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トランプ政権、戦場での権限を強化

 トランプ政権は、戦場の軍指揮官らの権限を強化する新政策を、就任1年目の重要実績の一つと考えている。米政府高官は「大統領の最大の実績は、軍に戦わせるようにしたことだ」と指摘。「武力の行使には多くの制限があり、さまざまな面…

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新聞以上に偏向著しいTV

トランプVSリベラル・メディア(4)  日本のテレビは放送法によって「政治的公平」や「意見が対立している問題は多くの角度から報じる」ことが義務付けられている。これに違反すると、放送免許取り消し処分が検討されることもある。…

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ウォーターゲート事件へのノスタルジーを駆り立てる反トランプ勢力 Trump critics bring Watergate nostalgia back into vogue

 1973年に開かれたウォーターゲート事件をめぐる上院の公聴会を見逃したとしても、心配はいらない。共和党の大統領を失脚させたこのスキャンダルに対するノスタルジーの波が、反トランプ勢力を包み込んでいる。彼らはトランプ政権を…

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反基地活動批判の「ニュース女子」を「倫理違反」としたBPOの偏向度

◆反対運動の実態報道  メディア、とりわけ一部の新聞・テレビの偏向報道が表面化し、その信頼性が問われた1年だった。今年の春から、いわゆる「森友・加計」(モリ・カケ)問題で安倍晋三首相の介入疑惑を指摘する報道が続いたが、結…

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信頼低下、民主主義の危機

トランプVSリベラル・メディア(3)  昨年7月に米中西部オハイオ州クリーブランドで開かれた共和党全国大会は華やかに演出され、トランプ氏が正式な党の大統領候補に指名された。  その会場となったクイッケン・ローンズ・アリー…

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「赤旗」で3中総報告 共闘と比例票の二兎追う

立憲民主躍進の影に共産?  日本共産党は衆院選挙を総括する第3回中央委員会総会(3中総)を2~3日に開き、志位和夫委員長による幹部会報告、結語などを同党機関紙「しんぶん赤旗」3日付、4日付に掲載した。  主見出しは「共闘…

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総選挙後の「社会民主」 合流待望?立憲に秋波

政党要件を割った得票率  旧社会党を継承した伝統政党ながら、社民党は政党要件の確保が微妙になった。10月に行われた衆院選の比例区得票率は1・69%で、政党要件の2%を割った。もう一つの要件は国会議員数5人以上だが、2議席…

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「民進の出直し」 遭難した党組織で議論百出

「民進の出直し」 遭難した党組織で議論百出

参院不要論跳ね返す存在に  党の衆院側が公認を出さない選挙で、希望の党、立憲民主党、無所属と3分裂した民進党。衆院選後の前原誠司代表辞任・離党、またもや代表選というお家騒動が続き、11月に機関紙「民進プレス」は発行されな…

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座間9遺体事件に思う なぜ救えなかった若い命

孤独な人に仏を装う鬼  講談社の「週刊現代」(11・18号)に恐ろしい記事が載っていた。「私を愛した殺人鬼」のタイトルで、取材を受けたのは南関東在住の女性介護士(21)だった。人々を驚愕させた座間市9人バラバラ殺人事件の…

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25年間凍結の受精卵から赤ちゃん誕生 Baby delivered with longest-frozen embryo

 命が受胎で始まるとするなら、テネシー州東部で先月生まれた赤ちゃんは24歳半だ。出産に成功した受精卵の中で最も長期間、冷凍されていたことになる。  生まれたばかりのエマ・ウレン・ギブソンちゃんは、20年以上前の体外受精を…

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日韓友好への道 「朝鮮通信使」の役割果たす

ASIA文化経済振興院理事長 姜 星財氏に聞く  歴史・領土問題をはじめ難しい課題を抱えた日本と韓国。その両国を舞台に、四半世紀前から文化人、芸術家、経済人、そして青少年を中心にした民間交流に尽力する韓国人がいる。社団法…

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文政権が招いた外交惨事

 これまで中国が韓国を無視しなかったのは、韓国の背後に米国という心強い後ろ盾があったからである。しかし、韓国に親中・親北政権が登場すると、中国は韓国を見下し始めている。  文在寅大統領が13日、韓国を代表し「国賓」として…

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政治記者の9割民主党支持

トランプVSリベラル・メディア(2)  「新聞なき政府か、政府なき新聞のどちらかを選べと問われたら、躊躇(ちゅうちょ)なく後者を選ぶ」  第3代米大統領トーマス・ジェファソンが語ったこの有名な言葉は、言論の自由や民主主義…

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行方左右するルラ元大統領の裁判、来年10月にブラジル大統領選

不出馬なら混戦の見通し  ブラジル大統領選が来年10月に予定されている。世論調査では、本命は左派系のルラ元大統領だが、汚職絡みの裁判が続いており、混戦となることも予想される。 (サンパウロ・綾村 悟)  ブラジルのダッタ…

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英のEU離脱交渉は藪の中

日本国際問題研究所特別研究員 遠藤 哲也 溝大きく「貿易」手付かず 双方の足を引っ張る内部問題  本編は本紙2016年12月19日付の続きであり、今回は英国の欧州連合(EU)加盟の是非を問う国民投票後の経緯、難航する離脱…

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相次ぐ誤報に批判の嵐

トランプVSリベラル・メディア(1)  米紙ニューヨーク・タイムズやCNNテレビなどの主要メディアとトランプ大統領の「戦争」は収まる気配がない。昨年の大統領選では偏見があったためトランプ氏の勝利を予測できなかったと批判さ…

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伊方原発の運転差し止めを決定した高裁の見識を酷評する読売・産経

◆仮処分の弊害顕在化  読売が「証拠調べを十分に行わずに短期間で判断する仮処分は、効力も即座に生じる。高度な知見を要する原発訴訟への適用は慎重であるべきだ、とかねて指摘されてきた。その弊害が改めて顕在化した」(14日社説…

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普天間飛行場移設遅れ、宜野湾市民から不満噴出

普天間第二小に米軍ヘリ窓枠落下、移設遅れで市民から不満噴出

校舎移転頓挫で危機高まる  米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)に隣接し、ヘリ墜落など事故の危険にさらされてきた同市立普天間第二小学校の運動場に米海兵隊所属ヘリCH53の窓枠が13日、落下した。同飛行場の早期移…

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エルドアン・トルコ大統領兼カリフの癇癪 Turkey’s tantrum

 論争にスマートに対応する能力で、責任ある指導者の適否が決まる。トルコのレジェプ・タイップ・エルドアンは、赤点を今まさに取ったところである。トルコの大統領兼カリフは、米国のイスラエル側にハンドルを切った外交政策にキレて、…

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北朝鮮からの迷惑な送り物

宮塚コリア研究所代表 宮塚 利雄 漁船漂着はエンジン故障 工作員なら冬の日本海選ばす  日本の海と空へ北朝鮮からの迷惑な送り物が届いている。筆者が本紙(8月15日付)で「日本海にある好漁場・大和堆での北朝鮮漁船の違法操業…

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地道な活動が道徳の副読本に

15年間続くチョウの個体識別、地道な活動が道徳の副読本に

石川県宝達志水町立・宝達小のアサギマダラのマーキング活動  石川県宝達志水町の町立宝達小学校では、渡り鳥のように長い距離を飛ぶチョウのアサギマダラのマーキング活動を続け、個体識別をしている。その活動が来年度から始まる道徳…

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「中道」ばかり強調し共産党流の「野党共闘」を薦める日経コラム「風見鶏」

◆保守に純化が敗因?  「負けに不思議の負けなし」。こんなタイトルの記事が日経の政治コラム「風見鶏」に載った(10日付)。希望の党の敗北を分析し野党の在り方を論じたもので、筆者は政治部次長の佐藤理氏。日経は経済新聞らしい…

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波紋呼ぶ「性的」中傷ツイート

米コラムニスト キャサリン・パーカー トランプ氏、辞任要求に反撃 女性議員がセクハラ疑惑非難  「地獄の特別な場所」は、このところ話題に上ることが多く、ひどく込み合っている。  始まりは2016年、オルブライト元国務長官…

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