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日銀の政策転換と経済の展望

鈴木政経フォーラム代表・経済学博士 鈴木 淑夫 1%程度の持続的成長 物価目標2%にこだわるな  日本銀行は、2カ月前の金融政策枠組み転換の決定を踏まえて、金融政策の運営態度を変えてきた。  まず、今月初めの政策委員会・…

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暴露直前「朴槿恵は真相語れ」 北宣伝が左派を扇動

韓国・国政介入疑惑 2年前、崔氏一家資料準備か  韓国の国政介入疑惑をめぐり朴槿恵大統領への退陣圧力が続く中、反政府デモを主導しているとみられる国内左派が北朝鮮メディアの影響を受けて動いているとの見方が浮上している。(編…

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死のタブー視と終末期医療の質との関連性伝えた「外国人記者は見た+」

◆理想はぽっくり死?  「TVやインターネットでは出会えない“もう一つの目線”が『新たなニッポンのカタチ』を浮かび上がらせる、新スタイルのニュース番組です」  これはBS-TBSの毎週日曜夜10時放送の「外国人記者は見た…

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脅かされる「世界秩序」

トランプ大統領の衝撃 米国と世界はどこに向かう(8)  「ドナルド・トランプ氏の当選は、より不確実な時代に入ることを意味する」  米調査会社ユーラシア・グループのイアン・ブレマー社長は、米大統領選の結果をこう表現する。 …

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上院共和党、トランプ氏の閣僚候補を拒否 Senate Republicans won’t commit to supporting Trump’s Cabinet nominees

 ランド・ポール上院議員は16日、ドナルド・トランプ氏がジョン・ホルトン氏、ルドルフ・ジュリアーニ氏のような人物を国務長官に指名すれば、上院民主党の議事妨害に加わるなどできる限りのことをして、指名の承認を阻止すると語った…

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トランプ当選、理性文明に人間が勝利

理性主義は正しいのか  米国大統領選挙で、トランプ氏が当選した。それは人間の勝利であった。何に対する勝利か? それは理性や理性の生み出したハイテクやグローバル化に対する勝利だった。  いま舞台上演中の『メトロポリス』は原…

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米社会の「保守回帰」に期待感

トランプ大統領の衝撃 米国と世界はどこに向かう(7)  米連邦最高裁判所は昨年、同性婚を全米で認める判決を下すなど、米国内の社会問題に絶大な影響力を持つ。連邦判事は終身制で、いったん就任すれば、その判事の価値観は20~3…

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北方領土で「自由民主」 「二島返還」下慣らし?

東郷和彦氏が連載記事  ロシアのプーチン大統領訪日を12月に控え、北方領土交渉への「新しいアプローチ」(安倍晋三首相)が取り沙汰されている。大手紙では読売新聞9月23日付「北方領土、2島返還が最低限」「平和条約『4島帰属…

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「民進」のTPP「提案」 安倍内閣の交渉に批判

トランプ米政権対策を  民進党の機関紙「民進プレス」11月4日号は、環太平洋連携協定(TPP、同紙は「環太平洋パートナーシップ協定」と表記)に「党としての提案」を4㌻にわたって掲載した。タブレット版8㌻の同紙の半分を使っ…

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「赤旗」の米大統領選 綱領で解けぬトランプ氏

「赤旗」の米大統領選 綱領で解けぬトランプ氏

TPP反対には「当選」強調  共産党にとって米国は“資本主義の宗主国”で特別な国だ。党綱領に同国名が何度も登場する。「アメリカ帝国主義は、世界の平和と安全、諸国民の主権と独立にとって最大の脅威となっている」「その覇権主義…

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トランプ氏に期待する中東諸国

 トランプ氏の勝利が中東各国に希望をもたらしている。理由は、オバマ氏が8年間、中東諸国に強いてきた「冷淡な仕打ち」にある。中東諸国は近年、オバマ米国を見捨て、露中に接近してきた。しかし本音は、米国との関係改善を望んでいる…

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新島襄と高山右近の生き様

名寄市立大学教授 加藤 隆 死を賭して海外へ出航 命より価値あるもの見いだす  幕末の鎖国令下にあって日本を密出航した人物がいる。新島襄である。また、それより前の江戸時代が緒に就いたころ、日本から国外追放された人物がいる…

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バリューボーターの「復権」

トランプ大統領の衝撃 米国と世界はどこに向かう(6)  81%――。これは米大統領選で白人福音派キリスト教徒が共和党のドナルド・トランプ氏に投票した割合だ。この数字は、過去3回の同党大統領候補ミット・ロムニー、ジョン・マ…

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モスル奪還へのイラン系シーア派組織参戦で米指揮官苦境に Iran-backed Shiites join Iraqis in Mosul fight, put U.S. commanders in bind

 米国の支援を受けたイラク兵が、モスル奪還作戦で初めて、イランの支援を受けるシーア派民兵組織と協力して戦っていることから、米国は、イラン政府が、イラク第2の都市モスルから「イスラム国」(IS)を排除する重要な戦闘で大きな…

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数字は良かったGDP成長率に「内需」不振で警鐘ならす保守系各紙

◆外需主導成長を懸念  「内需後押しの環境作りを急げ」(読売)、「不確実性に耐える改革を」(産経)、「将来不安を映す民需の低迷」(日経)、「自律的拡大へ内需の強化を」(本紙)――  これは14日の今年7~9月期の国内総生…

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次期政権と議会の協調が鍵

米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー まずはオバマケア廃止 レーガン主義者との和解を  ドナルド・トランプ氏は堂々と勝利し、ヒラリー・クリントン氏は敗北宣言で、広い心で、リーダーとしてのトランプ氏に協力したいと語っ…

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リベラルメディアの敗北

トランプ大統領の衝撃 米国と世界はどこに向かう(5)  今回の米大統領選が衝撃をもたらしたのは、大手メディアの事前予想を完全に覆したからだ。共和党ドナルド・トランプ氏の勝利を予想した大手メディアは皆無で、ニューヨーク・タ…

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住民の生活を妨げる反基地活動

住民の生活を妨げる反基地活動

農業生産法人有限会社「カナンおきなわ」依田啓示社長に聞く 混乱する東村高江ヘリパッド工事現場  米軍北部訓練場の返還に伴うヘリパッド建設が進められている東村と国頭村には反基地活動家が多く押し寄せ、住民の生活に支障を来して…

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例によってチャタリング・クラス(注)は的外れだった The chattering class was wrong, as usual

 共和党は火曜日の夜、自殺した。私たちは信頼できる筋から、共和党がドナルド・トランプを選んだら、共和党は、正しくそういうことになるだろうと、聞かされていた。賢明な人たちが、必ずしも大小マスコミの賢明な連中とは限らないが、…

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大統領選挙での惨敗、米マスメディアに第2の弔鐘

 先週の米大統領選では、ヒラリー候補だけでなく、世論への影響力を全く発揮できなかった米国の新聞・テレビも惨敗した。将来を絶望させるような弔鐘が鳴った。  米紙のうちトランプ支持は1%だけ。96%がヒラリー支持を宣言してい…

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看過できぬ中国の宇宙開発

拓殖大学名誉教授 茅原 郁生 狙いは宇宙の戦力化に 戦略的領域を多面的に拡大  急台頭する中国は海洋進出を拡大し、南シナ海や東シナ海で関係国との間に緊張や摩擦を巻き起こしている。特に南シナ海ではハーグの仲裁裁判所の裁定に…

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変容する米国に白人反発

トランプ大統領の衝撃 米国と世界はどこに向かう(4)  わいせつ発言や所得税の不払い疑惑――。普通の候補者なら致命傷となる数々の暴言や疑惑にもかかわらず、ドナルド・トランプ氏は米大統領選で勝利した。有権者が今までと違う基…

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トランプ、プーチン両氏は非常に似ている-露政府報道官 Putin spokesman sees ‘incredible,’ ‘phenomenal’ similarities between Donald Trump, Russian president

 次期大統領ドナルド・トランプ氏が目指す外交政策は、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領の外交政策と「信じがたいほど」よく似ている-ロシアの大統領報道官が10日、こう指摘した。  ドミトリー・ペスコフ大統領報道官はニュー…

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