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デザイナーベビーの誕生間近、倫理的問題も Scientists raise ethics issues with designer babies close to reality
デザイナーベビーの誕生は、科学者らにとって心躍る出来事であるとともに、恐ろしいことでもある。将来、遺伝的疾患がなくなることが期待される一方で、どのような選択をし、どのような技術が開発され、社会にどのような影響を及ぼすか…

金正恩氏の外交や指導力を演出する影の北朝鮮組織扱った「報プラ」
◆序列2位の金昌善氏 注目された米朝首脳会談が行われ、世襲して7年近く外交舞台に出なかった金正恩朝鮮労働党委員長が、国際社会で一躍脚光を浴びた。3月の外交デビューから中国、韓国、米国といきなりトップ会談をこなしたが、1…


自決者は“戦争協力者”、「援護法」を意識した母
歪められた沖縄戦史 慶良間諸島「集団自決」の真実上原 正稔 (10) 「援護法とのはざまで」の小見出しを付けた『母の遺言』を紹介しよう。 <母との話は1950年代にさかのぼった。沖縄への「援護法」(正確には戦傷病者戦…

「ツイッター政治」、不用意発言が交渉力削ぐ
米朝“宴の後”で 非核化・拉致問題の行方 (2) 北朝鮮の非核化に向け中身の乏しかった米朝首脳会談の合意内容を受け、来週以降に行われるポンペオ国務長官らと北朝鮮当局者による協議で、非核化の期限や検証方法などがどう具体化…

注目される北朝鮮の地下資源 ネックは電力と運搬手段
日本の投資期待する韓国 “歴史的”と騒がれた米朝首脳会談が行われたが、肝心の「非核化」については「完全かつ検証可能で不可逆的」(CVID)とはいかず、廃棄の日程も米朝双方の隔たった解釈を狭めて一致させることもできず、ト…

問われる日本の外交政略
米国のトランプ大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が12日に史上初の米朝首脳会談を行い、共同声明に署名した。この首脳会談をめぐる動きは朝から刻々と中継で伝えられたので、名状し難い興奮を以(も)ってテレビ画面に刮目(か…

EU、カスペルスキー製品排除へ Kaspersky Lab, Russian antivirus vendor, targeting in motion passed by European Union members
欧州連合(EU)の欧州議会は13日、ロシアのウイルス対策ソフト販売会社カスペルスキーに関する提案を承認した。カスペルスキーは、ロシア政府の国際的スパイ活動を支援したとして非難されており、EU加盟国は、他国からのサイバー…


会社は社会に貢献する「公器」 原丈人氏
時代が求める公益資本主義 アライアンス・フォーラム財団代表理事 原 丈人氏 東京都いたばし倫理法人会設立30周年記念講演 会社を株主のものと位置付ける英米型の「株主資本主義」から脱却し、会社を社会の公器と捉える「公益資…


比ミンダナオ島のイスラム居住区に自治権
法制化急ぐドゥテルテ氏 フィリピン南部ミンダナオ島のイスラム教徒居住区に高度な自治権を付与する、バンサモロ基本法(BBL)案の成立に向けた動きが大詰めを迎えている。南部で長年にわたって続けられてきたイスラム勢力との紛争…


イスラエルとパレスチナ、停戦後も止まぬ報復の応酬
停戦にもかかわらずパレスチナ自治区ガザからロケット弾が発射され、イスラエル軍の報復攻撃も続いている。また、ガザ地区のパレスチナ人は、イスラエル側に向けて無数の発火装置や爆発物をぶら下げた凧やヘリウム気球を飛ばし続け、ガ…


翁長沖縄県政に終止符を
OKINAWA政治大学校名誉教授 西田 健次郎 崩壊した「オール沖縄」 訴訟連発はパフォーマンス 去る4月28日の自民党沖縄県支部連合(國場幸之助会長)大会は、例にない熱気で盛り上がり、県政奪還に向けて次のアピールが全…

骨太方針原案に財政健全化計画への批判なく成長戦略力説した日経
◆PB黒字化5年延期 経済財政諮問会議で先週示された経済財政の基本指針「骨太の方針」原案は、財政健全化に向け、基礎的財政収支(PB)を黒字化する目標時期を2025年度とし、従来目標より5年遅らせた。また、21年度まで社…

トランプ流ディール、レーガンの教え生かされず
米朝“宴の後”で 非核化・拉致問題の行方 (1) 史上初の米朝首脳会談という全世界の注目を集めた“宴”が幕を閉じた。会談の内容や成果を総括しながら、非核化と日本人拉致問題の行方を探る。 「自分は何のためにここに来たの…


自衛隊配備「一定の理解得た」 「遅くない時期」に判断示す
3期目の中山義隆・石垣市長に聞く 陸上自衛隊の南西諸島配備が進む中、石垣島はいまだ配備受け入れを表明していない。安全保障に理解を示す中山義隆市長が3月に3選を果たしたことで、配備に向けた動きの加速が予想される。3期目に…

生焼けのケーキのような判決 A half-baked cake
生焼けのケーキは、全然ないより良いかもしれないが、それにしても、あまり良くはない。このたび、最高裁判所の判決によって、ケーキ店主は、自身の宗教的信念に反して、同性婚のためのウェディングケーキを焼かなくてよくなった。この…


ロシアの愛する「ウィーン外交」
ロシアのプーチン大統領は5日、オーストリアを訪問した。欧米の制裁下にあるが、4期目の大統領就任後、初の西欧訪問先にオーストリアが選ばれたということもあって、ロシアのトップを大歓迎した。(ウィーン・小川 敏) 制裁解除訴…

衆院では中選挙区制復活を
平成国際大学教授 浅野 和生 二大政党制は世界の傍流 数合わせ再編招く小選挙区制 非自民政党の政党再編には、常に「自民党政権に代わり得る政権の受け皿作り」が掲げられる。また、さまざまなテレビや新聞が、政権交代が一定のペ…

核搭載可能の新型ICBM 中国、配備間近か
中国が5月27日に新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)DF41の試験発射を実施したことが明らかになった。昨年11月に続く試射は10回目となり、核搭載可能で大型のDF41の完成は間近とみられている。 米国防当局者によると…

「筋肉」だけじゃない トップアスリート「脳」
早稲田大学スポーツ科学学術院の彼末一之教授が解説 筋肉は脳からの命令で初めて萎縮して力を発揮する。トップアスリートは筋肉が優れているだけでなく、指令を出す脳の働きも優れている。東京都医学総合研究所はこのほど、都民講座「…

「安倍憎し」で強引に“萩生田叩き”を続け「母親の偉大さ」否定する毎日
◆事件報道並みの扱い 毎日が自民党の萩生田光一幹事長代行の「ママがいい」発言を執拗(しつよう)に批判している。 おさらいしておくと先月、萩生田氏は宮崎市での講演で0~2歳の乳幼児の子育てについて「『男女共同参画社会だ…

歴史教科書に通州事件掲載を
大月短大名誉教授 小山 常実 日本人殲滅図った中国軍 戦時国際法違反の猟奇的蛮行 1937(昭和12)年7月29日、冀東自治政府の首都であった中国・通州で、自治政府所属の保安隊数千人が反乱を起こし、自治政府と通州駐留の…

軍のAI計画は「悪」ではない
米コラムニスト マーク・ティーセン グーグルが離脱を表明 平和守る米国の優位性 グーグルは従業員からの圧力に屈し、「メイブン計画」からの離脱を表明した。メイブンは、人工知能(AI)を利用して、無人機からの映像をより分け…

中国のキリスト教徒迫害、毛沢東時代以来で最悪 Chinese persecution of Christians worst since Mao
監視団体によると、中国でキリスト教徒やその他の宗教マイノリティーに対する迫害が文化大革命以来、最も激しくなっているという。過去数十年間では見られなかったペースで、教会が閉鎖され、聖書が没収され、信者が逮捕されている。 …
