「社会の分断」助長する報道


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 「多様性の尊重」を説きながら、自らの考えに沿わない主張や保守派の価値観に対しては、レッテル貼りして非難する――。米リベラルメディアには、こうした批判が根強くある。

 保守系雑誌「ニュー・アメリカン」のウィリアム・ジャスパー上級エディターは、メディアが人工妊娠中絶や同性婚に反対するキリスト教徒たちを一方的に非難しているとし、「リベラルメディアは保守派の価値観を悪魔のように扱っている」と主張。米金融情報提供会社「インベスター・ビジネス・デイリー」も「大手メディアは、地方に住む米国人を古くさい宗教的信念に固執する、ばかな田舎者とみている」と批判する。


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