露、海底通信ケーブルを監視


ビル・ガーツ

 米財務省は11日、ロシア連邦保安局(FSB)と協力して大西洋の海底通信ケーブルへの監視活動を行っているとしてロシアの水中設備企業ダイブテクノサービスに経済制裁を科すことを発表した。監視活動は将来の有事の際に、ケーブルを切断するなどして欧米の敵国を混乱させるためのものとみられている。

 財務省の発表によると、ダイブテクノサービスは、2007年からFSBと協力、11年にはFSBから150万ドルを受け取り、海底ケーブル監視のための潜水艇を調達し、「大量のデータを送る海底通信ケーブルの監視」を行っていた。


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