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目前の危機、猶予許さず ケビン・メア氏

どう対処 北の脅威 米有識者に聞く(1) 元米国務省日本部長 ケビン・メア氏(上)  北朝鮮が14日に新型の弾道ミサイルを発射した。拡大の一途をたどる北朝鮮の核・ミサイルの脅威にどう対処すべきか。このほど来日した米国の識…

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沖縄市で45年祝賀大会、大多数が本土復帰「良かった」

沖縄市で45年祝賀大会、大多数が本土復帰「良かった」

沖縄県内の景気は好調、44カ月連続で拡大 昨年の入域観光客数は史上最高  沖縄県は15日、本土に復帰して45年の節目を迎えた。復帰当時、「本土並み発展」を目指した沖縄県は、目覚ましい経済成長を遂げた。復帰を祝賀する式典が…

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韓国の「グラウンドホッグデー」(注1) ’Groundhog Day’in South Korea

 新しい大統領の選出をもって、韓国は、何年も前の統治哲学の復活を約束するという見慣れたパターンに陥っている。それは、不幸せなことに、国の生き残りにとって必須の一つの地域で成功裏に交渉しようとした以前の試みで失敗した哲学で…

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「核の恫喝」日本に向く恐れ

東洋学園大学教授 櫻田 淳 北朝鮮には「禊」を求めよ 対話再開の前提条件に  2002年1月、ジョージ・W・ブッシュ(当時、米国大統領)が一般教書演説でイラク、イラン、北朝鮮の3カ国を「悪の枢軸」と呼んで以降、北朝鮮は、…

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北朝鮮無人機、20年前から生物化学兵器搭載

元駐ベトナム北朝鮮3等書記官が証言  北朝鮮は14日、北西部・亀城(平安北道)付近から弾道ミサイル1発を発射し、改めてその脅威を見せつけているが、一方で同市にある空軍飛行場では生物化学兵器を無人機に搭載し攻撃する準備がす…

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「地形の辞典」出版記念シンポジウム

各学会の“用語”を横断的に解説・整理  日本地形学連合はこのほど、「地形の辞典」(日本地形学連合編 朝倉書店 26,000円)出版を記念して「社会と地形学のコミュニケーション~地球環境変動・自然災害と地形用語~」と題して…

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「議院内閣制」を忘れ首相改憲発言の肩書き使い分けを批判する朝毎

◆提起が憲法論議に喝  2020年を新しい憲法が施行される年にしたい、それも9条改正で。そんな安倍晋三首相の提起が憲法論議に“喝”を入れた。  その一撃となったのは読売3日付の安倍首相のインタビュー記事だ。改憲の目標時期…

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FBI長官解任で深まる疑念

米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 政府の説明は作り話  信じがたいことに、連邦捜査局(FBI)のコミー長官が、2016年7月にしたことが原因で17年5月に解任された。その理由は、ロッド・ローゼンスタイン司法副長…

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明るくなってきた世界経済

経済学博士 鈴木 淑夫 非伝統的金融政策の収束 日本も完全雇用下で成長持続  世界経済の拡大に、少し勢いがついてきたようだ。4月に公表された国際通貨基金(IMF)の世界経済見通し(WEO)によると、世界経済は2012~1…

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「黒塗り」文書に「情報開示の悪化」を決め付けたアエラ記事の誤り

◆圧力をかけた文書?  アエラ5月15日号で、「問われる原子力規制委員会の情報公開 新しい判断は『黒塗り』」という意味深長なタイトルの記事が掲載された。  2006年4月に原子力安全・保安院が原子力安全委員会(原安委)に…

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北の核抑止に動き出した中国

拓殖大学名誉教授 茅原 郁生 国内外安定へ米と取引 自国の安保上の危機意識も  金正恩時代を迎えて北朝鮮は核・ミサイル開発を急ぎ、特に4月以降は重要な記念日ごとにミサイル発射など情勢を緊迫化させている。このような事態に中…

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トランプ氏が大統領令、送電網へのサイバー攻撃に対応

 トランプ米大統領は11日、送電網へのサイバー攻撃に備えるよう政府に命じる大統領令に署名した。米軍幹部が、米国の重要インフラがサイバー攻撃に対して脆弱(ぜいじゃく)と証言したことを受けた措置で、サイバー攻撃による長期的な…

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北の工作、文氏当選へ露骨に宣伝扇動

9年ぶり左派政権 文在寅大統領の韓国(4)  大統領選直前の5日、ソウル南部の冠岳山で登山客が2枚のビラを拾い地元警察に届け出た。ビラには国政介入事件で広がったろうそくデモの一場面に似た写真と共にハングル文字で「腐るだけ…

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韓国の文在寅大統領、北朝鮮との歩み寄りを目指す South Korea President Moon Jae-in charts path with Pyongyang

 太平洋地域で北朝鮮を監視している米軍部隊は、厳戒態勢を維持している。一方、米国防総省当局者は、韓国の新大統領に、北朝鮮とのより良い関係を主張し、北朝鮮の核・通常兵器に対する防衛を強化する米国の最近の動きに疑問を呈する人…

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中国批判の北朝鮮に「自信」を見た「新報道」、「日曜討論」は圧力評価

◆米中朝の新たな展開  偽札、麻薬が北朝鮮の資金源になってきたことは知られているが、今度は世界中の銀行を狙ったサイバー犯罪が明るみになってきた。10日に米国の上院で情報セキュリティー会社幹部や国家安全保障会議(NSA)長…

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サード配備に反発する中国

韓国の裏切りと受け止め  韓国では新大統領に共に民主党の文在寅氏が就任し、保守から革新に政権交代が行われた。それに伴い、保守の朴槿恵政権が進めてきた外交政策が大きく転換されるとみられている。  特に焦点となっているのは、…

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日本の良さ教える申尚穆氏

伊能忠敬の生涯を紹介 探究心、実行力を高く評価  日本の良さを外国人から教えられることがある。普段日本を「歴史上これ以上悪辣(あくらつ)な国はない」と罵(ののし)っている韓国人から評価の言葉を聞くと、驚く半面、底意は何か…

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トランプ大統領4カ月 帰ってきた「世界の警察官」

発言の裏に光る決断力  トランプ米大統領が就任してから4カ月が経(た)とうとしているが、当初から世界中の多くの人々が彼に抱いていた不安感が少しずつ溶解し始めているように感じられる。おそらくその最大の理由は最近の彼の外交政…

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「気候マーチ」の狂気 Climate march madness

 米国は、すべての人にとってチャンスの国である。ドナルド・トランプが大統領に選ばれた以上、敗者がスニーカーを履き、街に繰り出すチャンスには制限は無くなった。彼らは、その日のマーチ(デモ行進)のテーマを記憶し、適当な看板と…

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一番大切なのは平和と安定

東南アジアのラストフロンティア 駐日ミャンマー全権大使 トゥレイン・タン・ジン氏に聞く  東南アジアのラストフロンティアは、ベトナムとミャンマーとされた。ベトナムは中国リスクの避難先としての「中国+1」で、一足先に近代化…

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極秘無人宇宙往還機Ⅹ37Bが帰還

開発目的めぐり憶測  宇宙に滞在していた米空軍の無人宇宙往還機X37Bが7日、これまでで最長718日間の飛行を終えて帰還した。X37Bはスペースシャトル型で全幅8・7㍍、フロリダ州ケープカナベラルのケネディ宇宙センターに…

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新政権の親北路線に厚い壁

 今回、野党「共に民主党」の文在寅候補が政権交代を実現した背景には、大型客船「セウォル号」の犠牲者に対する「弔い選挙」、また元秘書室長として自殺した盧武鉉元大統領の「弔い選挙」を演出し扇動した側面があった。  セウォル号…

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マニラで相次ぐ爆弾事件

 マニラ首都圏で爆弾事件が相次ぎ、過激派組織「イスラム国」(IS)が犯行声明を出すなど、テロへの警戒が強まっている。最初の爆発はASEAN首脳会議の厳戒態勢の中で発生。いずれの事件も、イスラム教徒が多く住む同じ地域で発生…

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