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「赤旗」の米大統領選 綱領で解けぬトランプ氏

「赤旗」の米大統領選 綱領で解けぬトランプ氏

TPP反対には「当選」強調  共産党にとって米国は“資本主義の宗主国”で特別な国だ。党綱領に同国名が何度も登場する。「アメリカ帝国主義は、世界の平和と安全、諸国民の主権と独立にとって最大の脅威となっている」「その覇権主義…

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トランプ氏に期待する中東諸国

 トランプ氏の勝利が中東各国に希望をもたらしている。理由は、オバマ氏が8年間、中東諸国に強いてきた「冷淡な仕打ち」にある。中東諸国は近年、オバマ米国を見捨て、露中に接近してきた。しかし本音は、米国との関係改善を望んでいる…

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新島襄と高山右近の生き様

名寄市立大学教授 加藤 隆 死を賭して海外へ出航 命より価値あるもの見いだす  幕末の鎖国令下にあって日本を密出航した人物がいる。新島襄である。また、それより前の江戸時代が緒に就いたころ、日本から国外追放された人物がいる…

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バリューボーターの「復権」

トランプ大統領の衝撃 米国と世界はどこに向かう(6)  81%――。これは米大統領選で白人福音派キリスト教徒が共和党のドナルド・トランプ氏に投票した割合だ。この数字は、過去3回の同党大統領候補ミット・ロムニー、ジョン・マ…

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モスル奪還へのイラン系シーア派組織参戦で米指揮官苦境に Iran-backed Shiites join Iraqis in Mosul fight, put U.S. commanders in bind

 米国の支援を受けたイラク兵が、モスル奪還作戦で初めて、イランの支援を受けるシーア派民兵組織と協力して戦っていることから、米国は、イラン政府が、イラク第2の都市モスルから「イスラム国」(IS)を排除する重要な戦闘で大きな…

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数字は良かったGDP成長率に「内需」不振で警鐘ならす保守系各紙

◆外需主導成長を懸念  「内需後押しの環境作りを急げ」(読売)、「不確実性に耐える改革を」(産経)、「将来不安を映す民需の低迷」(日経)、「自律的拡大へ内需の強化を」(本紙)――  これは14日の今年7~9月期の国内総生…

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次期政権と議会の協調が鍵

米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー まずはオバマケア廃止 レーガン主義者との和解を  ドナルド・トランプ氏は堂々と勝利し、ヒラリー・クリントン氏は敗北宣言で、広い心で、リーダーとしてのトランプ氏に協力したいと語っ…

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リベラルメディアの敗北

トランプ大統領の衝撃 米国と世界はどこに向かう(5)  今回の米大統領選が衝撃をもたらしたのは、大手メディアの事前予想を完全に覆したからだ。共和党ドナルド・トランプ氏の勝利を予想した大手メディアは皆無で、ニューヨーク・タ…

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住民の生活を妨げる反基地活動

住民の生活を妨げる反基地活動

農業生産法人有限会社「カナンおきなわ」依田啓示社長に聞く 混乱する東村高江ヘリパッド工事現場  米軍北部訓練場の返還に伴うヘリパッド建設が進められている東村と国頭村には反基地活動家が多く押し寄せ、住民の生活に支障を来して…

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例によってチャタリング・クラス(注)は的外れだった The chattering class was wrong, as usual

 共和党は火曜日の夜、自殺した。私たちは信頼できる筋から、共和党がドナルド・トランプを選んだら、共和党は、正しくそういうことになるだろうと、聞かされていた。賢明な人たちが、必ずしも大小マスコミの賢明な連中とは限らないが、…

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大統領選挙での惨敗、米マスメディアに第2の弔鐘

 先週の米大統領選では、ヒラリー候補だけでなく、世論への影響力を全く発揮できなかった米国の新聞・テレビも惨敗した。将来を絶望させるような弔鐘が鳴った。  米紙のうちトランプ支持は1%だけ。96%がヒラリー支持を宣言してい…

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看過できぬ中国の宇宙開発

拓殖大学名誉教授 茅原 郁生 狙いは宇宙の戦力化に 戦略的領域を多面的に拡大  急台頭する中国は海洋進出を拡大し、南シナ海や東シナ海で関係国との間に緊張や摩擦を巻き起こしている。特に南シナ海ではハーグの仲裁裁判所の裁定に…

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変容する米国に白人反発

トランプ大統領の衝撃 米国と世界はどこに向かう(4)  わいせつ発言や所得税の不払い疑惑――。普通の候補者なら致命傷となる数々の暴言や疑惑にもかかわらず、ドナルド・トランプ氏は米大統領選で勝利した。有権者が今までと違う基…

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トランプ、プーチン両氏は非常に似ている-露政府報道官 Putin spokesman sees ‘incredible,’ ‘phenomenal’ similarities between Donald Trump, Russian president

 次期大統領ドナルド・トランプ氏が目指す外交政策は、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領の外交政策と「信じがたいほど」よく似ている-ロシアの大統領報道官が10日、こう指摘した。  ドミトリー・ペスコフ大統領報道官はニュー…

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トランプ氏歴史的勝利の分析でリベラル紙にない「保守の怒り」の視点

◆米メディアの大敗北  米大統領選で共和党のドナルド・トランプ氏が事前の予測をひっくり返して歴史的勝利を収めた。レーガンの「地滑り的大勝」(1980年)を彷彿(ほうふつ)させる劇的な大統領選だった。米メディアの大半は「ク…

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海軍合同演習に見る露中関係

ロシア研究家 乾 一宇 演習海域は持ち回り マンネリ化で規模も縮小  ロシアと中国は、「戦略的パートナーシップ」関係にあり、世界の多極化を推進、国際社会に新秩序を形成したいことで一致し、しかも「力」を全面に押し出し行動し…

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インフラ再建、貿易「2国間」に重点

トランプ大統領の衝撃 米国と世界はどこに向かう(3)  米大統領選で共和党のドナルド・トランプ氏勝利が確定した後、ニューヨーク株式市場は9日、10日と大幅に続伸し、約3カ月ぶりに最高値を更新した。公共投資の拡大、法人税の…

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米大統領選トランプ氏勝利で公約実現に期待と不安のイスラエル各紙

◆米大使館移転を約束  米大統領選でのドナルド・トランプ氏の勝利は世界に衝撃を呼んだ。中東政策では、オバマ政権から大きく舵かじを切るとみられ、強い親イスラエルの姿勢を示している。しかし、政治経験がない上に、選挙戦中の破天…

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一過性でない「安保ただ乗り論」

トランプ大統領の衝撃 米国と世界はどこに向かう(2)  中国の急速な軍拡や北朝鮮の核・ミサイル開発などにより、この10年間でアジア太平洋地域の安全保障環境は大きく変貌した。ドナルド・トランプ氏は、こうした中で米大統領に就…

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主要世論調査すべて外れる、トランプ氏・共和党員ら反発 Donald Trump, Republicans defy all major media polls: ‘We were wrong. I apologize’

 主要メディアの世論調査人や評論家らは、大統領選でヒラリー・クリントン氏が勝利すると間違った予測をし、クリントン氏が取るとみていた州でドナルド・トランプ氏が勝ち、上院では民主党が勝利すると予測したが間違っていた。  AB…

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保守回帰進むブラジル

労働党、統一地方選惨敗  ブラジルで10月、統一地方選挙が実施された。結果は、13年以上政権の座に就いてきた左派系労働党の没落と保守回帰の流れが明確となった。有権者は既存政党への強い不信感を抱いているのが現状だ。 (サン…

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「新孤立主義」と「力」の信奉

トランプ大統領の衝撃 米国と世界はどこに向かう(1)  次期米大統領に共和党のドナルド・トランプ氏が選ばれた衝撃に全世界が揺れている。「トランプ時代」の米国と世界の行方を展望する。(ワシントン・早川俊行)  「アメリカ・…

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慶州地方で起きた地震

北核実験による誘発疑う  9月中旬、韓国慶州地方でマグニチュード5・8の地震が発生した。韓国では「観測史上最大規模だった」と言う。遺跡や歴史文化財の多い同地ではこれらにも被害が及んだ。地震については「安全地帯」と思われて…

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