[会員向け] rss

川内原発再開で東、毎は知事の「変節」非難、産、読は「現実的」と評価

◆知事の言動が焦点に  鹿児島県の九州電力川内原発1号機が、定期検査をほぼ終えて11日に発電を始め、運転を再開した。来年1月6日には営業運転に移行する。  同原発では2号機もこの16日から定期検査に入り、来年2月27日に…

続き

次期米政権、重要なのは政策

米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 無意味な対立は避けよ トランプ氏命運は議会次第  政権移行を見ていて一番愉快なのは、トランプ陣営が事もなげにメディアを翻弄(ほんろう)しているのを見ることだ。それも140字以下…

続き

翁長知事「苦渋の選択」、ヘリパッド移設容認か

翁長知事「苦渋の選択」、ヘリパッド移設容認か

発言がコロコロ、「反対」は一度も明言せず  普天間飛行場(宜野湾市)のキャンプ・シュワブ(名護市辺野古)沖への移設の前提となる埋め立て承認の取り消しをめぐる国との訴訟で、沖縄県の敗訴が確実となった。沖縄県の翁長雄志知事は…

続き

まだ足取りがおぼつかないペロシ Still out of step

 「今日は特に足が弾む」とナンシー・ペロシ下院議員は、議会少数派の民主党のリーダーに再選されたことに歓喜して言った。「なぜなら、このチャンスは、下院の民主党員をリードし、皆を団結させて私たちが前進するのに特別なものだから…

続き

“南風”に喜悦満面の金正恩氏

宮塚コリア研究所代表 宮塚 利雄 民心に追われた朴槿恵氏 金王朝も“明日は我が身”に  今年も残すところあとわずかとなった。朝鮮半島の二つの国を覆う風は今年も年初から北側から南側方向に吹いてくることが多かった。北朝鮮によ…

続き

ロシアのハッキングは「十分把握していない」-情報長官 NEWS STORY/DNI Clapper: We ‘don’t have good insight’ into alleged Russian hacking

 米情報機関のトップ、ジェームズ・クラッパー氏は連邦議会で11月17日、ウィキリークスと、ロシアが民主党員とヒラリー・クリントン陣営からハッキングで盗み出したと思われる電子メールが、直接関係あるかどうかについて米情報機関…

続き

韓国の国情揺るがす大統領弾劾デモに異様なまでの賛美を送る朝日

◆デモの正体には沈黙  韓国はどこに行くのだろうか。朴槿恵大統領の弾劾訴追案が国会で可決され、大統領の職務が即時停止された。今後は首相が職務を代行するという。核・ミサイル開発を止めない北朝鮮の“暴発”が懸念される中、韓国…

続き

ノーベル文学賞に思う

歴史家 金子 民雄 選考者の好き嫌いで決定 過去に大騒動になった例も  今、思うと年代がはっきりしないのだが、井上靖氏のノーベル文学賞がさっぱり決まらない頃のことだったと思う。噂(うわさ)ばかりは高いのだが、私が得ていた…

続き

北方領土を特集するも「引き分け」論に終始した週刊エコノミスト

◆強かなロシアの外交  政府は8日、ロシアのプーチン大統領が15、16日に来日することを正式に発表した。首脳会談は15日に安倍晋三総理大臣の地元である山口県長門市で、16日には東京に戻って行い、両首脳は会談後に共同記者会…

続き

ドゥテルテ比大統領の麻薬戦争

「二重基準」との批判高まる  フィリピンのドゥテルテ大統領が推進する麻薬戦争で、警官が関与する超法規的殺人疑惑が浮上し大きな波紋を呼んでいる。疑惑への関与で停職処分となった警官をドゥテルテ氏が鶴の一声で復帰させていたこと…

続き

戦力投射能力強化で新指針-中国 China upgrades force projection doctrine

 国防総省の情報当局者によると、中国は核・通常兵器の大規模な増強の一方で、急速戦力投射に関する指針を作成するなど軍事ドクトリンの向上に取り組んでいる。  人民解放軍(PLA)は最近、新指針を公表し、「急速戦力投射」の実行…

続き

ヘリパッド建設反対派、違法行為をやりたい放題

ヘリパッド建設反対派、違法行為をやりたい放題

《 沖 縄 時 評 》 有刺鉄線切り山城博治議長逮捕 ◆県道占拠し交通遮断  沖縄本島北部の米軍北部訓練場(東村高江、国頭村安波)のN1ゲート前の県道70号でヘリパッド建設反対派が路上に座り込んでいる(写真上)。  日本…

続き

自衛隊駆け付け警護 「交戦権否認」正す改憲を

南スーダンに第11次隊  ようやく再開された衆参両院の憲法審査会は不毛な論議の繰り返しとなった。民進党らは安保関連法や自民党憲法改正草案を取り上げて政権批判に終始し、徒(いたず)らに時間を空費しただけで憲法改正項目の絞り…

続き

選挙後も続く反トランプ「偏向報道」

 米大統領選では、主要メディアの多くがドナルド・トランプ氏に厳しい批判を浴びせ続けた。一方の候補だけを非難する「不公平な報道」(ワシントン・タイムズ紙)は、トランプ氏が当選してからも毎日のように続いている。ただ、こうした…

続き

ウズベキスタンへの知的支援

慶應義塾大学特別招聘教授 柏木 茂雄 高まる日本への期待 財政金融分野で人材育成  米国のトランプ次期大統領による外交政策は米国とロシアのバランスを変化させ、世界中に地政学的影響を及ぼす可能性がある。特に9月初めにカリモ…

続き

欧州でのポピュリスト台頭受け影響力失うオバマ氏 Obama becoming increasingly powerless as world allies fall to populist uprisings

 イタリアのレンツィ首相が5日、辞任を表明した。オバマ大統領の欧州の重要パートナーが辞任するのは今年に入って3人目。大西洋の両岸を席巻し、米国の伝統的同盟に異を唱えるポピュリズムのうねりに対抗する力を、オバマ氏はますます…

続き

カジノ法案/日本にこれ以上ギャンブル制度が必要なのか問う読売

◆どこもが批判の論調  「人の不幸を踏み台にするのか」―。  いつになく色をなした表現の見出しを掲げて政府の姿勢を批判するのが、読売の社説(2日付)だったので驚いた。そこで各紙をチェックすると、論旨には微妙な違いはあった…

続き

米国の後退でロシアが台頭

米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 一国平和主義は幻想 冷戦後秩序に対抗する中国  25年前の1991年12月、共産主義は死んだ。冷戦は終結し、ソ連は消えた。現代史の中で最大の帝国崩壊であり、銃弾は一発も発射され…

続き

膨れ上がるデモ、「民主主義の成熟」に疑問符

どこへ行く混迷・韓国 国政介入事件の深層(下)  先月、韓国主要大学の一つ、中央大学のメディアコミュニケーション学科で「世論と大衆媒体」という授業が行われた。担当教授が国政介入事件と関連し次のような話をしたという。  「…

続き

暴君の死 The death of a tyrant

 私たちの大抵の者が母親の膝元で学ぶように、死人のことを悪く言うことは良い事ではない。しかし、例外はある。フィデル・カストロは、単に亡くなったからと言って、良く思われる資格はない。彼は独裁者であり、暴君であり、絞首刑執行…

続き

ロヒンギャの惨劇、スー・チー政権最大の試練に

 ミャンマー西部のラカイン州。イスラム教徒のロヒンギャ族の村を強襲した国軍部隊は、家々に火を放ち、村民を殺害し、略奪し、レイプした。国境の川を渡って逃げた者も何人か射殺された。小舟で渡った集団は、バングラデシュ側から追い…

続き

TPP復活は「熟柿戦略」で

東洋学園大学教授 櫻田 淳 トランプ氏の翻意待て 「偉大な米国」の再現に寄与  ドナルド・トランプ(実業家、米国次期大統領)は、大統領就任即時の環太平洋連携協定(TPP)脱退を表明した。これを受けて、「TPPは頓挫した」…

続き

朴槿恵談話のトリック、政治的駆け引きに利用

どこへ行く混迷・韓国 国政介入事件の深層(中)  「どうやら朴槿恵大統領はトリックを仕掛けたようだ。自分の退陣スケジュールを国会に任せたが、国会が話し合いでそれを決める能力がないことをお見通しだ。できる限り時間稼ぎして秩…

続き