  駐札幌大韓民国総領事館が開館したのは50年前の1966年のことであった。2018年に北海道は、開基150年を迎えることから、北海道と…

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骨肉の経営権争い続く韓国ロッテ

“お口の恋人”苦味に歪む  日本と韓国にまたがる大手企業ロッテが昨年のオーナー一家の経営権争いに続き、役員の自殺や現会長に対する検察聴取など揺れに揺れている。財閥5位(総資産基準)のロッテをめぐる一連の騒動に韓国経済への…

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朝日が陸自の「刀」を批判

 朝日新聞(9月7日付)社会面の記事「陸自エンブレムに日本刀 なぜ?」には呆れてしまった。朝日らしいと言えばそれまでだが、この記事には自衛隊に対する悪意さえ感じてしまう。  記事は、陸上自衛隊が記念品などに使うために作っ…

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日印連携しアジアに平和を

桐蔭横浜大学法学部教授 ペマ・ギャルポ 挑発繰り返す中朝パ 冷静過ぎるメディアの報道  北朝鮮がいよいよ日本の経済的水域圏内にミサイルを飛ばしてきた。日本国政府もメディアも極めて冷静に対応した。メディアがこのような危機に…

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オバマのLGBT外交 反発買う価値観押し付け

オバマのLGBT外交 米国と途上国の「文化戦争」(1) 同性愛への抵抗感強いアフリカ  同性愛者ら性的少数者(LGBT)の国際的な権利向上を外交政策の優先課題に位置付け、途上国にその受け入れを迫るオバマ米政権。各国の伝統…

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現代技術の盲点を書き切れていないNW日本版「リチウム電池」事故

◆発火のリスク抱える  たかが電池、されど電池…の話題。ボルタの電池が発明されて以来、営々と続けられた電池開発は、今や最新の化学知識と技術が凝縮され製品化され、一大産業に膨れ上がろうとしている。そのトップランナーの一つが…

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中国、尖閣発端に対米戦争も 米ランド研究所が「米中戦争」研究

 安全保障問題では米国最大の民間研究所であるランド研究所がこのほど、「米中戦争」をテーマにした報告書をまとめた。2025年までの近未来を見越した米陸軍からの委託研究だった。リポートでは米中戦争の発火点に関し、尖閣を一例と…

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北核実験で習主席正念場に

拓殖大学名誉教授 茅原 郁生 G20会議の成功台無し 問われる制裁手抜きの責任  9日に北朝鮮は本年初に次ぐ第5回目の核実験を強行して世界に衝撃を与えた。核実験は、10キロトンと過去最大規模で「核弾頭」爆発実験の成功が初…

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蓮舫新代表誕生も民進の信頼回復への道は遠いと感じた読売テレビ

◆説明不十分な蓮舫氏  民進党の代表選が行われ参院議員の蓮舫氏が新代表に選ばれた。党勢が低迷する中、その発信力、クリーンなイメージが「選挙の顔」としての期待を集めて圧勝。しかし、その後発表された幹事長が、政権下野の「戦犯…

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対麻薬戦への対応 、日本外交に求められる新工夫

 「麻薬犯罪者は殺せ」。フィリピンのドゥテルテ新大統領の対麻薬戦「戦果」は、着々増大している。警察作戦で殺害した麻薬関係者は9月上旬までで1105人。ほか自警団などによるものなど、人権団体が超法規殺人と批判するものを合わ…

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「敵基地攻撃能力」が暴発諫める

弾道ミサイルの脅威 日米の防空戦略を問う(4) 元護衛艦隊司令官・海将 金田秀昭氏 北朝鮮や中国の弾道ミサイルの脅威が強調され、これを日本は迎撃可能か否かに焦点が当てられがちだが、軍事的野心をくじく方策はどのように考える…

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宇宙戦争兵器の開発進める中国とロシア China, Russia rapidly building arms for space war

 米戦略軍の次期司令官が連邦議会で今週、中国とロシアは急速に宇宙戦能力を高めており、米国はこの脅威への対抗で後れを取っていると警告した。  中露両国は、衛星攻撃ミサイル、レーザー銃を開発し、米国のハイテク戦争の基盤である…

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反米・親中露発言への懸念

ドゥテルテ大統領就任から3カ月 どこへ向かう比政権 (下)  南シナ海の領土領海問題をめぐる中国と他の沿岸国との対立において、反中国の急先鋒(せんぽう)を務めてきたフィリピンだが、ドゥテルテ大統領の反米姿勢が浮き彫りとな…

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中国の飽和攻撃封じる統合防空

弾道ミサイルの脅威 日米の防空戦略を問う(3) 元護衛艦隊司令官・海将 金田秀昭氏 中国のミサイル戦力をどう分析しているか。  これは北朝鮮の比ではない。まず、発射母体がたくさんある。ミサイル自体も、対地・対艦戦術ミサイ…

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安保法1年の民・共 共闘発展求めた共産6中総

民進代表選で蓮舫代表に  安保関連法成立から1年が経(た)った。共産党の同法廃止一点の「国民連合政府」構想を契機に民進党(当時民主党)が国会・選挙での野党共闘に応じ、民共路線に舵(かじ)を切った。  1年経って民進党では…

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公明新聞に党大会報告 「中道主義」を再確認

「加憲」絞り込みに影響も  公明党第11回党大会が17日に開かれ、5選の承認を受けて山口那津男代表があいさつし、「何を『加憲』の対象にすべきかの議論を深める」と発言したことがマスコミに注目された。憲法改正を容認する党派の…

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北方領土叫ぶ「自由民主」 ロシアの暴挙との認識を

北方領土叫ぶ「自由民主」 ロシアの暴挙との認識を

冷戦後に期待し、萎えた怒り  自民党の機関紙「自由民主」(9・6)の1面は「北方領土返還に向け粘り強く外交交渉を」のタイトルで佐藤正久参院議員のインタビューを掲載している。同党は9月3日を「ロシアの北方領土不法占拠に抗議…

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リオ五輪で日本勢奮闘 スポーツで輝く若者たち

強い心が希望を拓く  ブラジルのリオデジャネイロで開かれたオリンピック、パラリンピックが閉幕した。オリンピックでは日本は過去最多の41個のメダルを獲得した。  男子体操団体総合で金メダルが取れたのは、内村航平選手をリーダ…

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追い詰められるIS、アフガンなどでは支配地域拡大

 イラクとシリアの国境を無視したカリフ制イスラム国家の創建を意図し、残忍な処刑で、全世界を震撼(しんかん)させた過激派組織「イスラム国」(IS)は、米主導の有志連合軍や露支援のシリア政府軍、イランが背後のイスラム教シーア…

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新聞は社会の木鐸たれ

軍事評論家 竹田 五郎 世論に迎合する「東京」 戦争を学ばず平和を論ずる  8月3日、東京新聞は、今年度防衛白書について、①「『安保法は平和のため不可欠』 違憲の指摘には触れず」と題し、同書は「安保法について章を立て『国…

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外交に支障来す暴言癖

ドゥテルテ大統領就任から3カ月 どこへ向かう比政権 (中)  フィリピン国内では高い信頼を得ているドゥテルテ大統領だが、それとは対照的に、米国を中心とした国際社会では強い非難を集める結果となっている。その原因は、ドゥテル…

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