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中国批判の北朝鮮に「自信」を見た「新報道」、「日曜討論」は圧力評価
◆米中朝の新たな展開 偽札、麻薬が北朝鮮の資金源になってきたことは知られているが、今度は世界中の銀行を狙ったサイバー犯罪が明るみになってきた。10日に米国の上院で情報セキュリティー会社幹部や国家安全保障会議(NSA)長…
サード配備に反発する中国
韓国の裏切りと受け止め 韓国では新大統領に共に民主党の文在寅氏が就任し、保守から革新に政権交代が行われた。それに伴い、保守の朴槿恵政権が進めてきた外交政策が大きく転換されるとみられている。 特に焦点となっているのは、…
日本の良さ教える申尚穆氏
伊能忠敬の生涯を紹介 探究心、実行力を高く評価 日本の良さを外国人から教えられることがある。普段日本を「歴史上これ以上悪辣(あくらつ)な国はない」と罵(ののし)っている韓国人から評価の言葉を聞くと、驚く半面、底意は何か…
トランプ大統領4カ月 帰ってきた「世界の警察官」
発言の裏に光る決断力 トランプ米大統領が就任してから4カ月が経(た)とうとしているが、当初から世界中の多くの人々が彼に抱いていた不安感が少しずつ溶解し始めているように感じられる。おそらくその最大の理由は最近の彼の外交政…
「気候マーチ」の狂気 Climate march madness
米国は、すべての人にとってチャンスの国である。ドナルド・トランプが大統領に選ばれた以上、敗者がスニーカーを履き、街に繰り出すチャンスには制限は無くなった。彼らは、その日のマーチ(デモ行進)のテーマを記憶し、適当な看板と…
一番大切なのは平和と安定
東南アジアのラストフロンティア 駐日ミャンマー全権大使 トゥレイン・タン・ジン氏に聞く 東南アジアのラストフロンティアは、ベトナムとミャンマーとされた。ベトナムは中国リスクの避難先としての「中国+1」で、一足先に近代化…
極秘無人宇宙往還機Ⅹ37Bが帰還
開発目的めぐり憶測 宇宙に滞在していた米空軍の無人宇宙往還機X37Bが7日、これまでで最長718日間の飛行を終えて帰還した。X37Bはスペースシャトル型で全幅8・7㍍、フロリダ州ケープカナベラルのケネディ宇宙センターに…
新政権の親北路線に厚い壁
今回、野党「共に民主党」の文在寅候補が政権交代を実現した背景には、大型客船「セウォル号」の犠牲者に対する「弔い選挙」、また元秘書室長として自殺した盧武鉉元大統領の「弔い選挙」を演出し扇動した側面があった。 セウォル号…
マニラで相次ぐ爆弾事件
マニラ首都圏で爆弾事件が相次ぎ、過激派組織「イスラム国」(IS)が犯行声明を出すなど、テロへの警戒が強まっている。最初の爆発はASEAN首脳会議の厳戒態勢の中で発生。いずれの事件も、イスラム教徒が多く住む同じ地域で発生…
日韓関係、「慰安婦」合意の見直し必至
9年ぶり左派政権 文在寅大統領の韓国(2) 「『和解・癒やし財団』の業務を一時停止してもらうことになると思う」 韓国大統領選が迫っていた先月、文在寅候補(当時)の外交ブレーンである金基正・延世大学教授は同財団の理事の…
トランプ政権、北朝鮮非核化へ「圧力と扉」
核・ミサイル開発を続ける北朝鮮に対して圧力を強めているトランプ米政権が、先月末から非核化交渉に向けた対話のシグナルを送り始めている。米政府は「圧力をかけつつ、交渉の扉を開いておく」戦略だとしているが、トランプ外交は予測…
台湾の主人公は誰なのか
平成国際大学教授 浅野 和生 「島に来た順」を忘れず 就任1周年の蔡英文政権 来る5月20日で、台湾の民進党・蔡英文政権が就任から1周年を迎える。 1年前の就任演説で、蔡英文総統は台湾が必要とする「問題解決」のため、…
対北朝鮮、盧元政権より急進的親北
9年ぶり左派政権 文在寅大統領の韓国(1) 韓国大統領選で最大野党「共に民主党」の文在寅氏が当選し、約9年ぶりに親北左派政権が誕生した。大きな転換が予想される対北朝鮮政策や「慰安婦」合意の見直しが予想される日本との関係…
憲法70年/経年劣化認めぬ頑迷な朝日にこそ必要な「頭の切りかえ」
◆読売も「70年」を評価 「今まずやらなければいけないことは自衛隊についてで、残念ながら憲法学者の多くが違憲と言っている。そういう状況を変えるのは私たちの世代の責任だ」 安倍晋三首相(自民党総裁)は9日の参院予算委員…
依然危ういトランプ大統領
THAAD予算めぐり混乱 米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 私の反トランプの友人はほぼ全員が、安心したと言っている。もっと状況が悪くなることもあり得た。友人らはもっと悪くなるだろうと思っていた。不安はまだ消え…
加速する沖縄と台湾の経済・観光・文化交流
台北駐日経済文化代表処那覇分処 蘇啓誠処長に聞く 台湾の製造業が相次ぎ進出、日台に息づく「惻隠の情」 東アジアの安全保障環境が厳しさを増している一方で、沖縄と台湾の友好関係は地域の安定に寄与するだけでなく、経済発展にも…
セウォル号引揚げ「文氏への捧げ物」
大統領選前に担当省庁と裏取引 直後の謝罪、優勢文氏におもねる? 2014年4月に韓国南西部沖で沈没した後、約3年ぶりに海底から引き揚げられた大型客船「セウォル号」をめぐり次期大統領選で優勢が伝えられる最大野党「共に民主…
「影の国務長官」クシュナー氏
獨協大学教授 佐藤 唯行 米中首脳会談お膳立て 政権内の主導権争いで先行 米政権内の主導権争いが激しさを増している。 対立の主役は大統領上級顧問のジャレッド・クシュナーと首席戦略官バノンだが、4月初めに前者は後者を国…
妥協せず9条改正を
日本国憲法施行70年を迎えた5月3日、「二十一世紀の日本と憲法」有識者懇談会(通称・民間憲法臨調)が主催する第19回公開憲法フォーラムが都内で開かれた。 会場には1000人を超える人が詰め掛けた。私も毎年、参加してい…
「公民」の可能性と課題について探る
日本公民教育学会が春季シンポジウムを行う 今年度行われる高等学校学習指導要領における「公民(仮称)」の改訂の方向性についてと題した日本公民教育学会春季シンポジウムがこのほど、東洋大学白山キャンパスで行われた。「政治的主…
シマフクロウなど動物の夜の生態を疑似体験
北海道博物館で「夜の森~ようこそ動物たちの世界へ~」特別展 地方によって異なるが北海道の冬山から雪が無くなるのは、およそ3月下旬から4月中旬。動物たちの活動もその頃から活発になるが、意外に知られていないのが動物の夜の活…
国民の危機には目を向けず「憲法の危機」と言い募る朝日の護憲社説
◆護憲のオンパレード 「憲法70歳。何がめでたい」。憲法記念日の各紙3日付で印象深かったのは産経だ。1面にこんな見出しを掲げていた。 阿比留瑠比氏(論説委員兼政治部編集委員)が現行憲法の草案は占領下に連合国軍総司令部…
文氏を急追する保守派候補
トランプ米大統領は昨年の大統領選で、97%のマスコミから足を引っ張られたが見事に当選した。ヒラリー・クリントン氏はなぜ落選したのか。オールドメディアよりニューメディアのSNSがインパクトを発揮し選挙を左右する時代に変わ…