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トランプ氏への監視強化を、共和党内に広がる混乱

米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー  愉快な驚きの就任100日は終わった。ばたばたと忙しく、熱を帯び、混乱もあった。しかし、どれも通常の範囲内だった。政策(例えば医療保険)は徹底的に討議され、最高裁判事は承認され…

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「航行の自由作戦」と日本

日本大学名誉教授 小林 宏晨 豪印と共に参加検討を 中国による現状変更認めず  2015年10月27日、アメリカのミサイル駆逐艦ラッセンは、中国が埋め立てた前哨基地スービ礁から12カイリ以内の航行を開始した。スービサンゴ…

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あきれた「朝日」の報道

 朝日新聞デジタル(5月7日付)に、驚きを超えてあきれるような記事が掲載された。  『南スーダンは安全?なら会社員を派遣したら 自衛官の母』というタイトルで、北海道千歳市に住む自衛官の母が、朝日記者からの質問に対して「昨…

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文春が「スクープ泥棒」を行っていたとする新潮の告発で業界に激震

◆中吊り広告見て取材  週刊誌業界に激震が走っている。「文春砲」が「新潮」から砲撃を食らっているのだ。文春側は取次会社に配られた週刊新潮の中吊(なかづ)り広告を入手し、コピーして持ち帰り、記事をチェックして、自社にない話…

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「死んだらおしまい」なのか

名寄市立大学教授 加藤 隆 人間をダメにする死生観 現代科学は「死後生」に隣接  戦争や事故、あるいは地震や津波によって愛する者を亡くした人々が、喪失に暮れる日々の中で通常では体験できないような出会いをすることがある。東…

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民主党指導部、トランプ大統領の弾劾はまだ時期尚早 Impeaching Trump is still premature, Democratic leaders say

 米民主党指導部は、弾劾についてブレーキを踏もうとしている。だが、トランプ大統領にうんざりしている同党の一般議員や全米の進歩派活動家たちの間では、弾劾要求が拡大している。  活動家たちは世論調査や署名運動を通じ、有権者は…

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「自然の摂理」に反する同性婚反対のデヴィ夫人、「多様な家族」容認の堀潤

◆孤立無援の反対派  「同性婚は、絶対反対! 自然の摂理に反する」  「私はまったくそう思わない!」  「結婚の形はさまざまあっていい」  日曜日の朝だというのに、14日放送のフジテレビ系列のバラエティー「ワイドナショー…

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次世代につながる友好関係を

台北駐日経済文化代表処 謝長廷代表  5月20日に就任1周年を迎えた蔡英文総統は、就任以来、内政と外交いずれも積極的に取り組み、新たな政策を矢継ぎ早に打ち出してきました。蔡総統は、台日関係を特に重視しており、この1年間で…

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台湾の蔡英文政権発足から1年、日本との関係を重視

「新南向政策」が始動  台湾の蔡英文総統は、きょうで就任から1年を迎える。この間、東南アジアや南アジアなど18カ国との関係強化を図る「新南向政策」では、経済、文化、教育など幅広い分野で交流を促進。国内においてはモノのイン…

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CIA長官、亡命の北元駐英公使と会見

反乱の可能性、意見交換  米中央情報局(CIA)のポンペオ長官が、4月末から5月初めにかけての極秘の韓国訪問時に、韓国に亡命した北朝鮮の太永浩元駐英公使と会い、北朝鮮の金正恩体制に対する反乱の可能性について話し合っていた…

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電磁パルス兵器に警戒を ジェームズ・ウールジー氏

どう対処 北の脅威 米有識者に聞く(4) 元米中央情報局長官 ジェームズ・ウールジー氏 北朝鮮の核開発をどう見る。  北朝鮮は核弾頭を搭載できる、より射程距離の長い弾頭ミサイル開発を続け、また米国や日本の標的を攻撃できる…

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憲法スルーの「民進」

政策資料的編集は2度目、党内軋轢尻目に無難な装い  民進党の機関紙「民進プレス」が3月17日号から第3金曜日の月1回発行になりレイアウトを変えたが、月2回発行の2月17日号以前の紙面と比べると、機関紙的な党の主張や訴えの…

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「赤旗」今年の部数減

日刊・日曜合わせ2万以上、下降線たどった1~3月  日本共産党の機関紙「しんぶん赤旗」(5・2)の1面に「日刊紙・日曜版とも前進」の見出しで4月に同紙読者数が増えた記事が載った。「日本共産党は4月、総選挙・都議選での躍進…

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共産化目指した日教組 指令に黙従せず教師辞す

教育が社・共の道具に  以前にも一度、五木寛之氏の「自分という奇蹟」の文面に触れたことがあったが、キリスト教信仰を思わせる一文があった。  同書の小見出し“一粒のライ麦の根が、どれだけ長いか”の中で、米国のある大学で、デ…

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禅の心で世界に平和広めたい

海外布教の道 大満寺東堂 西山廣宣氏に聞く  欧米では禅がファッションのように人々に受け入れられている。昨年まで約40年間、スイス、オーストリアを拠点にヨーロッパで布教活動をしてきた曹洞宗大満寺(仙台市太白区)の東堂(先…

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「一帯一路」国際会議の首脳会合に出席した各国首脳=2017年5月15日、北京市郊外(AFP=時事)

露呈した「インドの反中」、中国「一帯一路」国際会議

 中国の習近平国家主席が提唱した新シルクロード経済圏構想「一帯一路」に関する国際会議が今週初め、北京で開催された。会議にはロシアのプーチン大統領ら30カ国の首脳級を含め、100カ国以上の代表が参加。しかし、2025年にも…

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憲法9条改正を支持、総力挙げて国の存立守れ マット・サーモン氏

どう対処 北の脅威 米有識者に聞く(3) 前米下院外交委員会アジア太平洋小委員長 マット・サーモン氏 トランプ米政権の北朝鮮政策をどう見る。  オバマ前政権の「戦略的忍耐」は失敗であり、軍事行動から対話まであらゆる選択肢…

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ランサムウエアめぐりMSが情報機関を非難

基本ソフトの脆弱性を「蓄積」  世界150カ国でコンピューターウイルス「ランサム(身代金)ウエア」によるハッキング被害が確認されたことを受けて、コンピューターソフトの脆弱(ぜいじゃく)性を知っていながら、隠していたとして…

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対独戦勝記念パレード、外国首脳参加は1人

クリミア併合に旧ソ連諸国も反発  ロシアの首都モスクワ「赤の広場」で9日、旧ソ連の対独戦勝72周年を記念する軍事パレードが大規模に行われた。ロシアによるウクライナのクリミア併合は旧ソ連諸国でも強い反発を招き、式典に参加し…

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中国の潜在的脅威忘れるな

桐蔭横浜大学法学部教授 ペマ・ギャルポ 積極外交で覇権具現化 憲法改正し急ぎ対抗措置を  憲法記念日に恒例行事として第19回公開憲法フォーラムに参加した。会場に着き式次第を見て驚いたのは、公明党の国会議員の名前が載ってい…

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敵基地攻撃能力急げ、半島有事に不可欠な在沖米軍

どう対処 北の脅威 米有識者に聞く(2) 元米国務省日本部長 ケビン・メア氏(下) 対北朝鮮で日米の連携が一段と重要になる。  北朝鮮は日米間に亀裂をつくろうと狙っている。例えば、北朝鮮が日本に対し、核弾頭を搭載していな…

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「共存共栄」「反保護主義」謳った「一帯一路」会議に厳しい論調の各紙

◆特に厳しい保守系紙  中国の習近平主席が提唱したユーラシア経済圏構想「一帯一路」に関する国際会議が終わった。「米国第一」を掲げるトランプ米政権に代わり、「共存共栄」「反保護主義」を唱え、新しい世界経済のリーダー役を務め…

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米欧・韓国の選挙 外国の介入に懸念

 昨年11月の米国から今月のフランス、韓国まで、注目の大統領選挙が終わった。欧州では12月のオーストリア大統領選、3月のオランダ総選挙もあった。  米欧選挙の勝敗因は、失業、移民・難民、テロ、白人貧困層の不満、反グローバ…

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