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日韓関係、「慰安婦」合意の見直し必至
9年ぶり左派政権 文在寅大統領の韓国(2) 「『和解・癒やし財団』の業務を一時停止してもらうことになると思う」 韓国大統領選が迫っていた先月、文在寅候補(当時)の外交ブレーンである金基正・延世大学教授は同財団の理事の…


トランプ政権、北朝鮮非核化へ「圧力と扉」
核・ミサイル開発を続ける北朝鮮に対して圧力を強めているトランプ米政権が、先月末から非核化交渉に向けた対話のシグナルを送り始めている。米政府は「圧力をかけつつ、交渉の扉を開いておく」戦略だとしているが、トランプ外交は予測…

台湾の主人公は誰なのか
平成国際大学教授 浅野 和生 「島に来た順」を忘れず 就任1周年の蔡英文政権 来る5月20日で、台湾の民進党・蔡英文政権が就任から1周年を迎える。 1年前の就任演説で、蔡英文総統は台湾が必要とする「問題解決」のため、…

対北朝鮮、盧元政権より急進的親北
9年ぶり左派政権 文在寅大統領の韓国(1) 韓国大統領選で最大野党「共に民主党」の文在寅氏が当選し、約9年ぶりに親北左派政権が誕生した。大きな転換が予想される対北朝鮮政策や「慰安婦」合意の見直しが予想される日本との関係…

憲法70年/経年劣化認めぬ頑迷な朝日にこそ必要な「頭の切りかえ」
◆読売も「70年」を評価 「今まずやらなければいけないことは自衛隊についてで、残念ながら憲法学者の多くが違憲と言っている。そういう状況を変えるのは私たちの世代の責任だ」 安倍晋三首相(自民党総裁)は9日の参院予算委員…

依然危ういトランプ大統領
THAAD予算めぐり混乱 米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 私の反トランプの友人はほぼ全員が、安心したと言っている。もっと状況が悪くなることもあり得た。友人らはもっと悪くなるだろうと思っていた。不安はまだ消え…


加速する沖縄と台湾の経済・観光・文化交流
台北駐日経済文化代表処那覇分処 蘇啓誠処長に聞く 台湾の製造業が相次ぎ進出、日台に息づく「惻隠の情」 東アジアの安全保障環境が厳しさを増している一方で、沖縄と台湾の友好関係は地域の安定に寄与するだけでなく、経済発展にも…


セウォル号引揚げ「文氏への捧げ物」
大統領選前に担当省庁と裏取引 直後の謝罪、優勢文氏におもねる? 2014年4月に韓国南西部沖で沈没した後、約3年ぶりに海底から引き揚げられた大型客船「セウォル号」をめぐり次期大統領選で優勢が伝えられる最大野党「共に民主…

「影の国務長官」クシュナー氏
獨協大学教授 佐藤 唯行 米中首脳会談お膳立て 政権内の主導権争いで先行 米政権内の主導権争いが激しさを増している。 対立の主役は大統領上級顧問のジャレッド・クシュナーと首席戦略官バノンだが、4月初めに前者は後者を国…

妥協せず9条改正を
日本国憲法施行70年を迎えた5月3日、「二十一世紀の日本と憲法」有識者懇談会(通称・民間憲法臨調)が主催する第19回公開憲法フォーラムが都内で開かれた。 会場には1000人を超える人が詰め掛けた。私も毎年、参加してい…

「公民」の可能性と課題について探る
日本公民教育学会が春季シンポジウムを行う 今年度行われる高等学校学習指導要領における「公民(仮称)」の改訂の方向性についてと題した日本公民教育学会春季シンポジウムがこのほど、東洋大学白山キャンパスで行われた。「政治的主…


シマフクロウなど動物の夜の生態を疑似体験
北海道博物館で「夜の森~ようこそ動物たちの世界へ~」特別展 地方によって異なるが北海道の冬山から雪が無くなるのは、およそ3月下旬から4月中旬。動物たちの活動もその頃から活発になるが、意外に知られていないのが動物の夜の活…

国民の危機には目を向けず「憲法の危機」と言い募る朝日の護憲社説
◆護憲のオンパレード 「憲法70歳。何がめでたい」。憲法記念日の各紙3日付で印象深かったのは産経だ。1面にこんな見出しを掲げていた。 阿比留瑠比氏(論説委員兼政治部編集委員)が現行憲法の草案は占領下に連合国軍総司令部…

文氏を急追する保守派候補
トランプ米大統領は昨年の大統領選で、97%のマスコミから足を引っ張られたが見事に当選した。ヒラリー・クリントン氏はなぜ落選したのか。オールドメディアよりニューメディアのSNSがインパクトを発揮し選挙を左右する時代に変わ…

抑制的だった米のシリア攻撃
ロシア研究家 乾 一宇 事態は拡大せず収束へ 米露のホットラインも復活 トランプ米大統領は、シリア政府軍がイドリブの反政府側支配地域を化学弾で空爆、子供を含む多数の犠牲者が出たことに対し、2日後の4月6日、人道上の見地…


広がる「同性パートナーシップ制度」
特報’17 同性カップルを「結婚に相当する関係」と認める「同性パートナーシップ条例」が東京都渋谷区で成立してから2年が経過した。これが契機となり、同区を含め5自治体が同様の制度を導入した。来月には、札幌市が政令指定都市…


米軍特殊部隊、北有事へ作戦本格化
トマス氏は下院軍事委員会「新たな脅威と可能性小委員会」での証言で、陸海空特殊部隊が韓半島に駐留し、有事に備えていることを明らかにした。同氏によると、特殊部隊は、世界80カ国以上に約8000人が配備されているという。 …

米、アフガンへの5000人追加派兵を検討か U.S. may send up to 5,000 more troops to Afghanistan
トランプ政権は、イラクとアフガニスタンへの関与を強化しようとしている。長年続いてきた両国への米国の軍事関与は今後も続くことになる。 ホワイトハウスは、3000人から5000人をアフガンに追加派兵する案を検討している。…

ニューズウィーク日本語版が警告する「国際情勢10大リスク」
◆予測不能の即興外交 週刊誌各誌は連休前に合併号を出しているため、どうも目玉の記事が見当たらない。“文春砲”も“新潮砲”も音がなく、タモリと能町みね子の「満喫大相撲!」(週刊文春5月4・11日号)の対談と特集が和(なご…


オバマ前米政権、ソロス氏系団体に資金提供
オバマ前米政権が米国内外で過激な左翼運動を支援する著名投資家ジョージ・ソロス氏の組織と協力し、東欧の小国の左翼勢力に資金提供して政治的混乱を助長していたことが分かり、米議会からトランプ政権に調査と是正を求める声が出てい…


「移民危機」再来の恐れ、左派政権樹立目論むソロス氏
マケドニア人ジャーナリスト チリマノフ氏に聞く マケドニア人ジャーナリストのツヴェティン・チリマノフ氏に、同国の政治的混乱の背景を聞いた。(聞き手=編集委員・早川俊行) 米国の大富豪ジョージ・ソロス氏は、自らの組織を通…


琉球新報の「出自」 米軍が創刊した宣撫新聞
《 沖 縄 時 評 》 人民党の巣窟、左翼が闊歩 那覇市の与儀公園に隣接する沖縄県立図書館は、「知識の泉」だけでなく、散策のついでに新聞を読みに来る人もいて「憩いの場」の趣がある。 ◆大田氏の著作が証す 数年前、筆者…

日本国憲法施行70年 今の憲法は民族精神の敵
民族精神を守る義務 5月3日は今の憲法の施行から70周年だった。今の憲法を私は否定する。それは憲法としての役割を果たせず、むしろ逆効果が大きいからである。それは単なる安全保障上の問題だけではない。もっと根本的な問題があ…
