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満70歳を迎えた日本国憲法
平成国際大学教授 浅野 和生 実態とずれた「前文」 公布時、周辺に国民国家なし 日本国憲法は満70歳を迎えた。日本国憲法の施行は1947年5月3日だが、公布は46年11月3日、文言が確定して国民に周知されたことをもって…

コンピューター専門家、激戦州での再集計を要求 Electronic voting under scrutiny as computer experts lobby for recounts in swing states
「紙袋かビニール袋か」スーパーマーケットでのこの課題に、米国の選挙管理委員会が直面している。再び荒れ模様の大統領選となったことを受けて、当局者らはこの問題に取り組もうとしている。 紙の投票用紙は消滅に向かっているよう…


「芸術は前進だ」
UKロックの新星 シンガーソングライター ジェイク・バグと会見 英国のシンガーソングライター、ジェイク・バグ(Jake Bugg、22)のコンサートが15日夜、ウィーン市内で開かれた。それに先立ち、サウンドチェック前の…

ストレス克服と脳
「公」の意識と「型」がカギ 月刊「潮」12月号に、脳科学の観点からストレスの克服法を考察した興味深い論考が載った。都立駒込病院脳神経外科部長、篠浦伸禎の論考「日本人が育んできた『右脳的』な発想。」だ。 篠浦は思考や会…

「うつ病」増加の要因 製薬会社の宣伝効果
「ストレスチェック」でまた儲かる? 従業員50人以上の事業所で働く人の心理的な負担を年に1度調べることを義務付けた「ストレスチェック制度」がスタートしてまもなく1年になる。 厚生労働省は「本人にその結果を通知して自ら…

大川小の津波の教訓 教師の甘い判断を悔やむ
先人の被災を念頭に 3年前の5月、連休を利用して息子の車で、東日本大震災により津波で流されたという宮城県石巻市立大川小学校を見て回った。校舎は破壊され、校門の石壁には校訓が刻まれ、幾つかの花束も供えられていた。 大津…


トランプ次期米大統領、外交・安保政策の大転換は?
米大統領選挙の共和党候補ドナルド・トランプ氏勝利は米国内、世界に衝撃を与えた。米国内の連日の抗議デモなどその衝撃の余韻が継続する中、トランプ氏は来年1月20日の就任に向けて、政権移行準備を進めている。その外交、安保政策…

米イスラエル軍事援助増の背景
獨協大学教授 佐藤 唯行 立役者はグラハム議員 「イラン核合意」と均衡取る 9月14日、米・イスラエルは新たな軍事援助協定に調印した。これにより米政府は向こう10年間にわたり、総額380億ドルもの軍事援助金をイスラエル…

トランプ氏の化石燃料産業再生は困難-EPA長官 EPA chief says Donald Trump can’t revive fossil fuel industry: ‘Train has left the station’
環境保護局(EPA)のマッカーシー長官は21日、次期大統領のドナルド・トランプ氏は、衰退する米国の石炭産業を復活させ、化石燃料をエネルギー源の中心に復活させようとしているが、それは失敗すると指摘、EPAの構想を後退させ…

日露会談/空気が微妙に変化したロシアへの慎重な対応求めた毎日
◆二つの顔見せた首相 12月中旬にロシアのプーチン大統領が来日して行われる日露首脳会談を前に、安倍晋三首相は19日夕(日本時間20日朝)、訪問先のペルーの首都リマでプーチン氏と会談した。予定時間の倍の70分間に及んだ首…


追い詰められた翁長雄志沖縄県知事
宜野湾市民訴訟控訴審が結審、2月7日判決 辺野古違法確認訴訟、国勝訴判決が後押し 沖縄県の翁長雄志(おながたけし)知事が、米軍普天間飛行場(宜野湾〈ぎのわん〉市)の名護市辺野古(へのこ)沖への移設に伴う埋め立て承認を撤…

オバマ大統領の「参考になる」退場 President Obama’s ‘helpful’ exit
バラク・オバマは偉大な説明者になることを切望している。彼は第1期を、イスラムを世界に説明するための中東旅行で始めた。そして今、彼はドナルド・トランプを世界に説明しようと、2期目を最後の短期世界旅行で締めくくろうとしてい…

中国文明の変遷と南シナ海
哲学者 小林 道憲 南海路経由で文化流入 近世まで誰も海を領有せず 南シナ海は、今の中国政府が言うように、2000年来中国の海だったのであろうか。 中国文明は、北の草原の道、西のシルクロードや青海路、南の南海路などを…

DOJ investigating post-election hate crime reports, Attorney General Lynch says
リンチ司法長官は18日、司法省が、ドナルド・トランプ氏が大統領に選出されてからの数日間に憎悪犯罪とされる事件が急増した問題について調査を進めていることを明らかにし、国民に対して連邦法に違反する可能性のある事件について今…

朝日が絶賛する日弁連の「死刑廃止宣言」の実態をスクープした産経
◆死刑存続の続報なし 朝日の1面コラム「天声人語」7日付が米大統領選と共に注目していたのが、カリフォルニア州で実施される死刑廃止法案の是非を問う住民投票だ。先進国で死刑制度を持つのは米国と日本だけで、同州で同法案が賛成…


働く人の和こそが活力源
木立の中のおもてなし 山菜料理店「みたき園」女将 寺谷節子氏に聞く(下) 4月はいつも1年生/雪が解けて始まる料理店 森の中の「みたき園」は雪が降り積もると春まで閉園になるわけですが、一番、気合が入るのはいつですか?


トランプ旋風、切り札に? 仏次期大統領に影響
右派政党を後押し EU離脱や移民排除に共通点 米大統領選に勝利したドナルド・トランプ氏が巻き起こした旋風が、来春に予定される仏大統領選挙へも少なからず影響を与えている。既得権益を持つ政治的エリートへの嫌悪や移民締め出し…

トランプ政権と米露関係
日本対外文化協会理事 中澤 孝之 対露制裁破棄の可能性も 問題は職務遂行権限の有無に 米大統領選挙でのドナルド・トランプ共和党候補の勝利を受けて、ロシアの情報サイト「ロシア・ダイレクト」(RD)はパーベル・コシキン編集…

日露会談への懸念
ロシアのプーチン大統領が12月に日本を訪問する。日本政府の一部には、北方領土問題に進展があるのではという甘い観測もあるようだ。 北方領土交渉では、日本はロシア(旧ソ連時代も含む)に煮え湯を飲まされ続けてきた。そもそも…


イラン核問題、トランプ米次期大統領に期待
インタビューfocus 中東和平の行方と新提案 イスラエル国会副議長 イェヒエル・ヒルク・バール氏 イスラエルにとってパレスチナ問題は、喉に刺さったトゲのような存在だ。解決しようにも、抗する内外の勢力は手ごわい。「オリ…


子供たちのふるさと教育に取り組む公共施設
富山県立図書館と金沢市立玉川こども図書館 ふるさと教育を通して、未来を担う子供たちに、ふるさとに対する誇りと愛着、感謝の気持ちを育むことは大切だ。その一翼を公立図書館が担っている。このほど、金沢市の石川県立図書館で開か…

米大統領選での世紀の番狂わせで混乱状態の各誌「トランプ特集」
◆外交も損得で判断か 週刊誌はどこもかしこも「トランプ特集」である。大方の予想を覆して共和党大統領候補のドラルド・トランプ氏が当選を果たした。日本では対抗馬、民主党のヒラリー・クリントン氏当選が当然視されていただけに放…


フィリピン南部で武装勢力による混乱続く
アキノ前政権での包括的和平合意に基づき、ドゥテルテ政権と和平プロセスを進めているフィリピンの反政府イスラム勢力のモロ・イスラム解放戦線(MILF)。しかし内部には複数の派閥が存在し、土地問題などをめぐる部族的な対立が絶…
