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拉致被害者救出が第一、でも残留日本人も忘れまい

 朝鮮半島の緊張が急加速する中、北朝鮮は多数の外国報道陣を招き、大ミサイル軍事行進などを取材させたが、日本取材陣には、特に日本人遺骨の埋葬地を見せ、そして残留日本人老女と会見させた。  2014年の日朝合意で、日本側は、…

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「神の名で行われる暴力」を批判

ローマ法王、17年ぶりエジプト訪問  カトリック教会のフランシスコ法王は28日、エジプトを訪問し、シシ・エジプト大統領やイスラム教スンニ派最高権威アズハルのタイイブ総長、コプト教(エジプトのキリスト教)のタワドロス教皇ら…

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失速するポピュリズム

米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 欧州の選挙で次々後退  これまで、ポピュリストが反旗を翻して西側を席巻し、体制を根底から揺さぶっていると言われてきた。欧州連合(EU)でも、西側諸国の同盟でもそうであり、自由民…

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米韓合同演習と北朝鮮の反応

元統幕議長 杉山 蕃 反撃能力殲滅可能な米軍 先制攻撃の理由与えられぬ北  今年の米韓軍事演習は例年通り行われたが、米国新大統領の強硬な発言、北朝鮮の数度にわたるミサイル発射、核実験準備と挑発的宣言が例年を超える緊張をも…

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「9条」待ったなしの安保環境

施行から70年 憲法改正を問う(4)  70年前の憲法制定当時に比べると、現在のわが国の社会状況や国際環境は様変わりし、憲法と現実との乖離(かいり)は大きくなっている。国会は衆参両院で、改憲に前向きな勢力が3分の2以上を…

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敵ミサイルを発射前に破壊

開発進むサイバー兵器  国防総省は、新型ハイテク防衛システムの一環として、敵ミサイルを発射前に攻撃するためのサイバー兵器、電子戦兵器の開発を進めている。国防総省高官らが昨年4月、連邦議会で明らかにしていた。  ミサイルシ…

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積極的平和主義と不戦の誓い

軍事評論家 竹田 五郎 自衛戦争禁じぬ不戦条約 国連は集団安保で平和維持  昨年12月27日、安倍総理とオバマ米大統領は真珠湾を訪れ、アリゾナ記念館で挙行された、日本海軍の奇襲による犠牲者の慰霊祭に出席し、慰霊の誠を捧(…

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北の戦力、正恩氏の主張と「食い違い」―米太平洋軍司令官 Mismatch’ between North Korean rhetoric and actual capability, says Pacific Command chief

 太平洋地域の米最高司令官は連邦議会で、米国とアジア太平洋の同盟国は、北朝鮮の指導者、金正恩氏からの脅しと限定的な軍事力の脅威に対処しようと苦心していると語った。  上院議員全員が、韓半島で緊張が高まっていることを受けて…

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核保有を目指すイランとの「協力」を主張するNYタイムズ紙

◆制裁解除で巨額資金  北朝鮮の核・ミサイル開発をめぐって緊張が高まる一方で、米トランプ政権がイラン核合意見直しの意向を表明した。  これを受けて米紙ニューヨーク・タイムズは社説「イランめぐるあら探し」(24日付)で、「…

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憲法改正と「同性婚」 保守から検討提示の矛盾

伝統的な価値観の崩壊招く 家族条項の導入こそ課題/護憲派は「合憲」の解釈  今年は日本国憲法施行70周年の節目の年とあって、月刊誌5月号は憲法改正に関する論考が目立つ。安倍晋三首相が憲法改正に強い意欲を示していることも影…

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歴史・伝統を歪めた戦後 日本の良さを伝えよう

外国で評価される日本  この春に、買って置いてあった3冊の本を読んだ。  最初の1冊は、竹田恒泰氏の「日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか」(PHP新書)で、次は同じPHP新書の「ハーバードでいちばん人気の国・日本」(…

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ロシア、反米軍情報戦を強化

 ロシアは、東欧の各国政府や、駐留する米軍への信頼を損ねることを狙った偽情報活動を活発化させている。米政府当局者が明らかにした。  米当局者は「数多くのフェイクニュース、プロパガンダ、うそがこの2週間の間に出回った。一部…

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中国人ブロガーが日本再発見 笹川財団で出版シンポ

 中国の人気ブロガーたちが、日本を訪問し直接、見て触れて感じた記録が昨年3月、中国で出版された。題名は「大家看日本」(皆が見る日本)。その邦訳「来た!見た!感じた!ナゾの国 おどろきの国 でも気になる国 日本」が今春、日…

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世界と日本の水産業から見た豊洲移転問題

世日クラブ 入荷量減る中央卸売市場 東京財団上席研究員 小松正之氏  世界日報の読者でつくる世日クラブ(会長=近藤讓良・近藤プランニングス代表取締役)の定期講演会が4月18日、都内で開かれ、元水産庁漁業交渉官で東京財団上…

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政権の命運懸ける国民投票 中谷 元氏

施行から70年 憲法改正を問う(3) 衆院憲法審査会与党筆頭幹事 中谷 元氏 安倍晋三首相が3月5日の自民党大会で、憲法施行70年の節目に自民党から憲法改正を発議できるように、議論に入らなければいけないと前向きな話をした…

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トランプ現象の波紋、米で少数派差別が急増

勢いづく白人至上主義者や憎悪集団  米国ではトランプ大統領が選挙期間中に連発した暴言の影響で、人種や宗教の少数派への差別が増加している。トランプ氏は少数派差別の拡大を望んでいないが、白人重視、移民やマイノリティー蔑視とい…

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ロシア革命100周年に思う

NPO法人修学院院長・アジア太平洋交流学会会長 久保田 信之 知性・教養の土台を破壊 「現在」の根源は先人の創造力  革命とは権力体制や組織構造の抜本的変革が比較的短期間のうちに行われることを意味することばであるから、人…

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教育無償の後ろ盾に改憲必要 馬場伸幸氏

施行から70年 憲法改正を問う(2) 日本維新の会幹事長 馬場伸幸氏 日本維新の会は憲法改正で「教育の無償化」「統治機構改革」「憲法裁判所の設置」の3項目を提案しているが、安倍晋三首相も、教育の無償化に前向きな姿勢を示し…

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「退位」最終報告、「天皇陛下」表記で合意点を探る努力を求めた読売

◆「二重性」回避を評価  「天皇陛下の退位問題は、詰めの段階に入ったと言えよう」(読売・社説22日付)。  天皇陛下の退位を実現する特例法案の最終骨子案が24日に固まった。政府・自民党が、3月に衆参両院議長らが与野党協議…

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憲法改正を問う 「現実的」提案で議論深化を 細野豪志氏

施行から70年 憲法改正を問う(1) 民進党前代表代行 細野豪志氏  5月3日に憲法は施行70年を迎える。敗戦後に新しい日本の基礎となった憲法だが、この間、内外の環境は大きく変化し多くの不都合が生まれている。政治はこの現…

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南西諸島での防衛力空白を早期解消へ

南西諸島での防衛力空白を早期解消へ

陸自与那国駐屯地、開設1周年の記念式典開催  日本最西端の与那国島に陸上自衛隊西部方面隊(熊本、小川清史総監)直轄の与那国駐屯地(沖縄県与那国町)が開設1周年を迎え、23日には記念式典が開催された。地元の人々の暮らしに安…

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トルコの東西の懸け橋の夢危機に Cooking Turkey’s goose

 トルコは長年、曲がりなりにも民主主義ぎりぎりの路線をガタガタ運転で揺れながら歩んで来ている。今週、政治改革の是非を問う国民投票の僅差による承認を得て、レジェプ・タイップ・エルドアン大統領は、国は「ギアチェンジして、われ…

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来月9日韓国大統領選 政府間合意は解釈で変わり得る

文候補のブレーン、外交方針で詭弁  来月9日に迫った韓国大統領選で支持率トップを維持する最大野党「共に民主党」の文在寅候補は、親中朝・反日米の路線で北東アジアの安全保障を揺るがした盧武鉉元大統領の最側近だったことから同様…

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