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ユニクロの「真の姿」がまだ見えぬ週刊文春の「潜入一年 渾身ルポ」
◆名前変えアルバイト 「ユニクロ潜入一年」の見出しが目を引く。週刊文春(12月8日号)のトップ記事だ。この1年、同誌が「文春砲」と言われるスクープ記事を連発してきたが、その勢いは年末に来ても衰えず、さらに放つ砲撃である…

シリア・アレッポの惨状は西側の無為無策が原因と訴える欧米各紙
◆止まらぬ民間人虐殺 シリア北部、同国第2の都市アレッポへのシリア政府軍による包囲、攻撃が続き、人道危機への対応が叫ばれている。「第2次大戦後、最大級の民間人への虐殺行為となり得る事態」(デラットル仏国連大使)を前に、…


信頼失う米大手メディア、公平な大統領選報道を放棄
インタビューfocus ワシントン・タイムズ紙コラムニスト チャールズ・ハート氏 米大統領選で共和党ドナルド・トランプ氏の勝利を予想した米大手メディアは皆無だった。ワシントン・タイムズ紙コラムニストのチャールズ・ハート…

シリア反政府勢力への訓練・支援の継続を主張―米軍司令官 Commander pushes to keep Syrian rebel training, aid program under skeptical Donald Trump
中央軍のボテル司令官は30日、トランプ次期政権が方向転換し、オバマ政権が進めているシリアの穏健派反政府勢力を訓練し、装備を提供する計画を継続するよう求めた。シリアでは現在、ラッカを奪還する軍事作戦が進められている。 …


対日経済協力担当の閣僚拘束の背景
「シロビキ」がリベラル派に攻勢 ロシアの捜査委員会は11月15日、石油会社の買収をめぐり200万㌦(約2億1600万円)の賄賂を受け取った疑いで、日露経済協力を担当してきたウリュカエフ経済発展相(60)の身柄を拘束し、…

トランプ旋風と日本の防衛
元統幕議長 杉山 蕃 米国民の「本音」知る必要 新たな時代の国防検討の好機 米国次期大統領選挙にドナルド・トランプ氏が勝利し、彼が選挙運動中展開した過激と言える主張に、世界中がその成り行きに注目している。環太平洋連携協…


プロ選手搭乗機墜落事故 「サッカー王国」に衝撃
特報’16 シャペコ市民の「夢絶たれる」 追悼と支援の輪広がる ブラジルのサッカー1部シャペコエンセの選手と報道関係者ら77人を乗せた飛行機が、コロンビアのメデジン近郊で墜落した事故から一夜明けた29日、強豪クラブを襲…

タリバンの攻勢に苦しむアフガン・連合軍 Attacks by Taliban stifle progress by Afghan and coalition forces
アフガニスタン軍はこの数カ月間、反政府組織タリバンの攻勢を受けているが、米軍を増強しなければ反撃できない。15年にわたる紛争の分析から明らかになった。 この2カ月間タリバンによる米軍、アフガン軍、連合軍への攻撃が頻発…

農業改革で全農に強く迫った読、朝と政府・与党を批判した産、毎
◆自民案を評価する読 政府の農業改革の方針が先月29日に決定した。農協グループの「商社」機能を担う全国農業協同組合連合会(JA全農)に事業の抜本的な見直しを求めるとともに、バターなどの原料となる生乳流通の自由化が主な柱…

失敗したオバマ氏の普遍主義
米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 大統領選敗因探る民主 労働者の声拾ったトランプ氏 今選挙の収穫の一つは、民主党が、アイデンティティーポリティクスのおかげで手にしてきた幸運にようやく疑問を持ち始めたことだ。民…


翁長県政の目玉プロジェクトが「負の遺産」懸念も
大型MICE建設プロジェクト、経済波及効果見込めず 2014年11月16日に沖縄県知事に当選した翁長雄志氏は、12月10日に就任してから2年を迎える。基地問題に傾注するあまり、経済面では存在感を発揮できていない。中でも…

米軍事力の回復 Restoring American arms
背後から指導するのでは大統領は何も成功しないし、それは犯罪的愚行とほぼ変わらない。8年過ぎて、「指導のやり方」についてのオバマ・ドクトリンは、当然の経過をたどっており、そして米軍事力を衰退させた。ドナルド・トランプ次期…

人口減と人口構成の悪化
経済ジャーナリスト 尾関 通允 日本経済の先行き懸念 容易でない人口増勢への転換 日本の総人口が漸減基調を改めず人口構成も望ましくない状況にあることは、おそらく誰しもが認めるだろう。ところが、人口減少と人口構成の悪化が…

カストロ氏死去でキューバ出身米議員らが声明 U.S. lawmakers with Cuban roots reflect on Fidel Castro’s death
26日に入りマイアミの通りに何千人もの人々が集まってフィデル・カストロ氏の死去を喜ぶ一方で、カストロ政権下のキューバ出身のキューバ系米国人政治家らは、独裁者の支配の記憶をよみがえらせるとともに、キューバが今後どうなるか…

各社のイデオロギー色で”偏向”する世論調査の「クセ」を分析した日経
◆中間の選択肢に集中 米大統領選で信頼を地に落としたのが米メディアの世論調査だろう。トランプ勝利を予測できず、赤恥をかいた。そこで気になるのが、わが国の世論調査だ。 日経20日付「永田町インサイド」は日本の世論調査に…


儒教文化、日韓の起点に違い
士人の国、隣の国 朝鮮近代史、思想史家 姜在彦氏 韓国は日本と同じ東アジアに位置し、距離的に日本から最も近い国である。しかも同じ儒教文化圏にあるものの、融和と対立を繰り返しながら異なった歴史を歩んでいった。その根底に儒…


大統領選出馬 潮目の判断 朴政権マヒで野党系が優勢
韓国・国政介入疑惑発覚から1ケ月 韓国の国政介入疑惑で朴槿恵大統領に対する弾劾の準備や下野を求める大規模デモが続く中、来年の大統領選をにらんだ各候補の動きにも関心が集まっている。リベラル色の濃い野党系候補が有利といえそ…


見えぬトランプ氏の真実
アメリカン・エンタープライズ政策研究所客員研究員 加瀬 みき 政策・思想ない実業家? 家族や側近による影響懸念 ドナルド・トランプ共和党候補が米大統領に選出されたが、同氏は選挙戦中具体的な政策をほとんど提示せず、周囲に…


虐待被害者の脳の働き低下
特報’16 早期支援で「愛着」の再形成を 福井で児童虐待防止フォーラム 11月は「児童虐待防止推進月間」。これに合わせ、厚生労働省は毎年、全国フォーラムを開いている。今年は福井市で行われた。注目を集めたのは、適切な養育…


中露緩衝地帯に戦略外交を
インサイト2016 カザフ大統領訪日に思う 中央アジア・コーカサス研究所所長 田中哲二 中央アジア、カザフスタンのナザルバエフ大統領が今月上旬来日し、天皇陛下と会見、安倍首相と首脳会談をもち、広島も訪問した。ちょうど米…

iPS細胞の倫理問題を問うたが尻すぼみの内容のアエラ科学記事
◆iPS細胞発見10年 iPS細胞(人工多能性幹細胞)という言葉は、テレビや新聞の報道で茶の間の話題としても登場するようになった。今や、人口に膾炙(かいしゃ)された感すらあるが、iPS細胞そのものは、遺伝子工学など最先…


中国から北風 米国から突風
台湾・蔡英文総統就任から半年 中国人観光客は激減 台湾のトップである総統に民進党主席の蔡英文氏が就任して半年が過ぎた。中国は「一つの中国」原則を認めない蔡政権との公式対話を一方的に中断し、中国人観光客の台湾訪問のバルブ…

朴槿恵大統領支持派のデモから「国家の危機」の声を拾った「新報道」
◆参加者を3倍水増し 世界の耳目がトランプ次期米大統領に集中しているところ、お隣の韓国の激動も小さく見えてしまう。先週日曜(20日)の報道番組はいずれもトランプ氏関連の特集が断トツだったが、退陣要求が高まる朴槿恵大統領…
