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電磁パルス兵器に警戒を ジェームズ・ウールジー氏
どう対処 北の脅威 米有識者に聞く(4) 元米中央情報局長官 ジェームズ・ウールジー氏 北朝鮮の核開発をどう見る。 北朝鮮は核弾頭を搭載できる、より射程距離の長い弾頭ミサイル開発を続け、また米国や日本の標的を攻撃できる…

憲法スルーの「民進」
政策資料的編集は2度目、党内軋轢尻目に無難な装い 民進党の機関紙「民進プレス」が3月17日号から第3金曜日の月1回発行になりレイアウトを変えたが、月2回発行の2月17日号以前の紙面と比べると、機関紙的な党の主張や訴えの…

「赤旗」今年の部数減
日刊・日曜合わせ2万以上、下降線たどった1~3月 日本共産党の機関紙「しんぶん赤旗」(5・2)の1面に「日刊紙・日曜版とも前進」の見出しで4月に同紙読者数が増えた記事が載った。「日本共産党は4月、総選挙・都議選での躍進…

共産化目指した日教組 指令に黙従せず教師辞す
教育が社・共の道具に 以前にも一度、五木寛之氏の「自分という奇蹟」の文面に触れたことがあったが、キリスト教信仰を思わせる一文があった。 同書の小見出し“一粒のライ麦の根が、どれだけ長いか”の中で、米国のある大学で、デ…


禅の心で世界に平和広めたい
海外布教の道 大満寺東堂 西山廣宣氏に聞く 欧米では禅がファッションのように人々に受け入れられている。昨年まで約40年間、スイス、オーストリアを拠点にヨーロッパで布教活動をしてきた曹洞宗大満寺(仙台市太白区)の東堂(先…


露呈した「インドの反中」、中国「一帯一路」国際会議
中国の習近平国家主席が提唱した新シルクロード経済圏構想「一帯一路」に関する国際会議が今週初め、北京で開催された。会議にはロシアのプーチン大統領ら30カ国の首脳級を含め、100カ国以上の代表が参加。しかし、2025年にも…


憲法9条改正を支持、総力挙げて国の存立守れ マット・サーモン氏
どう対処 北の脅威 米有識者に聞く(3) 前米下院外交委員会アジア太平洋小委員長 マット・サーモン氏 トランプ米政権の北朝鮮政策をどう見る。 オバマ前政権の「戦略的忍耐」は失敗であり、軍事行動から対話まであらゆる選択肢…

ランサムウエアめぐりMSが情報機関を非難
基本ソフトの脆弱性を「蓄積」 世界150カ国でコンピューターウイルス「ランサム(身代金)ウエア」によるハッキング被害が確認されたことを受けて、コンピューターソフトの脆弱(ぜいじゃく)性を知っていながら、隠していたとして…


対独戦勝記念パレード、外国首脳参加は1人
クリミア併合に旧ソ連諸国も反発 ロシアの首都モスクワ「赤の広場」で9日、旧ソ連の対独戦勝72周年を記念する軍事パレードが大規模に行われた。ロシアによるウクライナのクリミア併合は旧ソ連諸国でも強い反発を招き、式典に参加し…

中国の潜在的脅威忘れるな
桐蔭横浜大学法学部教授 ペマ・ギャルポ 積極外交で覇権具現化 憲法改正し急ぎ対抗措置を 憲法記念日に恒例行事として第19回公開憲法フォーラムに参加した。会場に着き式次第を見て驚いたのは、公明党の国会議員の名前が載ってい…


敵基地攻撃能力急げ、半島有事に不可欠な在沖米軍
どう対処 北の脅威 米有識者に聞く(2) 元米国務省日本部長 ケビン・メア氏(下) 対北朝鮮で日米の連携が一段と重要になる。 北朝鮮は日米間に亀裂をつくろうと狙っている。例えば、北朝鮮が日本に対し、核弾頭を搭載していな…

「共存共栄」「反保護主義」謳った「一帯一路」会議に厳しい論調の各紙
◆特に厳しい保守系紙 中国の習近平主席が提唱したユーラシア経済圏構想「一帯一路」に関する国際会議が終わった。「米国第一」を掲げるトランプ米政権に代わり、「共存共栄」「反保護主義」を唱え、新しい世界経済のリーダー役を務め…


米欧・韓国の選挙 外国の介入に懸念
昨年11月の米国から今月のフランス、韓国まで、注目の大統領選挙が終わった。欧州では12月のオーストリア大統領選、3月のオランダ総選挙もあった。 米欧選挙の勝敗因は、失業、移民・難民、テロ、白人貧困層の不満、反グローバ…


目前の危機、猶予許さず ケビン・メア氏
どう対処 北の脅威 米有識者に聞く(1) 元米国務省日本部長 ケビン・メア氏(上) 北朝鮮が14日に新型の弾道ミサイルを発射した。拡大の一途をたどる北朝鮮の核・ミサイルの脅威にどう対処すべきか。このほど来日した米国の識…


沖縄市で45年祝賀大会、大多数が本土復帰「良かった」
沖縄県内の景気は好調、44カ月連続で拡大 昨年の入域観光客数は史上最高 沖縄県は15日、本土に復帰して45年の節目を迎えた。復帰当時、「本土並み発展」を目指した沖縄県は、目覚ましい経済成長を遂げた。復帰を祝賀する式典が…

韓国の「グラウンドホッグデー」(注1) ’Groundhog Day’in South Korea
新しい大統領の選出をもって、韓国は、何年も前の統治哲学の復活を約束するという見慣れたパターンに陥っている。それは、不幸せなことに、国の生き残りにとって必須の一つの地域で成功裏に交渉しようとした以前の試みで失敗した哲学で…

「核の恫喝」日本に向く恐れ
東洋学園大学教授 櫻田 淳 北朝鮮には「禊」を求めよ 対話再開の前提条件に 2002年1月、ジョージ・W・ブッシュ(当時、米国大統領)が一般教書演説でイラク、イラン、北朝鮮の3カ国を「悪の枢軸」と呼んで以降、北朝鮮は、…


北朝鮮無人機、20年前から生物化学兵器搭載
元駐ベトナム北朝鮮3等書記官が証言 北朝鮮は14日、北西部・亀城(平安北道)付近から弾道ミサイル1発を発射し、改めてその脅威を見せつけているが、一方で同市にある空軍飛行場では生物化学兵器を無人機に搭載し攻撃する準備がす…

「地形の辞典」出版記念シンポジウム
各学会の“用語”を横断的に解説・整理 日本地形学連合はこのほど、「地形の辞典」(日本地形学連合編 朝倉書店 26,000円)出版を記念して「社会と地形学のコミュニケーション~地球環境変動・自然災害と地形用語~」と題して…

「議院内閣制」を忘れ首相改憲発言の肩書き使い分けを批判する朝毎
◆提起が憲法論議に喝 2020年を新しい憲法が施行される年にしたい、それも9条改正で。そんな安倍晋三首相の提起が憲法論議に“喝”を入れた。 その一撃となったのは読売3日付の安倍首相のインタビュー記事だ。改憲の目標時期…

FBI長官解任で深まる疑念
米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 政府の説明は作り話 信じがたいことに、連邦捜査局(FBI)のコミー長官が、2016年7月にしたことが原因で17年5月に解任された。その理由は、ロッド・ローゼンスタイン司法副長…

明るくなってきた世界経済
経済学博士 鈴木 淑夫 非伝統的金融政策の収束 日本も完全雇用下で成長持続 世界経済の拡大に、少し勢いがついてきたようだ。4月に公表された国際通貨基金(IMF)の世界経済見通し(WEO)によると、世界経済は2012~1…

「黒塗り」文書に「情報開示の悪化」を決め付けたアエラ記事の誤り
◆圧力をかけた文書? アエラ5月15日号で、「問われる原子力規制委員会の情報公開 新しい判断は『黒塗り』」という意味深長なタイトルの記事が掲載された。 2006年4月に原子力安全・保安院が原子力安全委員会(原安委)に…
