抑制的だった米のシリア攻撃
編集局 2017/5/08 Viewpoint|中東・北アフリカ [会員向け]
ロシア研究家 乾 一宇
トランプ米大統領は、シリア政府軍がイドリブの反政府側支配地域を化学弾で空爆、子供を含む多数の犠牲者が出たことに対し、2日後の4月6日、人道上の見地から巡航ミサイル・トマホークで、政府軍戦闘爆撃機が発進したシャイラト空軍基地の攻撃を命じた。
ロシアは、政府軍が化学兵器を使用したことを否定し、国連安保理で誰が使用したかを公正な立場で調査するように求めた。もちろんシリアのアサド大統領も政府軍による化学兵器の使用を否定している。
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