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尖閣問題理解せぬ政府と国民

エルドリッヂ研究所代表・政治学博士 ロバート・D・エルドリッヂ 奪還戦略より実効支配 賢い行政と外交で防衛可能  日本人は何らかの事件後の責任追及は上手だ。ところが事前に注意を喚起され、政策提言や問題提起を受けても、日本…

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相次ぐ企業不正の原因に経営陣の無責任体制を指摘する読売・日経

◆日本製品の信頼失墜  おいおい、これで日本の未来は本当に大丈夫か? 不安が大きく広がる事態である。神戸製鋼所や日産自動車、SUBARU(スバル)という日本を代表する企業で明らかになった品質管理の不正は、三菱マテリアルや…

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ハイチ人は祖国復興に立ち上がれ Going home to Haiti

 「一時的」というのは、どのくらいの期間を言うのであろうか。人生に関する極めて多くの疑問の場合と同じように、その答えは、出たとこ勝負である。赤々と燃えているストーブの前に座っている人にとっては「一時的」に座っているとは、…

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平和解決望むなら石油禁輸

 中国は国境紛争で対峙するインドを牽制(けんせい)するために隣国パキスタンの核武装を間接的に支援した先例がある。それもあって、北朝鮮の核武装も日本を牽制するために「暗黙の了解」を与えているのではないかと疑問視されている。…

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訪中で変身した米大統領

拓殖大学国際日本文化研究所教授 ペマ・ギャルポ 言論・宗教弾圧を黙認 姿勢変えぬ安倍首相に期待  10月下旬から11月に掛けてメディアの関心事は言うまでもなくトランプ米大統領の東および東南アジア訪問であった。同時にアジア…

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英国とEUが離脱清算金基本合意

次の課題は通商協議  英国の欧州連合(EU)離脱の重要案件だった清算金の金額について、EUは11月末までに大筋合意したことが明らかになった。離脱交渉の第2段階である通商協議に向け、道が開かれた形だ。ただ、アイルランドとの…

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施設養護から家庭的養育へ転換

新しい社会的養育ビジョンの今後  児童福祉法が改正され、施設養護から家庭的養育へ、大きな転換が図られた。乳児院や児童養護施設の機能を里親委託や特別養子縁組で代替していく方向だ。これからの社会的養育が目指すもの、今後の課題…

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超少子化時代に多産の女性を表彰して何が悪いのか、朝日の感性を疑う

◆出産直後の女性支援  「ドゥーラ」という言葉をご存じだろうか。米国では助産婦という職業が一時衰退した経験があり、出産直後の女性を支援する専門家が一つの職業として確立された。それを「ドゥーラ」と呼ぶそうだ。作家、天童荒太…

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問われる米国の倫理基準

米コラムニスト マイケル・ガーソン セクハラへの意識が変化 使命果たさない宗教右派  驚くべきことが日常的に起きている今の政界でも、これほど意表を突かれるようなことはあまりない。トランプ大統領が就任し、米国人のセクハラへ…

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北ミサイル潜水艦開発に思う

元統幕議長 杉山 蕃 探知システム突破は困難 ペイしない大型化・長射程化  先日、北朝鮮のミサイル潜水艦開発を決定付ける衛星写真が米国から公開された。映像は北朝鮮造船所の衛星写真で、円筒形の潜水艦用サイロとおぼしきものが…

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国会は北朝鮮問題議論を

 11月18日、岩手県盛岡市で「北朝鮮の核開発・ミサイル発射と国民保護」と題する講演を行ってきた。講演では北朝鮮の核開発の現状やミサイルの能力について解説し、日本の対応能力・対策について、私の見解を述べた。  折しも、北…

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中国の「孔子学院」 欧米で広がる懸念、閉鎖の事例も

特報’17  中国が「ソフトパワー」戦略の柱として、海外の大学などに中国語や中国文化を教える「孔子学院」を猛烈な勢いで設立している。だが、欧米諸国では近年、中国共産党のプロパガンダ機関が教育現場に介入すること…

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文春・新潮は慰安婦問題の根っこにいる「反日日本人」にもメス入れよ

◆背後に中韓反日団体  韓国文在寅政権の“反日暴走”が止まらない。トランプ米大統領歓迎晩餐会に「慰安婦」を出席させ、エビに「独島」の名を冠して供するかと思えば、極め付けは「従軍慰安婦の日」まで制定する。一昨年12月の日韓…

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始まったかサウジ大変事

東京国際大学名誉教授 渥美 堅持 王族ら拘束し財産没収 慣例無視の王位継承で内紛も  中東で最も危惧され、恐れられていたことが始動したのではないかとの懸念が世界に広がり、強い警戒感が抱かれる事態が発生した。それは国際世界…

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「ペンス・ルール」:副大統領はどのようにセクハラスキャンダルを避けているのか ’Pence rule’: How vice president steers clear of any sexual misconduct scandal

 マイク・ペンス米副大統領は、妻以外の女性と二人きりにならないようにしていることが明らかになった時、散々あざ笑われた。だが、影響力のある男たちによるセクハラが次々に告発される中、ペンス氏のポリシーは堅過ぎるというより、む…

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複雑化する社会の中で医療の原点と時代劇の可能性示すNHK「赤ひげ」

◆船越の好演で見応え  今年は小説家、山本周五郎の没後50年であることから、NHKは彼の不朽の名作『赤ひげ診療譚』を原作とする時代劇「赤ひげ」を放送中だ。連続8回のうち、1日(金)で5回を終えた。江戸の医療所「小石川養生…

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トランプ氏リツイートで英極右に脚光 Trump retweets shine spotlight on fringe British far-right figure

 ジェイダ・フランセン氏は、知名度の急上昇に大喜びだ。  「『自由世界』のリーダーがわざわざ、私のツイートのうちの3本をリツイートし、支持してくれ、喜んでいる」とワシントン・タイムズに語った。  英国の極右組織「ブリテン…

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胡桃を味わうため固い殻を割る

くにたちふれあいコンサート 声楽家 遠藤喜美子さんに聞く  国立市の高齢者福祉を考える会(遠藤喜美子代表)が主催するくにたちふれあいコンサートの第14回が11月17日、「日韓親善友好の音楽の調べ」と題し、くにたち市民芸術…

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比、和平交渉打ち切り

NPAの襲撃相次ぐ 共産勢力との関係決裂  フィリピンのドゥテルテ大統領は11月23日、共産勢力との和平交渉の打ち切りを宣言した。各地で襲撃を繰り返す軍事部門の新人民軍(NPA)をテロ組織と認識する方針を示し、全面戦争も…

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区庁舎内での政党機関紙配達、世田谷区民が禁止求め陳情

特報’17 議会で批判噴出 区は実態解明の調査へ  東京・世田谷区の区庁舎内で職員個人に対して政党機関紙の勧誘・配達・集金が行われている実態が明らかになり、世田谷区民がこのほど区議会に配達などの禁止を求める陳…

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企業買収で米に侵入する中国

 米国防当局者らは、カナダの衛星通信企業ノーサット(本社バンクーバー)の中国ハイテラ・コミュニケーションズへの売却が発表されたことを受けて、国家安全保障上の脅威となる可能性があるとして懸念を表明した。  売却がこの夏、発…

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エジプトで最大規模のテロ、イスラム宗派間対立が顕在化

 イスラム教対他宗教の対立、スンニ派とシーア派の宗派間闘争が顕在化している。しかし、イスラム指導者の中に、聖典コーランやイスラム法などのイスラム教自体が抱える問題として自覚し、責任を痛感する人物は少なく、西側世界に責任を…

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いかなるテロも容認せず ムサ・モハメット・カラマ氏

スーダンのムサ・モハメット・カラマ工業相に聞く  ウィーンで開催中の国連工業開発機関(UNIDO)総会に参加したスーダンのムサ・モハメット・カラマ工業相は28日、本紙との単独会見に応じ、トランプ米政権が先月、スーダンへの…

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