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生焼けのケーキのような判決 A half-baked cake

 生焼けのケーキは、全然ないより良いかもしれないが、それにしても、あまり良くはない。このたび、最高裁判所の判決によって、ケーキ店主は、自身の宗教的信念に反して、同性婚のためのウェディングケーキを焼かなくてよくなった。この…

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ロシアの愛する「ウィーン外交」

 ロシアのプーチン大統領は5日、オーストリアを訪問した。欧米の制裁下にあるが、4期目の大統領就任後、初の西欧訪問先にオーストリアが選ばれたということもあって、ロシアのトップを大歓迎した。(ウィーン・小川 敏) 制裁解除訴…

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衆院では中選挙区制復活を

平成国際大学教授 浅野 和生 二大政党制は世界の傍流 数合わせ再編招く小選挙区制  非自民政党の政党再編には、常に「自民党政権に代わり得る政権の受け皿作り」が掲げられる。また、さまざまなテレビや新聞が、政権交代が一定のペ…

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核搭載可能の新型ICBM 中国、配備間近か

 中国が5月27日に新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)DF41の試験発射を実施したことが明らかになった。昨年11月に続く試射は10回目となり、核搭載可能で大型のDF41の完成は間近とみられている。  米国防当局者によると…

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「筋肉」だけじゃない トップアスリート「脳」

早稲田大学スポーツ科学学術院の彼末一之教授が解説  筋肉は脳からの命令で初めて萎縮して力を発揮する。トップアスリートは筋肉が優れているだけでなく、指令を出す脳の働きも優れている。東京都医学総合研究所はこのほど、都民講座「…

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「安倍憎し」で強引に“萩生田叩き”を続け「母親の偉大さ」否定する毎日

◆事件報道並みの扱い  毎日が自民党の萩生田光一幹事長代行の「ママがいい」発言を執拗(しつよう)に批判している。  おさらいしておくと先月、萩生田氏は宮崎市での講演で0~2歳の乳幼児の子育てについて「『男女共同参画社会だ…

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歴史教科書に通州事件掲載を

大月短大名誉教授 小山 常実 日本人殲滅図った中国軍 戦時国際法違反の猟奇的蛮行  1937(昭和12)年7月29日、冀東自治政府の首都であった中国・通州で、自治政府所属の保安隊数千人が反乱を起こし、自治政府と通州駐留の…

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軍のAI計画は「悪」ではない

米コラムニスト マーク・ティーセン グーグルが離脱を表明 平和守る米国の優位性  グーグルは従業員からの圧力に屈し、「メイブン計画」からの離脱を表明した。メイブンは、人工知能(AI)を利用して、無人機からの映像をより分け…

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中国のキリスト教徒迫害、毛沢東時代以来で最悪 Chinese persecution of Christians worst since Mao

 監視団体によると、中国でキリスト教徒やその他の宗教マイノリティーに対する迫害が文化大革命以来、最も激しくなっているという。過去数十年間では見られなかったペースで、教会が閉鎖され、聖書が没収され、信者が逮捕されている。 …

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予知研究の現状を見据えるべきだった週刊ポスト「地震前兆現象」記事

◆川にアユが大量発生  週刊ポスト(6月15日号)に自然災害関係の興味引かれる記事が出ている。「警告レポート これは首都直下型地震の前兆か?」がそれ。  「関東大震災、阪神大震災、そして東日本大震災……それらの発生前に観…

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北が米中間で二股外交へ

 北朝鮮外務省の崔善姫副相は5月24日、核問題のリビア方式の処理を主張したペンス米副大統領を「間抜け」と非難し「米朝首脳会談を物乞いしない」と発言した。この発言が引き金となり、トランプ米大統領は5月25日、米朝首脳会談を…

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宮城晴美氏のコラム 集団自決の重要証言含む

歪められた沖縄戦史 慶良間諸島「集団自決」の真実上原 正稔 (9)  コラム『母の遺言―きり取られた“自決命令”』(上、中、下)の骨子をここに紹介しよう。重要な証言が含まれているので、かなり詳しく紹介することをお許し願い…

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孔子廟訴訟・控訴審の行方、新主張も那覇市の敗訴必至

孔子廟訴訟・控訴審の行方、新主張も那覇市の敗訴必至

《 沖 縄 時 評 》 「琉球の公費」根拠にならず 地裁で原告全面勝訴  4月13日に憲法・政教分離裁判で金城テルさんが那覇市に勝訴した。この裁判は高裁の差し戻し裁判であった。  13日の那覇地裁の判決で、久米至聖廟は「…

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核・拉致トランプ頼みの不安

米朝首脳会談の焦点(下)  安倍晋三首相は7日、トランプ米大統領との首脳会談で、米朝首脳会談に向け、核、ミサイル、拉致問題で最終的な擦り合わせを行った。今の時期に「擦り合わせ」が必要になったのは、米朝の駆け引きが続く中で…

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強まる北朝鮮サイバー戦力

 現在、全ての目が12日に開催予定の米朝首脳会談に注がれている。米国側は、検証可能で不可逆的な核放棄を北朝鮮側に強く求めているが、ポイントは核廃棄の検証とその達成方法だ。北朝鮮が核実験施設を閉鎖すると表明したことは歓迎す…

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ドローンの脅威で新法の制定求める治安当局 Security officials plead for new laws to seize, shoot down drones

 攻撃型ドローン(小型無人飛行機)の米国への脅威は増しているが、連邦政府はその脅威に対応できていない。国土安全保障省と連邦捜査局(FBI)の高官らは6日、連邦議会で、政府がドローンを捕獲または撃ち落とせるようにする新法の…

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北海道の「知らない」を発掘

 少子高齢化の進展で人口減少が進む北海道。JR北海道の路線廃止計画などで地方の過疎化進行が懸念される中、札幌市内の旅行会社が地方自治体の首長をバスガイドに地域の歴史や名所を案内する「首長バスガイドツアー」を企画した。ツア…

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世襲、留任、露新内閣に批判

期待しぼむ大統領の経済指令  ロシアのプーチン大統領は、世界5位以内の経済大国を目指し、経済や社会福祉を飛躍的に発展・強化することを柱とする「5月指令」を発表した。野心的な目標に国民の期待が高まったが、その後に発表された…

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北は「非核化詐欺」狙いか

米朝首脳会談の焦点(中)  北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は今回の米朝首脳会談に国運を賭け、ある種の「決戦場」と位置付けているとみられるが、日本をはじめ国際社会が求める「完全かつ検証可能で不可逆的な非核化(CVID)」に…

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和平合意の是非が争点 コロンビア大統領選、17日決選投票

 南米コロンビアで今月17日に大統領選挙の決選投票が実施される。ノーベル平和賞の対象ともなった和平合意の是非をめぐる戦いだが、現状は合意見直しを主張する候補が優勢となっている。 (サンパウロ・綾村 悟) 対ゲリラ強硬派ド…

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米上院がチベット支援決議

拓殖大学国際日本文化研究所教授 ペマ・ギャルポ 中国による干渉を拒否 ダライ・ラマの訪米招請も  今回は久しぶりにチベット問題について若干報告したい。まず良いニュースとしてアメリカ合衆国の上院議員が4月25日、与野党満場…

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「非核化」のかかる米朝首脳会談には沈黙し、モリ・カケに狂奔する朝日

◆米の姿勢危ぶむ各紙  12日にシンガポールで予定される史上初となる米朝首脳会談の開催がいよいよ大詰めを迎えた。5日には米ホワイトハウスが会談場所が南部セントーサ島の高級ホテル「カペラ・シンガポール」になることを明らかに…

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ベネズエラの崩壊 The destruction of Venezuela

 今月の大統領選は茶番劇だった。毒をまき散らす現職、ニコラス・マドゥロに代わろうとした、ほぼ合法的と見なされた候補者らはすべて出馬を妨げられた。そのような候補者になるはずだった多くの者は刑務所に入れられた。メディアは、異…

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