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行方左右するルラ元大統領の裁判、来年10月にブラジル大統領選

不出馬なら混戦の見通し  ブラジル大統領選が来年10月に予定されている。世論調査では、本命は左派系のルラ元大統領だが、汚職絡みの裁判が続いており、混戦となることも予想される。 (サンパウロ・綾村 悟)  ブラジルのダッタ…

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英のEU離脱交渉は藪の中

日本国際問題研究所特別研究員 遠藤 哲也 溝大きく「貿易」手付かず 双方の足を引っ張る内部問題  本編は本紙2016年12月19日付の続きであり、今回は英国の欧州連合(EU)加盟の是非を問う国民投票後の経緯、難航する離脱…

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相次ぐ誤報に批判の嵐

トランプVSリベラル・メディア(1)  米紙ニューヨーク・タイムズやCNNテレビなどの主要メディアとトランプ大統領の「戦争」は収まる気配がない。昨年の大統領選では偏見があったためトランプ氏の勝利を予測できなかったと批判さ…

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伊方原発の運転差し止めを決定した高裁の見識を酷評する読売・産経

◆仮処分の弊害顕在化  読売が「証拠調べを十分に行わずに短期間で判断する仮処分は、効力も即座に生じる。高度な知見を要する原発訴訟への適用は慎重であるべきだ、とかねて指摘されてきた。その弊害が改めて顕在化した」(14日社説…

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普天間飛行場移設遅れ、宜野湾市民から不満噴出

普天間第二小に米軍ヘリ窓枠落下、移設遅れで市民から不満噴出

校舎移転頓挫で危機高まる  米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)に隣接し、ヘリ墜落など事故の危険にさらされてきた同市立普天間第二小学校の運動場に米海兵隊所属ヘリCH53の窓枠が13日、落下した。同飛行場の早期移…

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エルドアン・トルコ大統領兼カリフの癇癪 Turkey’s tantrum

 論争にスマートに対応する能力で、責任ある指導者の適否が決まる。トルコのレジェプ・タイップ・エルドアンは、赤点を今まさに取ったところである。トルコの大統領兼カリフは、米国のイスラエル側にハンドルを切った外交政策にキレて、…

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北朝鮮からの迷惑な送り物

宮塚コリア研究所代表 宮塚 利雄 漁船漂着はエンジン故障 工作員なら冬の日本海選ばす  日本の海と空へ北朝鮮からの迷惑な送り物が届いている。筆者が本紙(8月15日付)で「日本海にある好漁場・大和堆での北朝鮮漁船の違法操業…

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地道な活動が道徳の副読本に

15年間続くチョウの個体識別、地道な活動が道徳の副読本に

石川県宝達志水町立・宝達小のアサギマダラのマーキング活動  石川県宝達志水町の町立宝達小学校では、渡り鳥のように長い距離を飛ぶチョウのアサギマダラのマーキング活動を続け、個体識別をしている。その活動が来年度から始まる道徳…

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「中道」ばかり強調し共産党流の「野党共闘」を薦める日経コラム「風見鶏」

◆保守に純化が敗因?  「負けに不思議の負けなし」。こんなタイトルの記事が日経の政治コラム「風見鶏」に載った(10日付)。希望の党の敗北を分析し野党の在り方を論じたもので、筆者は政治部次長の佐藤理氏。日経は経済新聞らしい…

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波紋呼ぶ「性的」中傷ツイート

米コラムニスト キャサリン・パーカー トランプ氏、辞任要求に反撃 女性議員がセクハラ疑惑非難  「地獄の特別な場所」は、このところ話題に上ることが多く、ひどく込み合っている。  始まりは2016年、オルブライト元国務長官…

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迫るバイオテロの危機

 連日、北朝鮮籍と思われる木造船に関するニュースの中で、軍事評論家や専門家(識者)がコメントしている。  一方、11月30日の参議院予算委員会で、自民党の青山繁晴議員が「北朝鮮の木造船が次々に漂着している。異様だ。北朝鮮…

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「赤旗」突出 1021部、全国都道府県庁の政党機関紙購読

【特報’17】 公費から年3200万円超 本紙調査 議員の批判拡大も  世界日報はこのほど、情報公開などの手続きを経て、47都道府県庁における公費による政党機関紙購読の実態を調査した。その結果、日本共産党系機関紙の総部数…

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大相撲の日馬富士暴行事件で“当事者”貴乃花の心情に多少迫った新潮

◆沈黙を貫き「悪役」に  大相撲の日馬富士暴行事件がいまだに解決していない。テレビのワイドショーでは連日取り上げられているが、同じことの繰り返しで、さしたる進展もなく、食傷気味の視聴者はこの話題が出てくるとチャンネルを変…

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「生命礼賛」の風潮への疑問

名寄市立大学教授 加藤 隆 物欲的価値のみを重視 大いなるものへの畏れなし  生きてこそなんぼという価値観、生命尊重主義、若さこそ人間の輝きというような「生命礼賛」の風潮が社会の隅々にみなぎっている。教育界はここ20年「…

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アラバマ州上院補選の敗北でバノン氏を批難する共和党 Republicans blame Bannon for election loss in Alabama

 共和党は極めて保守的なアラバマ州で行われた12日の選挙(上院補欠選挙)で喫した手痛い敗北を受け入れようとしているが、多くの批判が渦巻いている。その矛先のほとんどは、ホワイトハウスの首席戦略官だったスティーブ・バノン氏に…

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エルサレム首都認定のトランプ米大統領に苦言であふれた「サンモニ」

◆テロ増大懸念する声  トランプ米大統領が6日に発表したイスラエルの首都エルサレムの承認に、国際社会は騒然とした。ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の世界3大一神教の聖地が存在するエルサレムをめぐって、まさに歴史を通した争…

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左派が牛耳る文在寅政権 歴史解釈の塗り替え図る

日本との条約、協定見直しも  韓国の文在寅(ムンジェイン)政権は学生運動出身者であふれている――。スキャンダルに見舞われた朴槿恵(パククネ)大統領を「ろうそくデモ」という場外乱闘で退陣に追い込み、その勢いをかって大統領の…

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ストロングマンの時代 指導力問われる文大統領

「朴正煕を見習う」とは言えず  朝鮮半島は歴史的に周辺を強大国に囲まれ、翻弄(ほんろう)されてきた。右顧左眄(うこさべん)しながら、大国をテコにして生存を確保する外交に終始せざるを得なかった。そうした地政学的条件が彼らの…

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核戦力の増強進めるロシア

 米国防総省当局者によると、ロシアは核戦力の増強を積極的に進め、2026年までに、新型の低出力、超低出力弾頭を含む8000発の核弾頭を配備する。出力の小さな弾頭は、兵器条約の制限をかわすためであり、紛争の早い段階で核を使…

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北朝鮮のサイバー戦 違法な通貨獲得の手段に

狙われたビットコイン  北朝鮮の弾道ミサイルに対抗するため、小野寺防衛大臣は、日米が共同で開発する新型迎撃ミサイル「SM3ブロック2A」搭載の「イージスアショア」(陸上型イージス)の導入を決断、この19日にも閣議決定され…

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再生可能エネルギーに否定的な税制法案 Tax bills for economic growth dismiss renewable fuel boom

 テキサス州は風力発電で全米一になったが、共和党の牙城で、石油の豊かなこの州の保守派は、再生可能エネルギーが他のどの部門よりも急成長しているにもかかわらず、依然として再生可能エネルギーに対して懐疑的だ。  政治的駆け引き…

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見えずとも、また楽しからずや

闇を生きる タキサワ・USA元副社長 長宗 繁氏に聞く  齢(よわい)を重ねていくと、体の不自由を強いられることが多くなる。老いるというのは、五体満足から不満足への移行ということもできる。とりわけ失明というのは、それこそ…

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軍拡と強権統治続ける中国

ユーラシアアジア動向セミナー  ユーラシアアジア動向セミナー(中国研究所・アジア調査会共催)が6日、東京港区の毎日ホールで開催された。拓殖大学名誉教授の茅原郁生氏が「習近平2期政権と対UA戦略~一帯一路戦略に通じた中印関…

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